これはなんのHANA 番外? シーボルトのオタクサ  | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。



あじさい 1

           シーボルトの紫陽花


梅雨に冴え冴えとした花を咲かせる紫陽花。

なんとなくこの気候にうなだれているような。

以前にこれは「なんのHANA?」で家の

白紫陽花や額紫陽花を紹介しましたが、

今日は幕末、長崎オランダ商館の医師シーボルトの紫陽花。

アジサイにHydrangea Otaksaという学名をつけて

ヨーロッパに広めたといわれています。

楠本瀧(おたきさん)と結婚し、

娘イネ(日本初の産婦人科の女医)が生まれました。

シーボルトは国外追放になり、

お瀧さんを想い、オタクサとこの花を名付けた、とか。



がくあじさい 2

            シーボルトの額紫陽花