作曲家 アルヴォ・ぺルト
「アダムス・パッション」
アルヴォ・ぺルト80歳の新作を録画で観ました。
ぺルトはエストニア生まれ。
エストニアのタリンでの2015年に収録したもの。
このyoutubeをご覧ください。
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「アダムス・パッション」は舞台を伴った作品。
ペルトの音楽による抽象的、
象徴的な舞台が演じられます。
この印象的な舞台演出はロバート・ウィルソン。
シンプルでとても美しい舞台で、
役者にとてもゆっくりした動きをさせ、
幽かなその表情も、
手・指に籠もった内奥、
すざまじいほとの集中と緊張感、
それが曲の終わりまで続いて。
<静寂>そして<深淵>。
オーケストラは客席の後方、
合唱は上手にあって、
<ドラマ>を紡いでゆきます。
「アダムス・パッション」には
ぺルトのこれらの曲が使われています。
「ゼクエンツァ」2015年新作
「アダムの嘆き」(2011)
「タブラ・ラサ」(1977)
「ミゼレーレ」(1989)
<出 演>ミカリス・テオファヌス
ルシンダ・チルズ ほか
<指 揮>トヌ・カリユステ
<演 出>ロバート・ウィルソン
<管弦楽>タリン室内管弦楽団
<合唱>エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
収録:2015年5月12日 ノブレスナーファウンドリー(エストニア タリン)