濃山吹傘を凶器の日日ありて 掌
◆山吹・濃山吹(こやまぶき)・葉山吹・白山吹・八重山吹
バラ科の落葉低木、渓流のほとりによく見られる。
3~5月ごろ、鮮黄色の五弁花を咲かせる。
一重の花は結実する。
庭園には八重山吹が多い。
葉がちのものを葉山吹という。
白山吹は別種。
春の季語。
濃山吹傘を凶器の日日ありて 掌
◆山吹・濃山吹(こやまぶき)・葉山吹・白山吹・八重山吹
バラ科の落葉低木、渓流のほとりによく見られる。
3~5月ごろ、鮮黄色の五弁花を咲かせる。
一重の花は結実する。
庭園には八重山吹が多い。
葉がちのものを葉山吹という。
白山吹は別種。
春の季語。
『月に吠える』の頃の朔太郎
<萩原朔太郎を朗読する>
無事に上演、終りました。
朔太郎『月に吠える』より
序の後半「犬が吠える」を読み、
次に 「遺伝」。この詩は『青猫』より。
この詩<犬が吠える>が大切なモティーフになっているます。
遺伝
人家は地面にへたばつて
おほきな蜘蛛のやうに眠つてゐる。
さびしいまつ暗な自然の中で
動物は恐れにふるへ
なにかの夢魔におびやかされ
かなしく靑ざめて吠えてゐます。
のをあある とをあある やわあ
もろこしの葉は風に吹かれて
さわさわと闇に鳴つている。
お聴き! しづかにして
道路の向ふて吠えてゐる
あれは犬の遠吠だよ。
のをあある とをあある やわあ
「犬は病んでゐるの? お母あさん。」
「いいえ子供
犬は飢ゑてゐるのです。」
遠くの空の微光の方から
ふるへる物象のかげの方から
犬はかれらの敵を眺めた
遺伝の 本能の ふるいふるい記憶のはてに
あわれな先祖のすがたをかんじた。
犬のこころは恐れに靑ざめ
夜陰の道路にながく吠える。
のをあある とをあある やわああ
「犬は病んでゐるの? お母あさん。」
「いいえ子供
犬は飢ゑてゐるのですよ。」
「竹」を二篇。
「蛙よ」とあの知られた最後の行
<帽子の下に顔がある>の
「蛙の死」を朗読いたしました。
蛙の死
蛙が殺された、
子供がまるくなつて手をあげた、
みんないつしよに、
かわゆらしい、
血だらけの手をあげた、
月がでた、
丘の上に人がたつてゐる。
帽子の下に顔がある。
宇野亞喜良 オリジナルイラスト
この4月14日(土)から始った
「春は文学館で きゅん。」、
萩原朔美館長による紹介が
youtubeにアップされていました。
4月の市長会見のなか、12分くらいから、
その前10分から山本龍市長による紹介のあとです。
◆萩原朔美館長の登場は12分40秒あたり
https:/
◆上毛新聞 「春は文学館で きゅん。」
https:/
全山の春光もとよりわが歪み 掌
噴きあげる蒸発願望春ゆうべ 掌
◆春の夕・春夕べ・春の夕べ・春夕(しゅんゆうう)・春の暮
春の夕暮。
一日の終わりを惜しむ情感。
古くは暮春の意味を持っていたが、
今日では春の季節が終ろうとする「暮の春」とは区別する。
春の季語。
樹下春光内耳たどれば地中海 掌
◆春光・春の光・春色(しゅんしょく)・春の色
春の日の光をいう。
広くは春の風光を指す。
春の季語。