どうもどうも

Ramuoです。

本日もよろしくお願いします。

さて、早速本題に入りますが今回はフランス🇫🇷vsウルグアイ🇺🇾です‼️


ウルグアイはカバーニが欠場ということで大幅な戦力ダウンになってしまいました。


その結果スアレスが完全に孤立してしまいましたね😅



とまあそんなことを言いながらフランス1点目のシーンを振り返ってみましょう。

こちら






私動画を載せられることを初めて知りました笑



このシーン、グリーズマンが1回フェイントを入れるのは違う場面でもやっていたのですがこれはクラブでもやっているプレーなのでしょうか?


アトレティコの試合をチェックされている方教えてくださいm(__)m

ともあれ圧巻なのは狙ったターゲットに点を取らせる組織力です。

キックの直前にヴァラン以外の選手はゴールに向かって動き相手のラインを押し下げます。

みんなのおかげでフリーに動けるヴァランは1人だけ横の動きをしてニアに走り込みあとは高さを活かしてすらすだけ。

前の記事のコンパニの得点に似ていますがウルグアイはしっかりヴァランに1人付いているのです。

しかしヴァランはグリーズマンが蹴る直前にマーカーを手で押し込んでいます。

押し込んだ勢いでニアに飛び出すヴァラン。

しかも相手はこのタイミングで押されてしまうと姿勢を直す頃にはヴァランは遥か彼方です。

さすがは百戦錬磨レアルのレギュラーCBです。

セットプレーの読み合いはお手の物といったところでしょうか。



つづいて2点目のシーン。



ポグバのボール奪取が全てな気がします。

パスの受け手の死角から足を出して掻っ攫う。

お手本のようなプレーです。

あれをされたらこのように倒れてファウルのアピールをする以外やることがありません。

さて、その後のグリーズマンのシュートシーン



画像でも分かるのですがこの時点でDFはしっかりシュートコースを切ることができていると言えるでしょう。

カーブをかけて少し空いた左隅を狙うこともできますが巻いて打つシュートと違って外に逃げ切らないうちにGKにセーブされる可能性が高いです。


しかしこの状況、実はフランス側がパスを渡せる状態にある選手がいないのです。

それに加えて、カウンターの際にフランスは前線の選手だけで完結させる能力があるので基本的に後ろのサポートがありません。

シュートで終わらなければ逆にカウンターを受けるのです。

もはやパスターゲットがいない時点でグリーズマンはシュートを打つつもりだっのでしょう。

コースがなくても無回転なら可能性が残ります。

結果は皆さんご存知の通りGKのファンブルを誘い貴重な追加点となりました。

本当に素晴らしいシュートでした。





連日試合を複数回チェックしているので寝不足のRamuoでした。
こんにちはRamuoです


1日空いてしまいましたがブラジル🇧🇷vsベルギー🇧🇪の解説をしていきたいと思います。



それではベルギー1点目のシーンから


CK蹴る前のそれぞれのポジショニングはこんな感じです。

ブラジルはゾーンで守ってます。


ゾーンであっても1人で2人の相手はできないのですでに自分の担当エリアにいる選手や入ってくる可能性の高い選手を意識している状態です。

それぞれの意識しているであろう選手を丸で囲みます。


皆様お気付きの通り赤いユニホームで1人余っている選手がコンパニです。

このまま彼はフリーのままニアサイドに走り込んで行きます。


次の場面。

黒い丸は先程意識していた選手と変わっておりません。

基本的に構図は変わりませんがネイマールが綺麗に剥がされました笑

コンパニがニアに走りこんでおりブラジルもニアに3人を置いているのですが後ろからのコンパニを完全に視界に置くことは不可能です。


最終的にこのように完全に前を取られ、ブラジルの選手は重なってしまいました。

コンパニはミートできなかったのですが結果目隠しとなり流れたボールがフェルナンジーニョのオウンゴールを誘いました。



続いて2点目のシーン




CKのクリアからルカクがボールを収めてドリブルで持ち上がっています。

ここが1つのターニングポイントでした。

ブラジルの守備者はこの時点でドリブルを止めに行くか横のフリーの選手へのパスを止めに行くかの選択を迫られます。

ブラジルから見て左サイドに広大なスペースがある為そちらをあまり使われたく無いと判断した守備者はパスを止めることを優先したのでしょう。

しかしルカクはそのままドリブルを仕掛け見事に突破。





サイドに追いやってボールを確保しようとしたブラジルを嘲笑うかのようき悠々と逆サイドへボールを送り込みます。


カウンターの獣は相手の嫌がることを熟知していることが読み取れるプレーでしたね。



最後もボールホルダーともう1人をケアしなければいけない状況を作り出しシュートコースが空いた瞬間スーパミドルをぶち込みます。素敵。

常に守備者に対して選択を迫るどエライ攻撃でした。




ブラジルの反撃の1点についても書こうと思ったのですがあれに関してはコウチーニョ個人のパスの精度が高すぎる点もあるので割愛させていただきます。
申し訳ございません。



最後に気になったのはベルギーのカウンター時にルカクともう1人のFWが頑なに中に入って来ずにサイドに開いたまま味方の押し上げを待っていたプレーです。

FWが中に入らないことでSBは内側に絞ることができなくなります。

CBはリスクを冒してボールホルダーを潰しに飛び出すことを躊躇してしまいバイタルエリアへの侵入を簡単に許してしまったしーが何度かありました。


非常によく考えられたプレーです。
CFであればチャンスとあらば点を取るためによりゴールに近いエリアでプレーしたがるものですがルカクのサッカーIQは恐ろしい。

自分の得点数もさることながらチームの得点数を増やせるFWだと感じました。

モウリーニョが重用する理由がわかります。

彼1人でカウンターのバリエーションが数え切れないほど増えるのですから。




それでは。
どうもどうも
本日2回目の投稿Ramuoでございます。


決勝トーナメントも1回戦が終了していざ明日から2回戦というところでまさかのこのカードの振り返りをしておきたいと思います。

1回戦屈指の好カード🇫🇷vs🇦🇷でございます。


皆さんご存知の通りムバッペが覚醒し、メッシとの世代交代を予感させる試合でした。


しかし私は思うのです。

そして唱えたい。





アルゼンチンの敗因=ファシオ投入説





前半アルゼンチンはジルーのポストプレーに手を焼きました。

そこですかさず後半頭から空中戦に強いファシオを投入。

しかし結果はジルーを止めることには成功したもののファシオはフランスにスペースを与え続けてしまうわけです。


フランス3点目のシーン


この時点でのアルゼンチンのDFラインは統率が取れています。
一直線ですね。



この矢印が付いている選手がファシオです。

このさっきまで統率の取れていたDFもファシオがGKとの間のラインを気にしすぎるあまり矢印の方向にズルズル下がってしまいます。



そうすることでラインが崩れ円を書いた位置にスペースが生まれます。

この時ファシオはまだ下がっている途中なのでこのスペースに対して背を向けた状態になってしまっています。


見事円のスペースにクロスを通されファシオさんは出遅れます。

最後は混戦でしたがこの失点にはファシオが後ろを気にしすぎるあまり作ってしまったスペースを見事にフランスに使われました。


どんまいファシオ。





つづいて圧巻だったフランス4点目のシーン



CBがGKからのパスを受けたシーンからです。

このときボールホルダーの目の前には広大なスペースがあるのでそこまでボールを持ち込みます。


FWが相手DFを引き連れつつ中盤におりたところにボールホルダーがパス

このときDFを釣ることで元いた場所にスペースが生まれます


CBパスを受けたFWはすぐさま横の味方に叩きもう1人のFWが空いたスペースに走り込むだけ。

簡単ですね。





組織で守るというよりは人につくことを意識しているアルゼンチンにとっては最悪の攻めです。

最初の画像で分かる通りアルゼンチンはGKにプレスをかけているのでGKからDFにパスが通ってしまえばどうやったって数的不利になってしまうのです。

現代サッカーおそろしい😱


それにしてもお手本のようなスペースの作り方でそれを見事に突くフランスはお見事。


今後も注目していきたいと思います。







それでは