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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

高崎兜太句会2016年9月

 

他界される1年半前、とてもお元気で、兜太節健在♪

 

 

 

◆兜太先生、はやばやと到着。

このところJR新幹線の時刻表がかわって、

次だと遅れてしまう、とか。

来月から15分早めに始めることとなった。

句会の前にお話し。

前日、中村草田男「萬緑(ばんりょく)」の解散の会に

立ち会ってこられたとのこと。

    

  

兼題は「水田(みずた)」。

6月にこの句稿を提出しているので、

いまの季節とはそぐわない(笑)。

三句&問題句を一句選えらぶ。

今回はわれて、まずは5点の


   月を抱く水田一枚ずつの物語


この句を選ぶ。

ちょっとあまいかとも思うが・・・

兜太評:素朴な句。

     「月を抱(だ)く」ではなく「月抱(いだ)く」とすると

     平凡の非凡となる。


問題句のみで6点となったのはこの句。



   没頭すわたし秘かに棚田です


この句も選んだ。

兜太評:「没頭するわたし」と読む。

     なにかに没頭して不安、孤独な状態、

     「棚田」におちいった状態、自分は棚田的存在。

     平坦な田でなく、立体的な「棚田」であるのがよい。


兜太先生、今月の句の評価、点数で示された。


どうも「水田」「青田」などは苦手で、

今月は<無事通過>でした(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペラ「ウイリアム・テル」ロッシーニ作曲

 

昨年2024年11月に上演されたこのオペラ、

 

新国立劇場配信中! こちら

 

ウィリアム・テル | 新国立劇場 オペラ

 

 

どなたもご存知の序曲、

 

息子の頭の上の林檎をみごとに打ち抜くテル。

 

オペラは4幕、

 

1幕 75分、2幕 55分 3・4幕 85分。

 

【ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)】はゲジム・ミシュケタ

 

ゆたかなバリトン、恰幅いい姿態が頼もしい。


  【アルノルド・メルクタール】はルネ・バルベラ

 

もう輝かしいテノールが響き渡る。

 

 【マティルド】はオルガ・ペレチャッコ

 

さあ、これから2幕へ、いよいよヒロインの登場♪

 

 

 

 

ジョアキーノ・ロッシーニ
    ウィリアム・テル<新制作> 全4幕〈フランス語上演〉
    
  【指 揮】大野和士


  【演出・美術・衣裳】ヤニス・コッコス


  【アーティスティック・コラボレーター】アンヌ・ブランカール
  【照 明】ヴィニチオ・ケリ
  【映 像】エリック・デュラント
  【振 付】ナタリー・ヴァン・パリス
  【舞台監督】髙橋尚史
  【合唱指揮】冨平恭平
  【合 唱】新国立劇場合唱団
  【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団 コンサートマスター:依田 真宣


  
  【ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)】ゲジム・ミシュケタ


  【アルノルド・メルクタール】ルネ・バルベラ

 

 【マティルド】オルガ・ペレチャッコ


  【ヴァルテル・フュルスト】須藤慎吾
  【メルクタール】田中大揮
  【ジェミ】安井陽子
  【ジェスレル】妻屋秀和
  【ロドルフ】村上敏明
  【リュオディ】山本康寛
  【ルートルド】成田博之
 
  【エドヴィージュ】齊藤純子
  【狩人】佐藤勝司

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  

 

 

 

 

 

 

 

 

桐野夏生『光源』文藝春秋 2000 

 

 

このところ桐野夏生作品を読み返しています。

 

この『光源』全編に強度な筆力が漲って、

 

420ページに及ぶ長編を一気に読んでしまう!?

 

 

「いい映画を創る」その言葉に

 

全てを賭けるプロデューサー、

 

かつての恋人だった名カメラマン、

 

自分を天才と信じる監督、

 

人気絶頂の二枚目俳優、

 

かつてのアイドルたちが

 

映画作りの現場に集まった。

 

 

光源・スポットライトを浴びたいと

 

熱望する人たちしたたかな姿。

 

それぞれの思惑は錯綜し、衝突する、

 

どこまでも抉るような圧倒的な力を

 

佐々木敦氏は

 

<凶暴な「虚構」の力によって

 

「現実」を突き通している>という。

 

 

直木賞受賞後の長編第一作。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白木槿水朽ち声朽ちて真昼         掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木槿があちこちに咲いて。

花期は6月~10月と長いので、

一日花であっても、

 

ずっと咲いているように見えます♪

 

 

清楚な白木槿、

 

こちらのお庭では屋根に届きそう。

 

 

 

 

 







木槿はアオイ科フヨウ属の落葉低木で、

日本、朝鮮半島、中国が原産地。

 



木の高さはかなり大きくなり3メートルほどのも。

花の色は白、ピンク、赤などの五弁花で、

一重のほかに、半八重や八重の花も。
 

 

 

 

 

 

 

(画像はフリー画像からお借りしました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胎蔵曼荼羅おでむかえは鬼やんま       掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆蜻蛉・あきつ・鬼やんま・銀やんま・塩辛とんぼ

 

 麦藁とんぼ・精霊蜻蛉・黄蜻蛉・夕蜻蛉・蜻蛉釣

 

 蜻蛉生まる・糸蜻蛉・川蜻蛉

 

 

蜻蛉目の昆虫の総称。

 

肉食で、カなどを食べる益虫。

 

秋の季語。

 

 

 

うちの庭に蜻蛉が群れて♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆうらりゆらゆら空蝉になりにゆく       掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

「中 恵菜ヴィオラリサイタル」

              幻想曲集 0p73        シューマン
 
              おとぎの絵本 0p113       〃
 
              ヴィオラソナタ 変ホ長調     フンメル
 
               
滋味をたたえたヴィオラの豊かな低音、
 
華やかな中恵菜さんのリサイタル。
 
「午後のくつろぎワンコインコンサート」の第2回目。
              
 
                  中 恵菜(ヴィオラ) 
               原嶋 唯(ピアノ) 

               2025/09/12[金] 開演 13:30(開場13:00) 小ホール

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

田中泯×松岡正剛『意身伝心』春秋社 2013

 

 

松岡正剛(まつおか せいごう)によると

 

田中泯(たなか みん)とは飴と餡、

 

あるいはカナブンとバッタのようにどこか似ている、と。 

 

その二人が

 

「調(しらべ)で重なり、際(きわ)を交わし、端(はし)で考え」

 

境界をまたぎあい、秘密を差し出し」た対談。

 

 

もうワクワク&ドキドキの連続、

 

付箋だらけの本となりました。

 

 

◆本の紹介(Amazonより)

 

圧倒的な身体を持つダンサーと知の巨人たるエディターは

 

その才能をどのように育んできたか。

 

方法論から実践的な稽古の仕方まで、

 

二人の超感覚者が秘密を伝える現代の花伝書。

 

 

 

田中泯(Min Tanaka)


1945年、東京中野区生まれ。

クラシック・バレエとモダンダンスを学び、66年からソロダンス活動開始。

「ハイパーダンス」と称して新たな踊りのスタイルを発展させる。

78年パリ秋芸術際「日本の間」展で海外デビュー。

85年山梨県の農村に移住、農業生活を開始。

97年伝統芸能・民俗芸能に焦点をあて「舞踊資源研究所」を設立。 

その後も意欲的に踊り続け「場踊り(Locus Focus)」を展開。

2008年より、ダンサーとしての経験を生かし、

国内外を問わず多数の映像作品に出演。

現在も土方巽に私淑。著書『僕はずっと裸だった』『ミニシミテ』。



松岡正剛(Seigow Matsuoka)


1944年、京都市生まれ。

71年工作舎設立、総合雑誌『遊』を創刊、87年編集工学研究所を設立。

多様なメディア企画・制作に携わるとともに、

情報文化と日本文化を重ねる研究開発プロジェクトを展開。

2000年インターネット上に「イシス編集学校」を開校、

ブックナビゲーション「千夜千冊」の連載を開始、

現在(2013年)1500夜を突破しなおも更新中。

おもな著書は、『知の編集工学』『17歳のための世界と日本の見方』

『日本数寄』『ルナティックス』『フラジャイル』

『松岡正剛千夜千冊』(全7巻)『連塾―方法日本』(全3巻)

『法然の編集力』『千夜千冊 番外録 3・11を読む』『松丸本舗主義』ほか多数。