モンテ・クリスト伯/Amour de 99! | Bitter Sweet Days Again!

Bitter Sweet Days Again!

人生楽しく、備忘録

1週間前に宝塚見たばかりですが、
今度は宙組です。
前回の花組は千秋楽に近く、今回の宙組は開幕すぐ!の観劇となりました。


Bitter Sweet Days Again!-monte

モンテ・クリスト伯


日本では「巌窟王」で知られている小説の舞台化。
原作は恐ろしく長いと思うし、たぶん小学生くらいのときに
子供向け小説を読んでいるはずなのだけど、おぼろげにしか筋がわかりません。

だけどこの舞台、とってもテンポがよくて面白かった!
そもそも暗い話なんですよね。
エドモン・ダンテスを幸福の絶頂から不幸のどん底に落とした3人に
復讐する話。
ダンテスは恐ろしい獄門島につながれ、そこで出会った老人により
知恵と教養と財宝を授けられ、脱獄し、名前をモンテ・クリスト伯と替え
3悪人に迫っていくのです。

まあその過程がきっと恐ろしく長いんでしょうけど、簡潔にまとめられてたし。
最後はかつての婚約者だった女性と新たに歩みだしていく、、という

あれ?最後はこんなだったっけ?と思ったのですが、宝塚的に変更しているようです(笑)

途中、狂言回し的な現代の高校生を絡めて(高校生たちがモンテ・クリスト伯を舞台化する設定)
うまく長い場面を説明してくれたので、わかりやすかったんですね。
暗い話もそれが適度な息抜きになり、石田先生の演出の勝利、でした。

レビューショー Amour de 99!!

来年100周年を迎える宝塚を支えてきた、今は亡きレビュー作家へのオマージュ。
名前しか知らない先生方も多かったけど、
演出家の先生によって、作風の違いがはっきりしていて面白かった。
長年見ているファンにとっては、きっと懐かしいだろう名場面の再演。

かつて寿美花代(高島兄弟の母)が演じた有名な「パイナップルの女王」
今回トップの凰稀(おうき)かなめが、再演。
いやー、迫力あってかっこいいし、きれい。
背が高いし、大柄、骨格もしっかりしていて(他人と思えず)、親近感がわきましたw
彼女は歌がちょっと弱いんだけど、なんというか優しげな風貌が
魅力だなーと思う。(今回のポスター写真はイマイチだけど・・・)
相手役の実咲凛音も、顔立ちが美しく、二人並ぶとなんだかほほえましいコンビだと
私は、好みです!(w 

あと、亡き大浦みずきさんが踊ったパッツィの館、泥棒紳士(だっけ?)
これの再演もステキでした。
なーちゃん、思い出すなー汗


そしてそして、宙組といえば、忘れてはいけない、組長の
寿つかささん!(すっしーさん)

今回もやっぱりステキなダンスでした!
お芝居では老け役でしたが・・・・
でもショーになるとパリっと恰好よく!スタイルも変わらず
真ん中近くで踊っていらっしゃる。
この方、こんなにカッコいいのになんでトップ路線じゃなかったんだろう・・・
今回もスッシーさんをガン見した私でした。