「懐かしい日本のしらべ」~日本歌曲を楽しもう~
このコンサートを新町文化ホールで聴いた。
このホール、行くのは初めて。
公共の乗り物でということで電車&徒歩。
Ⅰ部は日本の名歌集、
メゾソプラノ・天田美佐子により
・荒城の月
・母
・くちなし
・小諸なる古城のほとり
お客様、大喜びで「小諸なる」では
ぐっと身を乗り出したよう。
このコンサートの企画、構成、ピアノ、指揮を塚田佳男。
司会をしながら進めるの。
今日のどちらかというとコンサート慣れを
していない方にもじつにやさしい。
公募と翔の会のコーラス。指揮、塚田佳男。
~四季に寄せて~
身近な方が出ているのか、
会場はさらに和やかな雰囲気。
ピアノはいつもいっしょに演奏をしている中島章恵。
・花、
・朧月夜、
・夏は来ぬ
・夏の思い出
・小さい秋
・里の秋
・冬の星座
・雪のふるまちを
第Ⅱ部は~日本の名歌集Ⅱ
再びメゾソプラノ・天田美佐子、
ピアノ塚田佳男
・お六娘
・秋風の歌
・秋の野
・落葉松
・舞
「お六娘」、なんとくっきりと村の男たちの
<お六ちゃん>をめぐっての
やりとりがチャーミングに歌われることか。
極めつきは「舞」、
六代目菊五郎の「娘道成寺」をみて感激した深尾須磨子の詩に
橋本国彦が日本の双方なども取り入れ、
駆使しピアノで表現した大曲。
「海外で演奏して、大喝采はくす曲」、
「歌い手も、ピアノも倒れるくらいに
心身ともにたいへんな曲です」と塚田。
緻密にして、
骨格の確かな「舞」を聴いた。
凄い曲の後は「皆さんで歌いましょう~!」
で、お客様をほぐす。
「小さい秋」の「あ」をもういちどしっかり発音を、
との指導付き(笑)。
満員のお客様も大満足の
とても雰囲気の良い、
あたたかなコンサート♪