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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みちてくるしろあじさいのみちてくる        掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                ◆紫陽花・七変化・四片(よひら)



ユキノシタ科の落葉低木。


六月ごろ、密集した小花が開き、

 

手毬のようになる。


品種や土質や開花後の日数により

 

花の色が変わる。


西洋で改良されたセイヨウアジサイには


白、赤、青などがある。



夏の季語。

 

 

◆画像はうちの白紫陽花

 

2年前に絶えてしまって・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

庭の額紫陽花、

うすい水色、

ちょっと濃いめの青、

うす~い紅色が咲いて♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

額紫陽花、

 

こんな全体像はこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼうぼうと虚無を喰みます麦の秋          掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆麦の秋・麦秋(むぎあき・ばくしゅう)



麦の取り入れどき。


麦が一面に金色に実り、

 

きらきらと輝くさまは、


まさに黄熟の秋というのにふさわしい。



夏の季語。
 

 

◆ちょっと郊外にゆくと、


金色(こんじき)にかがやく麦がみられます♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この気迫に満ちた小澤征爾の指揮!

 

このお顔は同じ舞台に乗っている

 

演奏者だけが知っています。

 

 

その貴重な体験をできたのは

 

モーツァルト作曲 オペラ「イドメネオ」。

 

<ヘネシー・オペラ・シリーズ>が開始され(1990~97)、

 

第1回公演。

 

 

演出は映画監督の実相寺昭雄(ウルトラマンを撮った方)。

 

新宿のATGで実相寺監督の

 

「無常」、「曼荼羅」などを観ていたので、

 

なにやらわくわく、どきどき。

 

外人キャストの来日から本番迄は十日足らず、

 

             ひどく忙しかったが、たのしい仕事だった」と語っています。

 

 

小澤征爾氏が指揮をするまでの複指揮が

 

「炎のコバケン」こと小林研一郎氏。

 

 

小澤指揮はなんといったらいいか、

 

もう「魔法の棒」で、

 

二期会のベテランのメンバーも

 

もうこれ以上はないという熱唱!

 

「あのおばさん(主役のソプラノ!?)は

 

こう歌いたがっている(小澤さんがまねて歌う)ので、

 

僕はこう振るからね(指揮をする)」といったご注意で、

 

とってもフレンドリーな稽古。

 

(本番はあの形相です)

 

 

そうそう、このオペラには

 

あの田中泯さんもダンサーとして乗っていました。

 

 

指揮:小澤征爾


 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団


 合唱:二期会合唱団


 演出:実相寺昭雄



 出演:フィリップ・ラングリッジ
    ヴィンソン・コール
     エディス・ヴィーンズ
     マリアーナ・ニコレスコ
    ジェフリー・トーマス

 

 

公演は全4回。

 

1990/5/11 尼崎アルカイックホール

1990年5月14,15日 東京文化会館
1990年5月17日 オーチャードホール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お近くの庭に卯の花、

ちょっと前から咲いています。

清楚な五弁の白花が可憐です。

 

空木(うつぎ)ともいうよう。

 

 

 

 

 








卯月(旧暦)に咲くことから、

卯の花と名付けられたとか。

アジサイ科ウツギ属。



ホトトギスとともによく平安朝のころから

 

和歌にうたわれた花、とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うわ、9年前でしたか!?

 

高崎兜太句会2013年5月です。

 

 

 

高崎兜太句会、メンバー25名。



2ヶ月前に句を提出しているので、


どうしても季節からずれてしまって。


今回の兼題は「石・岩」。


これを2句、自由題を1句を出してあります。


選句は3句+問題句1句。



兜太師、今日は時間に登場。


さっそく句会へ。



披講、句の点数の集計から、


句の合評へ。



  あたたかや石と話しをすることも

この句、どうでしょう?


わたしはとった(選句すること)のですが、


ここで兜太先生、


「山本掌はこの句をとったのか?


どうしたんだ、おかしいんじゃないか!?」と詰問される。


普段の選句の傾向とあまりに違うので、


このような発言になった・・・



ちなみにこちらがもっとも好きだった句。



  弦月をなぞりて蝶はかたむけり   

取ったのはわたしだけ、3人が問題句に。

 


兜太師も秀作に。


兜太評:昼と夜の別が付いたほうがいい。


<昼月>、<昼の月>にすると

 

さらに幻想的になる。



  初蝶を過ぎ行くまでは石でいる     

この私の句、なんと9点も入り、

 

今回の最高点句に(!?)。

 


兜太評:息を潜めてみている、


初蝶の<いのち>と石でいる作者の気持ち


とも読めるが、ふつうの句。


技が効きすぎている。作者自身のことか中途半端。


で、佳作でした。



びしびしと小気味よく全句を講評。

兜太節を堪能しました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラヴェル「こどもと魔法」、

 

ひさしぶりに録画を観ました。

 

小澤征爾さんが大病を克服された2013年、

 

サイトウキネン・フェスティバル松本の

 

ドキュメンタリー。

 

そのなかに「こどもと魔法」

 

50分のオペラの公演がありました。

 

 

 


 

 

 

 

 

このこどもをイザベル・レナートが演じ、

 

ポロシャツで半ズボン、

 

顔にはそばかすがいっぱい。

 

あのメトロポリタンオペラの美貌のメゾソプラノとは

 

一瞬、気がつきませんでした(苦笑)。

 

 

 

◆2013年のブログはこちら

 

NHK・BS深夜、小澤征爾のドキュメンタリーの放映。


2013年のサイトウキネン・フェスティバル松本での


オペラを始めとして、若手の指揮者への指導、


子供たちへの稽古、


各プログラムの本番などを
 

記録したもの。



生の小澤征爾の<現在(いま)>があった。


顔色も良くなって、


少々痩せてはいらっしゃいましたが、


稽古での様子はエネルギッシュ。


よかった、ほんとうによかった♪


オペラはラヴェル「こどもと魔法」。


50分と短い作品だが、しかけがいっぱい。


じつに良く出来ている。

 

ローラン・ペリーの演出、美術がとても詩的。

 

 

 

 

 

 




このオペラ公演の紹介は読売新聞2013年9月10日を以下に。
画像はフェスティバルのホームページより。


今年で22回を数えるサイトウ・キネン・フェスティバル松本。
目玉となる小澤征爾は長期の体調不良で登場が危ぶまれたが、
このたびラヴェルの「こどもと魔法」で指揮台に立ち、
みごと復活の兆しをみせた。

このオペラ、規模は小さいものの、内容は盛りだくさん。
こらえ性のない子供が傷つけた家具や食器、
それに動物や植物がとっかえひっかえ姿を現しては、
非難の言葉を子供に浴びせかける。

ロラン・ペリーの演出は、
この多彩な具材をあざやかな手つきでさばき、
しゃれた小皿料理の数々を出してくる。
着ぐるみのあいだから生身の肉体が透けて見える
大胆な衣裳いしょうや、上下左右、
いとも自在にゆらめいて子供を威嚇する暖炉の炎など、
まこと贅ぜいをつくした舞台だ。

 

 

 

 

 

 



 どこを切り取ってもよいのだが、
たとえばティーポット(ジャン=ポール・フーシェクール)と
中国茶碗ちゃわん(イヴォンヌ・ネフ)のグロテスクにして
滑稽なデュエット。
このジャズふうの角張った楽想があるからこそ、
お姫様(アナ・クリスティ)がお話を壊されてしまったと嘆く、
あのしっとりした情景が際立つというものである。

 つづく子供ひとりの場面を導き出すのはヴァイオリンの
思い切って絞り込んだ弱奏。
なるほど、この息を呑のむような瞬間こそ
小澤の小澤たるゆえんなのだろう。

 
(音楽評論家 三宅幸夫)

 ――8月28日、松本・まつもと市民芸術館。





























 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

潮騒やヨハネの首に花柘榴       掌





 

 


◆柘榴の花・花柘榴


ザクロ科の落葉小高木、地中海沿岸原産。

6,7月ごろ、鮮紅色の六花弁を開く。

額は多肉、筒状である。

八重咲や、白、黄色、紅白の絞りなどもある。


夏の季語。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柘榴の花、咲き始めました!

 

2輪、

新緑、青葉、若葉の葉のまにまに、

この朱赤の花はインパクトがあります。

 

 

 

 

 

 

 







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅青しまろまろと真昼こぼるる      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆青梅・梅の実・実梅・梅子(ばいし)

 

 枝の梅・梅もぐ・梅熟す

 

 

梅の実は、直径三センチほどの球形で、

 

梅雨の頃に黄熟すが、未熟の青い梅をいう。

 

梅酒には青い実がよい。

 

 

夏の季語。