「朔太郎と日本歌曲」
今年2014年は萩原朔太郎と室生犀星が
出会って100年にあたる。
それを記念して金沢と前橋が友好を深めている。
朔太郎は日本にマンドリン輸入ったころから取り組んでおり、
前橋では毎年マンドリンの演奏会が催されている。
朔太郎音楽祭2014では朔太郎歌曲をとりあげ、
そのコンサートが今日。
塚田佳男
朔太郎と日本歌曲」~盟友・室生犀星の詩とともに~
塚田佳男、ピアノはむろんのこと、
この演奏会の構成、司会というか曲の解説をし、
さらに詩の朗読も。
ソプラノ鷹野恵、テノール田中誠により演奏された。
朔太郎の「広瀬側」(鷹野)から始まり、
一部は犀星の詩による歌曲。
「小景異情」6曲(作曲 原久貴 T田中)
「叙情小曲集」より5曲 (作曲 清水修 S鷹野)
二部は朔太郎の詩から
あの<フランスへ行きたし>の「旅上」を田中のテノールで。
「萩原朔太郎に依る四つの詩」 (作曲 團伊玖麿 S鷹野)
「叙情小曲集」(作曲 三善昭晃 T 田中)
緻密にして、感性の鋭い「朔太郎詩」を聴いた。