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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メトロポリタン歌劇場の配信、

第22週になりました!


第21週も充実のラインナップを堪能。

「蝶々夫人」オプライズの蝶々さん、

繊細でいて、知的でまっすぐな愛に生きて、素晴らしい。

子供に文楽のような3人使いの人形、

その細やかな表情が印象的でした。


今年2020年の2月29日に上演された

ヘンデル作曲「アグリッピーナ」が凄い、

演出上のどんな無理な体勢でも歌い、演技する!?

タイトルロールのディドナート、

ネローネのケート・リンジェーが卓抜でした。


今日から第22週に入ります。

先日、ドミンゴのマントヴァ侯爵がありましたが、

今度はパヴァロッティです♪

そのドミンゴは「ルイザ・ミラー」に登場、

スコットが楽しみ。


 ◆https://www.metopera.org/user-information/nightly-met-opera-streams/

このアドレスへゆき、

日にち、タイトルをクリック。

オペラの画面になったら、

左下の三角(右)をクリック、ご覧になれます。

NY時間19:30(日本時間次ぐ日の8:30~)23時間配信。




8月10日(月)プッチーニ「マノン・レスコー」

 出演:コロイタ・マッティラ、
    マルチェロ・ジョルダニ、
    ドウェイン・クロフト

ジェームズ・レバイン指揮。 2008年2月16日より。


8月11日(火)ビゼー「カルメン」
 出演: アレクサンドラ・クルザック、
    クレメンティン・マルゲイン、
    ロベルト・アラーニャ、
    アレクサンダー・ヴィノグラドフ

ルイ・ラングレ指揮 2019年2月2日より。


8月12日(水)ヴェルディ「リゴレット」

 出演:クリスチャン・エダ=ピエール、
    イーゾラ・ジョーンズ、
    ルチアーノ・パヴァロッティ、
    ルイ・キリコ、
    アラ・ベルベリアン

ジェームズ・レバイン指揮 1981年12月15日より。


8月13日(木)プッチーニ「トゥーランドット」

 出演:ニーナ・ステム、
    アニタ・ハーティグ、
    マルコ・ベルティ、
    アレクサンダー・ティンバユク

パオロ・カリニャーニ指揮 2016年1月30日より。


8月14日(金)ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

 出演:デボラ・ヴォイクト、
    ミシェル・デヤング、
    ロバート・ディーン・スミス、
    マッティ・サルミネン

ジェームズ・レバイン指揮 2008年3月22日より。


8月15日(土)プッチーニ「ラ・ボエーム」

 出演:クリスティン・オペラ、
    スザンナ・フィリップス、
    ヴィットリオ・グリゴロ、
    マッシモ・カヴァレッティ、
    パトリック・カルフィチ、
    オレン・グラドゥス

シュファノ・ランザーニ指揮 2014年4月5日より

 

 

 

 

 






8月16日(日)ヴェルディ「ルイサ・ミラー」
 出演:レナータ・スコット、
    プラシド・ドミンゴ、
    シェリル・ミルンズ、
    ボナルド・ジャイオッティ、
    ジェームズ・モリス

ジェームズ・レバイン指揮。 1979年1月20日より。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美術家・鴻池朋子

 

その作品、

 

そのインスタレーション、

 

刺激的な作家です。

 

 

この展覧会は4年前、

 

群馬県立近代美術館で催されました。

 

(再掲いたします)

 

 

 

 

「鴻池朋子展 根源的暴力 vol2」

群馬県立近代美術館で観る。

2009年オペラシティーでの大規模展

「インタートラベラー 神と遊ぶ」から5年、

昨秋、横浜で催された展示が

群馬への巡回となった。うれしい。

3・11の後まったく描くことができずにいた

鴻池(秋田生まれ)が出会ったのが牛皮だという。


群馬の森、美術館は一階から二階にかけて

吹き抜けの大空間あって、展示会場へ入る前に

作品「12人のホイト」が迎える。

牛皮のマントには狼などが描かれ、すべて背をむけ、たたずむ。

鮮烈な紅の牛皮にとうとうとながれる水・瀧、

あるいは流血か。これは「皮絵 赤い水」。

着物仕立ての作品も。

皮を繋いだテント(小屋)には影絵が廻る。

そこを抜けた大空間に<皮緞帳>が架かる。

あまりの大きさ、

その存在の圧倒的なこと。

縦6メートル、横24メートル、

さらに加筆されている、とか。

皮を縫い合わせ、そのうえに天変地異、臓器、が描かれ、

動物達は眠り、植物は地中から、

あるいは天空へ、根をのばす。

根源的というか、始原の地はかのようであったか、と。

この大地の鼓動が、自身の脈拍が、

高潮のようにおしよせてくる。

圧巻。

 

 



 

鴻池朋子展 裏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凌霄花真夜に青煮るきのうかな               掌

 

 

 

 

 

 

 

 

◆凌霄花・のうぜんかずら・凌霄・凌霄の花



ノウゼンカズラ科のつる性落葉木、中国原産。


蔓が木などに巻き付いて高く伸び、


枝先に橙赤色の大きな花をたくさんつけるが、


落ちやすい。



夏の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凌霄花、いま真っ盛り!

この花々が咲くといかにも<夏>、

暑さがいやますよう(笑)。

平安時代に中国から渡来していた、とか。

 

 

 

 

 

 







ウキペディアではこのよう。

ノウゼンカズラ(凌霄花、Campsis grandiflora)は

ノウゼンカズラ科の落葉性のつる性木本[8]。

夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつけ、

気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。


(画像はウキペディア、季節の花より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真集の紹介です。(再掲いたします) 。

原爆投下直前から、エノラ・ゲイからの広島市街

あのきのこ雲、

直後の生々しい「ひろしま」や「ながさき」が

記録されて、いま、ここに写真集となりました。

図書館にも置いてあると思います。

どうぞ、手に取って、ご覧ください。


『広島原爆写真集』

『長崎原爆写真集』 勉誠出版 2015年刊

小松健一・新藤健一編


「75年前、8月6日8時15分、広島―

未公開写真も含めた398点が、

人類史上かつてない惨劇を克明に語り伝える。

決して忘れてはならない恐怖と悲しみの記憶」本の紹介にある言葉です。


【本書の特色】
1.『決定版 広島原爆写真集』『決定版 長崎原爆写真集』ともに
初公開作品を含み、合計で800点近い写真を収録。

2.配列順は、撮影された年月日順を原則とし、
 時間の経過とともにその後の推移をたどることができる。

3.写真キャプションは日本語と英語を併記し、
 多くの人に理解できるようにした。

4.巻末に、広島と長崎をともに撮影した林重男と松本栄一の対談
 「原爆を撮った男たち」を収めるほか、
 撮影者・撮影当時の様子を詳述した解説を付す」。

 

 

 

 







◆著者について

「反核・写真運動」
核兵器の廃絶と非核三原則の厳守を求め、
ジャンルを超えた写真家、写真評論家、写真業界の代表など
552名の呼びかけにより、1982年に発足。
広島・長崎を撮影した原爆写真の収集、ネガの複製保存、
出版物の刊行、展示などの活動を行っている。


◆ 小松健一(こまつ・けんいち)
1953年岡山県生まれ。
世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族を
ライフワークに地球巡礼をしている。
また、日本人の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして
日本人の暮らしと風土、沖縄、環境問題など社会的テーマを追い続けている。

公益社団法人日本写真家協会会員、協同組合日本写真家ユニオン会員。

主な著書に、『ヒマラヤ古寺巡礼』
(インデックスコミュニケーションズ、2005年、日本写真協会賞年度賞)、
『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』
(冬青社、1999年、第2回藤本四八写真文化賞)など。


「月球儀」6号の特集「探検家 矢島保治郎」の
写真・文のカメラマン小松健一さんの書き下ろしを載せています。

小松健一オフィシャルサイト
  http://www.kenichikomatsu.com/
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前橋空襲のあとの焦土

 

 

 

 

 

<前橋空襲昭和20(1945)年8月5日

午後10時30分、市内4ヶ所に投下された

照明弾で空襲が開始され、

米B29爆撃機92機により

焼夷弾 691トン・破砕弾 17.6トンが投下され、

被災面積は全市の22%、

被災戸数は全市の55%、被災人口は全市の65%に及んだ>。

と記録にはあります。



ほぼ全市が焼き尽くされ、

「前橋駅から赤城山までまったくなにもなかった・・・」と

母や祖母から聞いています。

家も全焼、母たちは近くの水路につかり、

「どうにか、命は助かった・・・」

前橋には水路が縦横に走っています。

いまでは暗渠になっているものも。

 



<この5日の夜半から豪雨になり翌朝まで続いた。

空襲の大火災による気象の変化によるもの>

死者 535人(700名という記録も有る)。

 

 

 

 

空襲を免れたのは県庁の付近、

 

臨江閣、

 

萩原朔太郎の書斎、土蔵、座敷、

 

朔太郎の数々の詩稿など貴重なものが残りました。

 

 

 

 

 

デパート「麻屋」付近

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大渡橋(おおわたりばし)は、

前橋市の市街から総社(今は前橋市)へゆく

利根川に架かる橋で、

日本百名橋に選ばれたとか。


左岸側には萩原朔太郎の詩碑、

右岸側には緑地があります。

 

 

 

 

 



トラス構造の大渡橋



1921年(大正10年)初代となる

大渡橋(長さ504m三連鋼曲弦トラス橋)が架けられ、

朔太郎『郷土望郷詩』に

詩「大渡橋」が載っています。



朔太郎はこの大渡橋へゆき、

写真を撮り、詩を書きました。

朔太郎は写真撮影にも熱心に取り組んでいて、

この「トラス構造」の大渡橋の鉄骨をメインにした

仰角で撮っている写真がじつにモダン。


余談ですが、詩人・山村暮鳥はこの大渡橋をわたり、

総社町から前橋へ英語の勉強に、日々通っていました。






 

現在三代目の大渡橋




    大渡橋


ここに長き橋の架したるは

かのさびしき惣社の村より 直ちよくとして前橋の町に通ずるならん。

われここを渡りて荒寥たる情緒の過ぐるを知れり

往くものは荷物を積み車に馬を曳きたり

あわただしき自轉車かな

われこの長き橋を渡るときに

薄暮の飢ゑたる感情は苦しくせり。

ああ故郷にありてゆかず

鹽のごとくにしみる憂患の痛みをつくせり

すでに孤獨の中に老いんとす

いかなれば今日の烈しき痛恨の怒りを語らん

いまわがまづしき書物を破り

過ぎゆく利根川の水にいつさいのものを捨てんとす。

われは狼のごとく飢ゑたり

しきりに欄干らんかんにすがりて齒を噛めども

せんかたなしや 涙のごときもの溢れ出で

頬ほにつたひ流れてやまず

ああ我れはもと卑陋なり。

往ゆくものは荷物を積みて馬を曳き

このすべて寒き日の 平野の空は暮れんとす。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月になって、梅雨もあけました。やっと。

海へ行きたい、と切におもう日々。

<海>、海なし県の群馬のせいか、

あこがれは募ります。



かつて石垣島、奄美大島、宮古島、久米島などへ

旅を、海を堪能しに出かけました。

行くのは10月頃、ひとも少なくなり、

海岸はプライベート・ビーチに♪






 

珊瑚

 

 

 


せめてもとパソコンの背景を海にかえ、

海辺でみつけた珊瑚や貝殻を飾ってみました。

珊瑚は細い枝、

 

塊が打ち寄せられていて。

「ハイターで漂白するときれいになるよ」と

散歩していたおじさんが教えてくれ、

やってみたのが、これ♪

<海>は遠くで思うもの・・・


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人俳誌「月球儀」7号を刊行したのは

2019年の8月1日。

暑い、熱い日でした。

個人俳誌「月球儀」は

印刷・製本はお願いしますが、

企画・原稿依頼・編集・校正・発送などなど、

ひとりでやっています。

毎号特集を組み、俳句作品を載せています。

2018年に刊行した山本掌 句集『月球儀』を

取り上げています。

以下は再掲です。


山本掌 個人俳誌「月球儀」、7号が完成しました。

 

 

 

 

 

 

 



句集『月球儀』を2018年に上梓しました。

山本掌の第四句集になります。

帯に小説家・皆川博子さん、

 

師の金子兜太先生。

装幀は司修さん、

装画は伊豫田晃一さんに飾っていただき、

瀟洒な句集になりました。



その句集『月球儀』の書評・鑑賞を

 

この7号に収録しました。

エッセイストの関容子さんのあたたかく力の籠もった評。

俳人・堀本吟さんの精緻な解析、

俳人・岡田一美さんの鋭い文、

俳人・三島ゆかりさんはブログで七回連載。

思いがけない指摘も多々。

どのように腑分けされているか、ご覧ください。

 
掌俳句の鑑賞。

兜太先生、主宰誌「海程」誌上での最期の鑑賞となりました。

安西篤さん、竹内一犀さん、若森京子さんは「海原」誌にて。

 
前号評を安西篤さん、堀本吟さんに。


写真は加藤國子さんの「草木紋」。

かつて加藤さんの個展「杜」を

 

新宿のニコンサロンで拝見。

そのモノクロの静謐な世界に惹かれました。

 
個人俳誌「月球儀」伊豫田晃一さんによる

装画・緻密な線が圧巻の鉛筆画。

この作品も収めた『伊豫田晃一作品集』を

2冊続けて2019年に刊行。

 (エディシオン・トレヴィル 河出書房新社発売)

この7号の装画、題字、扉、裏表紙、

すべて伊豫田さんに手懸けていただいています。


2020年には

特装本『伊豫田晃一作品集 アルス・コンビナトリア』、

掌編『マルジナリア』を刊行されました。

 

 

 

 

 

 

『伊豫田晃一作品集 アルス・コンビナトリア』