映画「舞踏会の手帖」がBSで放映され、
関容子さん、その映画のことから、
そして自著『再会の手帖』にふれられていました。
『再会の手帖』に私も再会いたしました。
13人の「また逢いたい男たち」にインタビューした著作。
それこそ、関容子さんにそっともらした
とっておきの話、
もうもう笑える話、
心にしみいる話、
そのひととなり、
その方のこころのうちまで、
やわらかくてあたたかい文章が語りかけてきます。
こちらの13人の<また逢いたい男たち>です。
北村和夫 杉村春子と文学座を一筋に支えて
安野光雅 いたずら好きの淡彩の画家
神田伯龍 江戸前講談世話読みの名手
木場勝己 囁く声も心に響く
篠田正浩 滅びの側から撮る名匠
中村富十郎 踊りがうまくて台詞は明瞭
池辺良 ロマンを演じる永遠のスター
小沢昭一 愉快で粋でユニークで
黒鉄ヒロシ 究極の一人遊びは漫画
五十嵐喜芳 昭和を代表するテノール
和田誠 仕事も趣味も楽しみがいっぱい
桂米朝 上方落語は師匠でもつ
島田正吾 「大島田!」と声がかかる