バセドウ病と診断されたら、まず初めに抗甲状腺薬を内服する方が多いと思います。
それと同時に、ネットやSNSで様々な情報を集め始める方も多いでしょう。この先どんな経過を辿るのか、不安ですよね。多くの情報によると、「抗甲状腺薬の内服を始めるとどんどん太る」と書かれています。
それを読むと、誰もが考えるのは「運動」と「ダイエット」ではないでしょうか。
バセドウ病の内服治療をはじめたら、運動を始める最適なタイミングがあります。
運動を始めると良いタイミングは減薬が進み始めてからです。
治療のペースやもともとの症状によっても少しずつ異なりますが、
内服治療をはじめて直ぐに激しい運動は避けましょう。
理由はいくつもありますが、その中で2つピックアップしてみましょう。
① 血圧が上がり脈も増えているので危険
② 無酸素運動をしても効果が出にくい
この2つが一番大きな理由です。そもそも、バセドウ病の症状そのものがフルマラソンをしているような状態です。
ここにさらに運動をするとなると、身体は悲鳴を上げてしまいます。
そして、減薬が進み始めるまでは体はまだ消耗モードです。仮に激しい運動を頑張ったとしても、頑張ったわりに結果は出ません。
特に、筋トレなどの無酸素運動の効果は出にくい状態です。
危険で効果が出にくいので、無理をせず、体を休ませる時間にあててあげましょう。
ちなみに、この時期に運動をしなかったから減薬の頃から体重が増加する??そんなことはないです。
この時期の運動不足と体重増加は関係がないでしょう。食事を少しずつ気を付けていくことが第一です。
激しい運動をして急いで体力を戻そうとするよりも、体調が落ち着いて来たら、お散歩などの有酸素運動がお勧めです。あくまで体調が落ち着いてからですが、有酸素運動は効果があります。そして、治療前に食欲が増えてしまった方はもとの食事量に戻していきましょう。
