「月球儀」は
俳句を支柱とした山本掌の個人誌。
このなりたちをちょっと。
「untitle」アンタイトルという<名の無い>、
冊子として2006年に創刊号を出し、
1年半に一度くらいの発行。
印刷と製本以外の
企画・原稿依頼(催促付き)・編集・校正・郵送・行商(笑)まで
ひとりで行うためこのくらいの間に。
金子兜太は「これだと2年間隔でいい」とも。
3号から
司修の表紙、
伊豫田晃一の題字・装幀となる。
以下に目次を。
◆「月球儀」三号目次
招待席
伊豫田晃一 白色矮星
山本 掌 空蝉忌
特集<言葉の身体化>
古屋和子 音を臨書する
遠藤啄朗 インタビュー 音と言葉の身体
山本 掌 芭蕉をうたう
山本 掌 音の過客「おくのほそ道」
山本 掌 三月の火喰鳥(サラマンドル)を腑分けせよ
山本 掌 北京春雷青猫の奪われし
山本 掌 八日はや棚機津女(たなばたつめ)に解かれて
西田皖佑 やくざは八九三
◆「月球儀」4号 目次
萩原朔太郎 萩原朔太郎郷愁・ノスタルヂア
山本 掌 俳句
萩原朔太郎 僕の写真機
特集 言葉の身体・声の身体
田中亜美 ささやかな明度
渡辺健一 彫琢された声
丹羽敬忠 歌舞伎のせりふ術
山本 掌 うたい語る「おくのほそ道 Ⅰ・Ⅱ」
金子兜太 兜太の俳句鑑賞
山本 掌 双の掌
山本 掌 禽獣図譜
夜の散策者 高松潤一郎の世界
澁澤龍彦 「太陽はどこに・・・」
◆「月球儀」5号 目次
小熊廣美 山本 掌俳句の世界
山本 掌
特集 ドキュメンタリー映画のまなざし
飯塚俊男 オペラドキュメンタリーという試み
大津幸四郎 小川伸介と土本典昭「その眼差」
飯塚俊男 トークライブ
金子兜太 金子兜太の俳句鑑賞
山本 掌の俳句
野澤美香 うたい語る「おくのほそ道 Ⅲ・Ⅳ」
山本 掌
山本 掌 書くこと、うたうこと
山本 掌 危うきは
山本 掌 偽家族日乗