今年の夏は本当にかき氷を食べたくなります。
かき氷と言わずとも、私は家でしょっちゅう氷をかじっていますが・・
巷ではかき氷が何だか溢れている、空前のブームになっていると思います。
だけど1杯1000円超えのものばかり。
氷にこだわったり、トッピングにこだわったりなので適正価格なのかも
知れないけれど、お高い・・・・
昔は駄菓子の領域だったような気もしますが。
かき氷といえば、ふと子供のころを思い出します。
丸い専用の器で氷を作って(真ん中に穴が開いてるのね)
それをかき氷機でガリガリと母が削ってくれたのは
子供の私たちには特別なデザートでした。
いちごやメロンの蜜(今はわかるけどすっごい偽物)をたっぷり入れてとせがみ、
弟と争うように食べた思い出。
食べ終わると、赤や緑に染まった舌を見せあいっこしたりしてね。
氷ができるまでが待ちきれなくて、何度も冷凍庫を覗く私たち。
そう、今みたいな冷蔵庫じゃないので、凍るまでなかなか時間がかかるんですよね。
たまーに母が作ってくれた「シャービック」
これもご馳走でした。今も売ってるみたいです。
製氷皿に四角いシャービックを固めて、シャリシャリと食べると
頭がキーンと痛くなります。
懐かしいなあ。母が一生懸命私たちに作ってくれたあれやこれや。
本当にありがたい大事な思い出。
きっとこんな艶やかなかき氷より心に残っていくことでしょう。
(こういう思い出に父は不在なんですよねw)