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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メトロポリタン歌劇場、第24週。

今週は<ヴェルディ特集>、

昨日から始まりました。



まず、「リゴレット」これは1度見ましたが、

ダイジェストでアリアや四重唱、を繰り返して。

公爵邸ではなくて絢爛豪華なナイトクラブ(!?)

スパラフティーレのコツァン、

バスの深々とした黒い<声>

鋭利な容姿とともに印象深い。





 

フォロストコフスキー&ネトレプコ

 

 



今日はフォロストコフスキーのルーナ伯爵。

先日の「イル・トロヴァトーレ」は2011年、

フォロストコフスキーの声、演技もじつに充実。

療養のあとメトロポリタン歌劇場に復帰した2015年の公演。

ネトレプコとの競演も見逃せません。





 ◆https://www.metopera.org/user-information/nightly-met-opera-streams/

このアドレスへゆき、

日にち、タイトルをクリック。

オペラの画面になったら、

左下の三角(右)をクリック、ご覧になれます。

NY時間19:30(日本時間次ぐ日の8:30~)23時間配信。

プログラムはこちら

Monday, August 24
Verdi「リゴレット」

 出演:Diana Damrau,
     Oksana Volkova,
     Piotr Beczała,
     Željko Lučić,
     Štefan Kocán,

 指揮: Michele Mariotti.  February 16, 2013.


Tuesday, August 25
Verdi  「Il Trovatore イル・トロヴァトーレ」

 出演: Anna Netrebko,
    Dolora Zajick,
     Yonghoon Lee,
     Dmitri Hvorostovsky,
     Stefan Kocán,

 指揮: Marco Armiliato.  October 3, 2015.


Wednesday, August 26
Verdi’「 Luisa Miller ルイザミラー」

 出演: Sonya Yoncheva,
    Olesya Petrova,
    Piotr Beczała,
     Plácido Domingo,
     Alexander Vinogradov,
     Dmitry Belosselskiy,

 指揮: Bertrand de Billy.   April 14, 2018.




 

 



Thursday, August 27
Verdi’s 「Un Ballo in Maschera 仮面舞踏会」

 出演: Sondra Radvanovsky,
     Kathleen Kim,
     Stephanie Blythe,
     Marcelo Álvarez,
      Dmitri Hvorostovsky,

 指揮: Fabio Luisi.   December 8, 2012.


Friday, August 28
Verdi’s 「La Traviata 椿姫」

 出演: Diana Damrau,
    Juan Diego Flórez,
     Quinn Kelsey,

 指揮: Yannick Nézet-Séguin  December 15, 2018.


Saturday, August 29
Verdi’s 「Don Carlo ドン・カルロ」

 出演:Marina Poplavskaya,
     Anna Smirnova,
     Roberto Alagna,
    Simon Keenlyside,
     Ferruccio Furlanetto,
     Eric Halfvarson,

 指揮: Yannick Nézet-Séguin.  December 11, 2010.


Sunday, August 30
Verdi「Falstaff ファルスタッフ」

 出演: Lisette Oropesa,
    Angela Meade,
    Stephanie Blythe,
     Jennifer Johnson Cano,
     Paolo Fanale,
    Ambrogio Maestri,
     Franco Vassallo,

 指揮: James Levine.  December 14, 2013.


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピカソ(1881-1973)の「ゲルニカ」、

その「ゲルニカ タピスリー」が展示されています。

この展覧会は2018年、2年前のこと。



なんとこのタピストリー「ゲルニカ」は

群馬県立美術館収蔵>!?

驚きました!!

世界にたった3のヴァージョンあるだけです。

有名なのは国連の安保理、これがその1。

その3番目のバージョンがこの美術館にあります!?



油絵は1937年制作。

ゲルニカ村が世界初の空爆をうけ、

ただちにピカソはこの画を描き上げました。

フランコ政権のスペインには渡さないと

アメリカに亡命したこの絵。

その記念碑としてつくられたのがこのタピストリー。


《ゲルニカ・タピスリー Guernica Tapestry》の

圧倒的な迫力。

1983制作、

モノトーン、

素材はウールと木綿。

縦 328×横 680.cm の巨大画面。

息荒くいななく馬、

ひとの目をもつ牛、

ちぎれた腕、

ありえない方向にひらかれた指、

叫ぶ女、

阿鼻叫喚が生々しく聞えてくる。

しばらく釘づけになり動けない。



この美術館の第2室には

ピカソのエッチィング「フランコの夢と嘘 Ⅰ Ⅱ」

ミロの「スペインを助けよ」

フォートリエ「銃殺された人々」「黒い人質」が展示。


「ピカソ《ゲルニカ》と第二次世界大戦中の美術」

この展示、2018年8月26日(日)まで。



(画像はウキペディアより 
タピスリーにGuernicaの文字は入っていません)
 


『暗幕のゲルニカ』の作家・原田マハさん、
このタピスリーについて語った記事はこちら 
  https://courrier.jp/news/archives/83977/


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<金子兜太と行く吟行 in 湯田中(長野)>

兜太先生との吟行句会ですが、

高崎兜太句会のメンバーによる16、7人の

少人数の句会。


兜太先生は毎年避暑に、

湯田中(長野)へ行かれ、

 

一茶ゆかりの宿・湯本にお泊り。

そこに高崎兜太句会のメンバーが合流して、

1泊2日で、2回の句会。



2008年と2010年の2回ありました。


もう10年になるのですね・・・

今日、空は秋でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週、始まっていますが、

メトロポリタン歌劇場の配信、

 

第23週です。

 



 ◆https://www.metopera.org/user-information/nightly-met-opera-streams/

このアドレスへゆき、

日にち、タイトルをクリック。

オペラの画面になったら、

左下の三角(右)をクリック、ご覧になれます。

NY時間19:30(日本時間次ぐ日の8:30~)23時間配信。


こちら、プログラムです。


8月17日(月)プッチーニ「トスカ」

 出演:パトリシア・ラケット、
    ロベルト・アラーニャ、
     ジョージ・ガニゼ

リッカルド・フリッツァ:指揮 2013年11月9日より。




 

レナータ・スコット「フランチェスカ・ダ・リミニ」



8月18日(火)、「フランチェスカ・ダ・リミニ」

  主演:レナータ・スコット、
     プラシド・ドミンゴ、
       コーネル・マクニール 

 ジェームス・レバイン:指揮 1984年4月7日より。


8月19日(水)、チャイコフスキー「エウゲニ・オネーギン」
  主演:アンナ・ネトレブコ、
     エレナ・マキシモワ、
     アレクセイ・ドルゴフ、
     ピーター・マッテイ、
     シュテファン・コカン

 ロビン・ティチャティ:指揮 2017年4月22日より。

8月20日(木) ヴェルディ「仮面舞踏会」


   出演:ハロリン・ブラックウェル、
      フィレンツェ・キヴァール、
      ルチアーノ・パヴァロッティ
      レオ・ヌッチ

 ジェームズ・レバイン:指揮 1991年1月26日より。


8月21(金)、ヴェディ「シモン・ボッカネグラ」
 主演:エイドリアン・ピエチョンカ、
    マルチェロ・ジョルダニ、
    プラシド・ドミンゴ、
    ジェームズ・モリス



ジェームズ・レバイン:指揮 2010年2月6日より。

8月22日(土)「セビリアの理髪師」
  出演:キャスリーン・バトル、
     ロックウェル・ブレイク、
     レオ・ヌッチ、
     エンツォ・ダラ、
     フェルッチョ・フルラネット

 ラルフ・ワイカート:指揮 1988年12月3日より。


8月23日(日)、フンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」

 主演ジュディス・ブレゲン、
   フレデリカ・フォン・スターデ、
   ジャン・クラフト、
   ロザリンド・エリアス

 マイケル・デブリン:指揮 1982年12月25日より。


































 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

萩原朔太郎の撮影写真をすべてを掲載した

完全版の写真集が刊行されました。

 『萩原朔太郎撮影写真』野口武久編

2009年(平成21年)のこと。



朔太郎の写真はすでに新潮社から

『のすたるぢあ』(1994年)が刊行されています。


この著は朔太郎研究家の野口武久氏のまさに労作。

氏が朔太郎撮影の全写真を長年探し求め、

さらにその撮影地を調査し、編集された著作。

 

 

表紙写真は「大森付近」 。

 

小さくてわかりずらいかもしれませんが、

 

左の女の子が萩原葉子(長女)

 

 中が萩原明子(次女)です。




 

 

 

 



「ガラス乾版」や「立体写真」は

 

初めて公開された、とか。

さらに朔太郎が鎌倉に暮らした時代の

「フィルムネガ」まで掲載されている、完全版です。


「自分の心の郷愁が写したいのだ」という朔太郎。

朔太郎の心象風景ともいえる写真集。


  野口武久編 『萩原朔太郎撮影写真 完全版』
    みやま文庫 2009年刊



























 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カメラマン萩原朔太郎は何をみたか」と

萩原朔美さんの読み解く「朔太郎撮影写真」を

昨日のブログにアップしました。



その朔太郎自身は写真をどうとらえていたか、

1939年(昭和14年)に

アサヒカメラに「僕の写真機」を発表しています。

こちらです。

       

 

 僕の写真機
                             萩原朔太郎

 僕が写真機を持ってゐるのは、

 

記録寫眞のメモリイを作る為でもなく、

また所謂藝術寫眞を寫す爲でもない。

 

一言にして盡せば、

僕はその器械の光學的な作用をかりて、

自然の風物の中に反映されてる、

 

自分の心の郷愁が寫したいのだ。

僕の心の中には、昔から一種の郷愁が巣を食ってる。

それは俳句の所謂「侘びしをり」のようなものでもあるし、

幼い日に聽いた母の子守唄のやうでもあるし、

ロマンチックな思慕でもあるし、

もっとやるせない心の哀切な歌でもある。


 僕はそのカメラを手にして、

 

町や田舎の様々な景色を寫した。

ある高原地方では、秋草を前景にして、

 

遠く噴煙してゐる山を寫した。

ある山間の田舎町では、洋品店の軒にさがった、

紅白だんだらの蝙蝠傘を前景にして、

人通りのない晝の寂しい街路を寫した。

それを箱に入れて覗いて見ると、

旅に見た通りの景色が立體になって、

さながら浮き上がって見えるのである。

此所で「實景のやうに」と言いたいが、

わざとそう言はないのは、

 

ステレオのパノラマライクが、

實景とは少し違って、

 

不思議に幻想的であるからである。

此所では前景と後景との距離が

 

パノラマにおける實物と絵畫のように、

 

錯覺めいた空間表象を感じさせる。

その爲前景の秋草や蝙蝠傘が、

 

強く印象的に迫ってきて、

後景が一層遠く後退し、

 

長い時間の持續している夢の中で、

不動に静寂してゐるやうに思はれるのである。

そしてこの幻想的な印象にも勝って物侘しく、

ロマンチックに、心の郷愁を

 

そそることは言ふまでもない。


 僕の心のノスタルヂアは、第三次元の空間からのみ、

幻想的に構成されるからである。


  

『アサヒ・カメラ』昭和十四年十月号より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

萩原朔太郎、写真にエネルギーをそそいでいました。

写真の撮影さらに当時先端の「立体写真」も

たくさん残しています。

 

これらの撮影写真は前橋文学館の所蔵。



そのカメラマン朔太郎を、朔太郎の写真を

孫の映像作家でもある萩原朔美さんが

読み解く講座がかつて

前橋文学館で催されました。

2011年(9年前⁉)

 

いまでも印象深く記憶されています。

 

 

 

 






「カメラマン萩原朔太郎は何を見たか」
萩原朔美が語る、祖父・朔太郎の撮影写真


萩原朔太郎記念 前橋文学館のアートステージの催し、


今回が百回目となる。


映像作家でもある孫の朔美氏による

 

朔太郎の写真を


読み解き。


朔美氏は近年ますます朔太郎に似てきた、よう。


朔太郎はマンドリンでは楽団を組織し、


カメラも本格的にやり、立体写真も残されている。


ガラス甲板なので、劣化している部分もあるということだが、


今回数多くの写真を見ることができた。



朔太郎の写真の特色があると朔美氏はいう。


・誰もいない


・坂道


・画面の左側に<もの>が置かれている



人物はいても後ろ向きであったり、


正面をむいていても、そこに焦点があたっていない。


撮りたいのは水の動きであったり、


取り壊される家であったり、


坂道が多いが道だけがそこに投げ出されている。



ピクトリアリズムで、画面をぼかして焼いたり、


あきらかに影を額縁として演出をしている、と。


左側にものを置く。


大きな樹であったり、電柱であったり


1枚右に人物がいる場合でも、


この写真を本に入れるときは反転させている。


これについての朔美氏は

 

たとえば本にする場合に


文章を右に置くため、ではないかと指摘。


朔太郎の詩とも底通する心象風景、

 

寂しい、

 

メランコリアの気質を感じる、と。



「過去はいつでも新しい、


未来派すでに懐かしい」


ある学者の「近代詩人は『坂道の住人である』、


すでに永遠から隔てられている。下降意識のなかにある」



あるいは「すべての写真は遺影である」


写真は演劇にちかい。


<死>とむすびつけられている。



などなど示唆にとむ充実した講演。

会場には詩人の鈴木志郎康氏もみえて。




 

影を額縁のように使った写真

 

(前橋公園のトンネル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八月の影から影を剝奪す                掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八月の鯨はひかり渦となり             掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆八月



初秋にあたる。


暑さは厳しいが、

 

秋の気配が感じられる。



秋の季語。

 

 

書:小熊廣美

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

百合が

そこここのお庭に、

鉢植え、で華麗に咲いています。



この暑さに立ち向かうように、

 

凛としています。

 

 

 

 

 

 







カサブランカが好きで、

花屋さんで、よく求めます♪


百合は日本、中国が宝庫。

江戸時代からさまざまな品種をつくってきた、とのこと。

その凛とした姿、

その濃密な香、

楽しんでいます♪








これはブラック・ビューティ。

 

 

(画像はウキペディアからお借りしています)