私はかつて、フランスの大学院に留学していました。
すでに過去のブログでまとめていますが、
語り切れていない思い出はたくさんあります。
ずいぶんと時間がたってしまいましたが、
とても濃厚な日々で、まるで昨日のことのように覚えています。
せっかくなので、時々、ここで続きを書き留めておこうと思います。
大学院に通う傍ら、インターンも始まりました。
インターン先でのプロジェクトをまとめた長い論文。
これは最終試験で、発表する必要がありました。
その際、インターン先の責任者の立ち合いが必要で、
私はチーフに立ち合いを快諾していただきました。
卒論発表の直前のこと。
発表会の日時と場所を再確認するための
メールが1通届きました。
それはチーフからではありませんでした。
「あなたの卒論の発表会には私が行くことにしたのだけど
日時と場所をもう一度教えて。」と。
メールの送り主はチーフではなくローヌ・アルプエリアの「代表」でした。
何が起こったのかわからず、
しかし来てくださるのならお願いするしかない。
私は日時と場所を伝えました。
当日、再び代表ご本人から連絡があり、
「会場がわからないから外まで迎えに来て。」
迎えに行くと、白いジャケットを着た代表が
こちらに向かって歩いてきました。
「マダム、お久しぶりです。今日はありがとうございます。」
私はこんな感じで声をかけたと思います。
すると代表は、
「コインパークに車を止めたのだけど、コインを忘れちゃった、持っていない?」
そんな風に話しかけてくれ、緊張がほぐれたことを鮮明に覚えています。
そして発表会は滞りなく終わり、
私は修士号を得ることができました。
外国人留学生の、たった一人のインターン生のために、
フランスでももっとも大きな企業のエリア代表が自ら動き、
卒論発表に立ち会う。
これがどれほどすごいことか、
当時の未熟な私にも理解できました。
歳を重ね、その感謝の気持ちは増すばかりです。
こうして再び振り返ってみると、
私は本当に多くの方に支えられ、
助けられ、
今があると感じます。
チーフ、あの時はありがとう。
代表にも、とても感謝しています。
クラスメイトのマリー、
たどり着かせてくれてありがとう。
根気良く指導下さった
教授にも感謝。
周りの皆も。
フランスにはNoblesse Oblige という言葉があります。
Noblesse Obligeとは、
フランス語で「高貴なる者の義務」を意味し、財産、権力、社会的地位を持つ人々は、社会の弱い立場にある人々を助けるという道徳的責任があるという考え方です。
まさに、この考えを体現されている方々との出会いでした。
本当に感謝してもしきれない。
この恩を忘れずに
もっと頑張らなければ。
余談ですが、私は、フランスでの大学院時代、
クロードベルナールリヨン第一大学のロックフェラー校舎に
ずっと通っていました。
母校のリヨン第二大学大学院に足を踏み入れたのは、入学前と、
卒論発表会のたった2回のみでした。
勉強が大変だろうと思い
校舎のすぐ近くに住んだつもりだったのですが・・・。
と、書き終えて思い出しました。
教授に会うために、
論文執筆中に何度か通ったのでした。
とはいえ、
私の大学院生活といえば、
完全にリヨン第一大学での思い出です。
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