桜木紫乃『青い絵本』実業之日本社 2024 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

桜木紫乃『青い絵本』実業之日本社 2024

 

 

靑、碧、蒼、翠・・・

 

ひそやかなグラデーションの<絵本>の短編集。

 

優しいまなざし、

 

やわらかい言葉で綴られて、

 

感情の、内面の深いところまで描き出す・・・

 

 

卒婚旅行

なにもない一日

いつもどおり

青い絵本

 

 

 

◆本の紹介

 

岐路に立ち、惑う人々に贈る 喪失と再生の記憶。
この物語は、あなたの明日をやさしく照らす――

絵本作家として活躍する高城好子はかつて美弥子の継母だった。

漫画家のアシスタントを生業とする美弥子は、

旅の誘いを受けて再会した好子が余命幾ばくもないと悟る。

共同制作したいという好子の望みを叶えるため、

 “母”と“娘”は湖畔のホテルで絵本『あお』の構想を深め合う……(「青い絵本」)。


作家、編集者、セラピスト、書店員

――さまざまな形で絵本に関わる人々が、

絵本を通じて過去と対話し再生する姿を、静謐な筆致で紡ぎ出す。

表題作ほか全5話収録、

短編の名手が、人生の光と影を描いた珠玉作品集。

 

装丁:須田杏菜

装画:カチナツミ