5月25日は世界甲状腺デーです。
5月25日は世界甲状腺デー。甲状腺疾患を多くの人に知ってもらうための啓発をする日です。
甲状腺という臓器を知っていますか?
甲状腺は首の付け根にあり、甲状腺ホルモンをつくって分泌しています。
甲状腺ホルモンは基礎代謝を調整するホルモン。甲状腺の病気になると、ホルモンのアンバランスによって代謝が上手くいかなくなり、不調が全身にあらわれます
橋本病やバセドウ病の症状
甲状腺の病気にはいくつか種類があり、代表的なものが橋本病やバセドウ病です。
症状はいろいろあるのですが、例えば、肌がカサカサになったり、脱毛が進んだり、気分が落ち込んだり、記憶力や集中力が低下したり、疲れやすくなったり不眠になったりも。
食事量がいつもと変わらないのに太ったり痩せたりすることもあります
月経不順なども起こることから、更年期と勘違いすることもあります。不妊や妊娠中の高血圧の原因となる恐れもあります
甲状腺の症状はがまんしないで!
どちらかというと「がまんが美徳」とされるような今の日本。不調があっても、つい、耐えてしまったり、自分で何とか解決しようとしてしまう人が多いように思います。
甲状腺の病気はがまんしても治りません
自分の体調や心の声に耳を傾け、「何だかおかしいな」「私らしくないぞ?」という不調があれば、それは甲状腺の病気の症状かもしれません
甲状腺の検査法
甲状腺の病気かどうかは、甲状腺ホルモンの血液検査をすることでおおよその結果がわかります。
不調を放置せずに検査を受けましょう
甲状腺の病気になると、甲状腺が腫れることが多く、首の付け根がぽこっと膨らんで見えることがあります。ご自身の首や、ご家族、お友達の首を見て、腫れているようであれば、症状がないか、まずは確認してみましょう。
バセドウ病や橋本病の症状と検査について
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