今回は喫煙の害についてお話したいと思います
度々、喫煙のリスクについてお話していますが、今回はもう少し掘り下げてお話します!
(過去ブログ↓)
タバコを吸うことによる不妊症リスク | 馬車道レディスクリニックのスタッフブログ (ameblo.jp)
喫煙者自身への影響
・狭心症や脳梗塞、脳卒中などになりやすく、動脈硬化のリスクが高くなる。
・癌リスクの上昇。(呼吸器系では非喫煙者と比べると32倍)肝臓がん、膀胱がんなど直接煙に触れていない部分の、
体全体に有害物質が吸収されるため、癌リスクが非常に高まる。
・血圧の上昇
・薬の効き目を弱めて、十分な治療効果が得られない。
・喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなる。
妊娠中の胎児の影響について
・家族の副流煙んどで母体から吸収された有害物質は胎児に届き、低体重、早産などの危険性が起こる可能性が高まる。
・産後子供への影響として、気管支炎、アレルギー、学習障害や乳幼児突然死症候群の原因となる。
喫煙している人の周りの人の影響
受動喫煙は、喫煙者よりもリスクが上回ると最近報告されています。
・自分が吸っていなくても、煙を吸うだけで肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳癌のリスクが高まる。
・受動喫煙との関連が「確実」と判定された肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群の4疾患について、
超過死亡数を推定した割合は、現在の日本では年間約1万5千人が受動喫煙で死亡しており健康影響は深刻とされている。
など吸っている人どころか、吸ってなくても煙を吸うだけで多大な健康被害を受けてしまうところがタバコの怖い所です。
更にいま、残留受動喫煙(吸着煙)も注意が必要となる事が分かってきました
吸着煙は、室内や車の中、洋服に残留したニコチンが、空気中の成分と結合、反応を起こし、煙の状態よりもさらに強力な発がん性物質となって健康被害を出すことが分かってきました。
つまり、空気中に発がん性物質がずっと漂ってることを意味します。
性能の良い空気清浄機や消臭剤など使っても有害物質は消えないし、換気扇の下で吸っても有害物質はとり切れず漂っています。
また、たばこにかかる費用は今現在1箱600円ほど。
とあるサイトのアンケート結果から2020年のタバコ月にかかる平均費用は1万円ほどらしいです。
すると、1年で12万円。
それが30年吸い続けたらどうでしょう・・・・タバコだけの費用で360万円となります
このように健康だけでなく、生活費にも大きな負担を得てしまうタバコ
子供を妊娠したら、出産したらがゴールではありません。
長く健康で子育て、仕事を続けていかねばなりません。
今タバコを吸われている方は、是非いまからでもリスクを減らしていくことはできますので、
禁煙にチャレンジしてみてください