毒みたいのが「身体に毒」と分かるまでに27年 | 甲状腺と予防栄養学の管理栄養士Acco MUKAWAの「栄養カルテ」

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バセドウ病・橋本病のダイエットと体質改善のための食事療法

「砂糖や人工甘味料を添加したソフトドリンクが循環器系や消化器系の疾病の発症リスクを高め、その結果、死亡率を高める」※という欧州の大規模調査の結果が発表されています。知らないうちに肝臓に脂肪がたっぷりとつく「脂肪肝」の原因ともなります。

 

これを受けて、各国でソーダ税課税が再検討されています。

 

1992年から調査がはじまり、調査結果発表は2019年9月3日です。

 

毒みたいなソフトドリンク(一般的には甘い炭酸飲料やジュースのこと)が「身体に毒」だと結論付けるまでにかかった年数は27年。私がフランスでタコ焼きと一緒に「毒みたいな炭酸飲料」を販売したときは、まだ結論づけられていませんでした。

 

©Acco MUKAWA ソフトドリンクは身体に毒です 写真はイメージ photo TPHeinz,Pixabay

 

栄養学に関して、すでに「定説」になった情報しか信じられない、という考え方もありますが、定説になるまでには、この位の年月を要することも多々あります。それはそれで多くのエビデンスに基づく確かな情報なのでしょう。

 

でも、定説になった情報だけでは、解決できない不調は多くあります。既存の食事療法ではカバーしていない分野も多くあり、生活そのものの変化もあります。

 

今、感じている不調に対してどうすべきか、確かな判断によって、一人一人にとって最適な食事法や栄養がいち早く伝わる様になっていくとよいなと思います。

 

そのような訳で、「ソフトドリンクは死亡率を高めますとキャンペーンをしましょう」※、と書かれていました。

 

皆さま、「毒みたい」ではなく、

 

「ソフトドリンクは身体に毒ですよ。」

 

※参考文献

Mullee A, Romaguera D, Pearson-Stuttard J, et al. Association Between Soft Drink Consumption and Mortality in 10 European Countries. JAMA Intern Med. Published online September 03, 2019. doi:10.1001/jamainternmed.2019.2478

 

↓毒みたいな清涼飲料水を販売したときのこと