聞書きの名手・関容子さんの新刊です♪ 関容子『名優が語る演技と人生』文春新書 2023年刊 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関容子『名優が語る演技と人生』文春新書 2023年刊

 

あの聞書きの名手の新刊です!

 

 

全8幕、

 

もうかつてない豪華な、

 

そして絶妙の組み合わせでの対談。

 

 

 

仲代達矢×岩下志麻「もう一度、二人で恋愛を」


松本白鸚×鳳蘭「悲しみを希望に、苦しみを勇気に」


柄本明×白石加代子「小劇場で笑った思い出」


小日向文世×渡辺えり「女の激しさ、男の優しさ」


野村萬斎×麻実れい「美と品格を求めて」


小林薫×吉行和子「久世さんの笑い声」


西島秀俊×梶芽衣子「悩んで笑って真剣に」


桐竹勘十郎×寺島しのぶ「古典芸能の未来のために」

 

 

 

各幕のプロローグというか、

 

関さんの口上があって、

 

その簡潔でいて、要を得た文での

 

おふたりのご紹介、

 

対談への期待はいよいよ高まります。

 

この名優たちの対談は

 

関さんの企画によって実現したもの、とのこと。

 

 

「野村萬斎×麻美れい」における

 

「オイディプス」ギリシャでの上演、

 

三島由紀夫「サド侯爵夫人」の萬斎演出や

 

麻美のサン・フォン伯爵夫人について、印象深い。

 

 

各幕はどうぞ、このご本を手に取って、

 

お読みくださいませ。

 

 

そうそう、各対談のあとに

 

<注>がありますが、

 

これがとても詳細で、

 

本文と合わせると日本の戦後の演劇史が

 

浮かび上がってくるよう。