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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きさらぎの迦陵頻伽の発声法            掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆如月

 


陰暦二月の異称。


寒さのため衣(きぬ)をさらに重ねてきるから


衣更着(きさらぎ)という説もある。



春の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白梅、いま五分咲きでしょうか。

 

ほのかな香り。

 

例年よりちょっとはやいよう。

雛祭りの花、<桃>ですが、

家ではこの白梅を飾ります♪

 

 

 

 

 






画像の倍くらいの木でしたが、

枯れ(病?)その横からでてきました。

果肉の厚いとてもいい実梅がなります。

もしかしたら南高梅かも。




















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゆきなずむ二月は楕円影濁る             掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月20日、

金子兜太先生の3回忌。

このご本を読み返しています。

他界、その1年前にこの本が出版されています。

 

その扉には兜太先生の雄渾な筆で

 

署名が入っています。



金子兜太『いま、兜太は』青木健編 岩波書店2016年12月刊

青木健さん、かつて三島由紀夫自刃で衝撃を受け、

日銀にいる兜太のもとへ駆けつけた編集者。


金子兜太、俳句生活八十年。

そのおりの兜太の「現在、ただいま」を

多角的にうかびあがらせる。

自選自解のよる百八句(煩悩の数でしょうか)。

インタビュー、これが面白い。

青木健による卓抜な問いに、

兜太がいともざっくばらんに語る語る。

おなじ事柄でもインタビュアーによりこんなにも違うか、

と、感心しきり。


この書名のタイトル『いま、兜太は』がじつにいい。

本の画像、書名が書かれているのみだが、

帯が半分以上あり、

そこに兜太の写真がどーんと

 

(ちょっとお地蔵様のよう)あって、

存在感たっぷり。

本屋さん、図書館で手にとってご覧ください。


◆目次

自選自解百八句(金子兜太)

わが俳句の原風景(金子兜太 聞き手 青木健)

いま、兜太は(ケダモノ感覚の句にしびれる(嵐山光三郎)

私の金子兜太(いとうせいこう)

存り在るひと(宇多喜代子)

進化する人間 深化する俳人とともに(黒田杏子)

兜太への測鉛(齋藤慎爾)

“霧”のみちのり―金子兜太の「古典」と「現代」(田中亜美)

希望の星(筑紫磐井)

うろつく兜太―十句を読む(坪内稔典)

生きもの感覚を見つめる(蜂飼耳)

ことばの体幹(堀江敏幸))



◆著者紹介

金子 兜太 (かねこ とうた) 俳人。

1919年埼玉県生まれ。東京帝国大学経済学部卒業。日本銀行に入行。
44年から終戦まで、海軍主計中尉(のちに大尉)としてトラック島に赴任。
戦後は日本銀行に復職し、74年に定年退職。
俳誌「海程」主宰。現代俳句協会名誉会長、朝日俳壇選者を務める。
日本藝術院会員、文化功労者、菊池寛賞、朝日賞など受賞多数。


青木 健 (あおき けん)  作家・編集者。

1944年京城生まれ。名古屋大学法学部卒業。
河出書房新社を経て、独立。
愛知淑徳大学非常勤講師(教授格)。
「星からの風」で新潮新人賞受賞




 

帯を取った表紙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二月銀わが潮騒のみなぎり           掌

 

   (しろがね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆二月



初春に当る。


寒さは厳しいが、

 

日脚は次第に伸びてくる。


春の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「暁斎×暁翠 父娘で挑んだ画の神髄」 

河鍋暁斎(かわなべきょうさい 1831-1881)、

暁翠(きょうすい 1868-1935)を

高崎タワー美術館で観てきました。


激動の幕末から明治維新、

 

そして文明開化という時代を生きた暁斎。

そのすざまじいまでの描写力、

その作品は圧倒的。

 

その線のみなぎる迫力。

万博、パリでの「第一回日本美術縦覧会」作品を出品し、

国際的な評価も高く、

建築家ジョナサン・コンドルの師でもある。



暁翠はその暁斎を父とし、

5歳の時の絵手本は暁斎みずからのお手製。

女子美術学校(現、女子美術大学)の教師を務め、

女性日本画家の先駆者といえます。



その画風もさすが親娘、似ています。

暁翠がやや端正でしょうか。

みごとな作品群。

 

もう圧巻です。



3月22日(日)まで。(会期中に展示替え)



◆画像はこちら(中央から下にあります)
   http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019120300028/




























 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルク・シャガール(1887年7月7日 - 1985年3月28日)

ー愛と祈りと冒険と。 8つの版画物語-

高崎市美術館で観てきました。

シャガールは旧ロシア(現在のベラルーシ)の

ヴィテブスクに生まれ。

豊かで、あざやかな色彩で描かれ、

幻想的で、その中心には恋人たちが手をつなぎ、空を飛ぶ。

銅版画やリトグラフ(石版画)などの版画作品、

なんと2,000点を超えるとか。

この展覧会では、旧約聖書に基づく『バイブル』、

『アラビアンナイトからの4つの物語』、

『悪童物語』『サーカス』『オデッセイ』

などがずらりと並びます。

全279点の展示で、もう見応え十分。

『ダフニスとクロエ』の展示室では

ラヴェル作曲の「ダフニスとクロエ」が

しぼった音で流れて。


お出かけになるときは時間に

 

ゆとりをもって、どうぞ。

3月29日(日)まで。


◆高崎市立美術館
 http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019100100013/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河津桜、咲きました!

あすこに、ここに、

一輪、二輪と咲いています。

 

 

 

 

 

 



この暖冬でいつもの年よりずっと早いような♪

ふっくりとふくらんだたくさんの蕾。

これから、これから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<言葉と身体(しんたい)>

遠藤啄郎さんへのインタビューで、

山本掌の個人俳誌「月球儀」第3号で、

たっぷり語っていただきました。



萩原朔太郎の詩の朗読についても発言されています。

「近代・現代詩というのは声にするのがむずかしい。


しかし朔太郎だとやはりちゃんとそこに

 

呼吸が書かれている。・・・」


そのインタビューが

「遠藤啄郎ブログ」にアップされていますので、こちらに。




 劇作家・演出家 遠藤啄郎
     聞き手 山本 掌
  


  <音と言葉の身体>

日本語を発する その1
 http://endou-takuo.blogspot.com/2011/11/blog-post_27.html



古典を朗唱する その2
 http://endou-takuo.blogspot.com/2011/11/blog-post_28.html


呼吸の詰め放し その3
 http://endou-takuo.blogspot.com/2011/11/blog-post_29.html


古典劇、現代劇 その4
 http://endou-takuo.blogspot.com/2011/11/blog-post_30.html


インドネシアの舞踊や演劇 その5
 http://endou-takuo.blogspot.com/2011/12/blog-post.html


賢治の日本語 その6
 http://endou-takuo.blogspot.com/2011/12/blog-post_02.html





 

山本掌個人俳誌「月球儀」

(装画:司修)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

遠藤啄郎「極楽金魚」 

 

 

 

 

遠藤啄郎演出で出演したのはこの2本の戯曲。

◆「極楽金魚」遠藤啄郎 作・演出

「極楽金魚」は四国高松に伝わる「奉公さん人形」の由来を

元に創作した作品で、遠藤啄郎の初期の作。

「奉公さん人形」は病気の子に添い寝させ、

病を引き受けさせ、明朝、海に流すという身代わり人形のこと。

ラジオドラマとして執筆・放送、

その後、演劇、人形劇、日舞、説経節として上演、

児童文学として出版された名作。

舞台作品は、パリの劇場をはじめヨーロッパを

3ヶ月半にわたりを巡演されました。

その「極楽金魚」を遠藤先生の演出で、

オペラ育成部で上演。

私は町の巫女(左から2人目)です。

 

 

 

 

 

 







◆「龍の子太郎」遠藤啄郎 脚本・演出

「龍の子太郎」は松谷みよ子原作、

お読みになった方もいらっしゃるのでは。

「こどもの城開館5周年記念」の公演(1990年 全20回)。



役者は中村梅雀(前進座)、

 

元宝塚の順みつき、

京劇、青年座、横浜ボートシアターの面々。

合唱は声楽のソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトン。

楽師も笛(中国)、エスラジ、

 

パーカッション(バリ・アジア)、グンデル、

クラリネット、オーボエ、コントラバス、

オルガンといった東西の楽器が集結し、

すべて矢吹誠のオリジナル曲で構成されています。


この青山劇場も無くなってしまった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 



遠藤先生の仮面を使った稽古で、

<猿>の全面をつけて演(や)っています。