立冬 Ⅱ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。









   わが鬱や立冬のその青き馬         掌










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もう冬至になりますが、

昨日の句会の句。

前もって俳句を提出するので、

季節がずれて。




この句の評

●選でとった人の評

・「わが」や「その」などを用いると、

ときにうるさく感じるが、

説明しがたい<馬>が見えてくる。


●問題句

「その青き馬」が

わかるようでわからない。


◆兜太評

「立冬の青き馬」ではダメだ。

「その」と念の押し方で良くなった。