サンデーモーニング朗読会
昨日2日、朔太郎のバースデーのお祝い朗読会♪
朔太郎の孫で前橋文学館特別館長の萩原朔美さんの朗読&
軽妙で、ユーモアのあるトークに
会場はいっきになごやかになって、お客さまもリラックス。
朔太郎の<白>についての考察も語られて。
高坂麻子文学館長、4名それぞれの朗読。
私は「卵」「遺伝」を読みました♪
真山 仁『玉三郎の「風を得て』文藝春秋 2025
あの玉三郎の生い立ちを小説にした「秘すれば花」の第一部、
30年余のおりおりに玉三郎が語ったことばを記した
「その風(ふう)を得て」。
含蓄のふかい玉三郎のことばが響いてくる。
「演じるとは他人になることですが、自分を消すという意味で、
その瞬間、制御されている魂から、特化した想念が飛び出して、
一つの役柄になる」
「演じるに必要不可欠な要素があります。それは『何か』の存在」
また、「魂を孤立させないために筋道を照らすのが<闇>」などなど
幼少期、10代の写真も掲載されて。
◆本の紹介
稀代の女形、五代目坂東玉三郎。
歌舞伎の家の生まれではなく、芸養子として梨園に入り、
どう修業を積んでいったのか――
その生い立ちは意外なほど知られていない。
玉三郎と30年の交遊を結ぶ、
小説家・真山仁が長年の対話を元に小説形式で描いた第一部「秘すれば花」。
そして、玉三郎が傾倒する世阿弥の『風姿花伝』にちなみながら、
玉三郎の哲学と美学の深淵に迫った第二部「その風を得て」。
現代人に大いなる知恵を示す玉三郎の言葉の数々と、
貴重な写真を収録した完全保存版。
桐野夏生『柔らかな頬』文春文庫 2004
圧巻!
その壮絶、その真摯、その容赦なさ、
ひとの、人間性の極限までえぐりだすその筆致。
こんなにも痛いのにページをめくる手は止まらない。
1999年の直木賞作品。
◆本の紹介はこちら
私は子供を捨ててもいいと思ったことがある。
5歳の娘が失踪した。夫も愛人も私を救えない。
絶望すら求める地獄をどう生き抜くか。
「現代の神隠し」と言われた謎の別荘地幼児失踪事件。姦通。
誰にも言えない罪が初めにあった。娘の失踪は母親への罰なのか。
4年後、ガン宣告を受けた元刑事が再捜査を申し出る。
34歳、余命半年。死ぬまでに、男の想像力は真実に到達できるか。
装画:水口理恵子
装丁:大久保明子