「木島櫻谷展」京都日本画の俊英 @ 泉屋博古館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

木島櫻谷展


木島櫻谷(このしまおうこく)を観に
泉屋博古館へ。

泉屋博古館は住友家の収蔵品を展示する館。
住友家のお正月のしつらえがロビーに。


href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140206/21/bashouza/f5/81/j/o0713102412837507251.jpg">木島櫻谷 裏



「しぐれ」の鹿のまなざし、
「咆哮」の獅子、その毛並み、
「孔雀」の豪奢。
筆致の緻密さ、画にただよう静謐さ。

チラシの「寒月」は日程があわず、
観られず残念。
動画がyoutubeにあったので、こちらを。
 http://www.youtube.com/watch?v=wOwyGSsjDIU

別室は住友家が櫻谷に頼んだ金屏風がずらり。
春は「柳桜図」、
あわいみどりのやわらかな柳にうすいろの桜が金地に。
「菊花図」の油彩のようにあつい白い花弁の菊が印象的。
「雪中梅図」金地に梅の木、雪のかかった幹の
凛としたたたずまい。

こうした屏風がおかれた室で
過ごしてみたい、などと・・・

2月16日(日)まで。

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 「しぐれ」

しぐれ 差隻
しぐれ 右隻