高崎で大蔵流山本家の第三十回目の公演が催された。
大蔵流には二百曲あるそうで、
それを全曲上演しようという企画で、
今回が記念の三十回。
春、秋と年二回ですでに十五年やっている由。
あと何番かで折り返しというので、
息の長~い催し。
さらに山本東次郎さんが人間国宝に
認定された記念すべき回。
演目は
◆ 猿婿(さるむこ)
◆ 引括(ひっくくり)
◆ 禰宜山伏(ねぎやまぶし)
番外(人間国宝認定記念)
◆ 福の神(ふくのかみ)
さらに 東次郎さんのお話
能舞台でないホールでの上演だが、
各番それぞれに充実し、
会場はあたたかな笑いに。
多摩美で教えていただいた、
山本則俊、則重、則秀、若松隆、各先生方の
一挙手一投足に目をうばわれる。
ほんの初歩でも狂言をかじったあとでは
見方がかわる!?よう。
今度は能楽堂で・・・