石蕗の花湯のたぎる間の自堕落 掌
◆石蕗の花・石蕗(つわぶき)の花・石蕗(つわ)咲く
キク科の多年草。
暖地の海辺に自生し、また庭に植えられる。
晩秋から初冬にかけて、花茎の先に枝を分けて、
鮮黄色の頭花を散房状に開く。
冬の季語。
石蕗の花湯のたぎる間の自堕落 掌
◆石蕗の花・石蕗(つわぶき)の花・石蕗(つわ)咲く
キク科の多年草。
暖地の海辺に自生し、また庭に植えられる。
晩秋から初冬にかけて、花茎の先に枝を分けて、
鮮黄色の頭花を散房状に開く。
冬の季語。
「何物も無し! 進むのみ!」
萩原恭次郎生誕120年記念展、
前橋文学館で観てきました!
一歩展示室に入るとそこは
恭次郎(1899 - 1938年)の詩そのものの世界。
展示ケースはもとより天井、床、壁、
恭次郎の詩、言葉が、降りそそぐ!
恭次郎の体内空間に紛れ込んだよう。
ひとつの壁面には詩が一行ごとに映写され、
その前には車輪などのオブジェが
ランダムに置かれて。
このインスタレーション、
美術館に展示されていい作品ではないか!
と思えます。
この恭次郎展の展示会場そのものが作品では。
2020年1月26日(日)まで。
萩原恭次郎生誕120年記念は
群馬県立土屋文明記念館
「詩とは? 詩人とは?」と同時開催。
◆前橋文学館ホームページ
「多くの近代詩人を輩出してきた前橋。
その中にあって、大正末期から昭和初期にかけて、
きわめて先鋭的な活動を展開した詩人・萩原恭次郎――。
初期の抒情詩を経て、未来派、ダダイズム、
構成主義といった前衛芸術の波に身を投じ、
1925(大正14)年には、
日本におけるアヴァンギャルド芸術運動の
記念碑的詩集『死刑宣告』を刊行。
アナキズム、農民詩へとスタイルを変え、
美術や音楽、舞踊、演劇など、
他ジャンルとの往還的な活動を繰り広げ、
39歳で早逝した詩人は、
常に時代の先端を疾走し続けました」。
皆川博子「ゆめこ縮緬(ちりめん)」
<皆川幻想文学の最高傑作>と帯にある、本。
1989年に集英社から刊行され、
2001年に角川文庫になり、
待ちに待たれた再版。
カバーイラスト:伊豫田晃一
カバーデザイン:大武尚貴
「文月の使者」
「影つづれ」
「桔梗闇」
「花溶け」
「玉虫抄」
「胡蝶塚」
「青火童女」
「ゆめこ縮緬」
このタイトル、
このタイトルだけでぐっと惹かれてしまう・・・
「文月の使者」
「指はあげましたよ」
背後に声がたゆたった。
空耳。いや、なに、聞き違え・・・・・。
「影つづれ」
狂(たぶ)れた、と思う。
行けど行けど、果てしない野である。
「桔梗闇」
み、みィと、地蔵が鳴いた。
この最初一行がいっきに
妖しくも華麗な物語へ誘う。
彼岸と此岸、そのあわい、
時代は大正から昭和初期の設定。
非在の土地、登場人物、その会話、
西条八十の詩が闇をぬうようにはさまれて。
1989年 集英社刊
わたしの初読はこの単行本。
今回の文庫にはエッセイ
久世光彦「皆川博子には足がない」
葉山響・解説が採録されています。
2001年刊(集英社文庫)