上村松園「母子像」
「美術にぶるっ」というタイトルの美術展が
東京近代美術館で今日まで。
「日本近代美術の100年のベストセレクション」
とサブタイトル。
開館60周年を記念して、全館が会場に。
館もすべてリニューアルされている。
第一部、収集の成果として、
いままであつめた作品の展示。
日本の近代絵画がどのように展開されたか、
流れが見えてくる。
その中に重要文化財が13点。
http://www.momat.go.jp/Honkan/Important_Cultural_Property/index.html
かつて出会った作品もこうして、
一挙に展示されるとじつに圧巻。
好きな絵も多々。ふう。
・村上松園 「母子像」
・加山又造 「春秋波濤」
大観の「生々流転」は部分だけでも、
その筆致、その世界があらわれて。
かつて画像では知っていた、
藤田の生生しい戦争画を初めて見た。
アメリカからの永久貸借というかたちでこの館に
160点余あるという画。
第2部は実験場1950年」
あまりにも作品が多いのと
その作品のエネルギーにあたった(!?)って、
しまったよう。
別の日のほうがよかった・・・
絵画だけでなく、
立体、写真、ドキュメンタリーなど。
企画がじつに背骨がとおっている、
と感じた展示。
http://buru60.jp/highlight.html#sec2