虫・むし | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。









   銀の虫の音降り積む夜の雨        掌

 (しろがね) (ね)










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<虫・虫鳴く・虫の声・虫の音・虫時雨・虫の闇・虫の秋・虫の宿

 残る虫・虫細る・虫籠・虫売・虫屋・虫合せ・虫聞き>



秋鳴く虫の総称。

鳴くものは雄である。


虫すだくは虫が多く集まって鳴くこと。

虫合せは虫籠に飼った虫の声を競わせること。

虫聞きは虫の声を求めて郊外を歩くこと。



秋の季語。



虫時雨のこのごろ。
庭にさまざまな虫の音が雨音とともに。