日本ハムが行く! -36ページ目
前回の続きです。
斎藤佑の被打率は100回以上対象者の中では最下位でした。

【2011年 パリーグ 被打率ランキング】※100回以上対象
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与四死球率も非常に悪く、常に走者を背負った厳しい投球となりましたが・・・
防御率は2.69。かなり踏ん張った印象です。

ということで、パリーグ投手陣の「得点圏での被打率」をランキング形式で算出してみました。

【2011年 パリーグ 得点圏での被打率ランキング】※100回以上対象
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斎藤佑の「得点圏での被打率」は、パリーグ100回以上対象者の中では5位の好数値
「合計の被打率」と「得点圏での被打率」で約1割の差がでています。
これほど被打率に「差」がある投手は、パリーグ100回以上対象者の中では他に存在しません。

【参考:「被打率」と「得点圏被打率」との差】
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感覚的には・・・0.020以上開いてくると、少し「差」が大きいかな・・・と感じますかね。
「被打率」と「得点圏での被打率」の差が0.020以上の投手を挙げてみますと・・・

【得点圏の方が被打率優秀な投手】
・斎藤 佑樹 -0.102
・和田 毅  -0.055
・田中 将大 -0.028
・渡辺 俊介 -0.027
・金子 千尋 -0.026
・帆足 和幸 -0.023
・塩見 貴洋 -0.023
・牧田 和久 -0.023

【得点圏になると被打率が悪化する投手】
・西 勇輝  +0.057
・石井 一久 +0.056
・西口 文也 +0.038
・大谷 智久 +0.034
・武田 勝  +0.025
・攝津 正  +0.024
・岩隈 久志 +0.020

こうして見てみると・・・斎藤佑の「1割の差」というのは、ちょっと異常に近い気がします

何故ここまで差がでたのでしょうか?
仮説として・・・
得点圏では投球スタイルがガラっと変わるのかな?

というのが頭を過ったので「走者無しor1塁」「得点圏」での球種割合を抽出してみました。

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グラフの左赤枠内が「得点圏での球種割合」となってます。
結果としては・・・
対左打者に「フォーク」の割合が増加した以外にはほとんど変化がみられません
てっきり・・・

「得点圏時では変化球が主体になる」や「得意の球種比率が上昇する」

という結果を期待したのですが、基本的な投球スタイルは変化無いようです
※もちろんケースバイケースもありますが、統計的に見てみると・・・という意味です

となると・・・
「得点圏では1つ1つの球種の精度・キレが向上している」と考えることが自然でしょうか。
ピンチに動じないどころか「集中力が増す」という強心臓
通常の成績数値からは測れない非凡なモノを「持っている」ことは確かなようです。

ただし、いくら得点圏が優秀だから・・・と言っても、
「野球は確率のスポーツ」なので走者はなるべく最小限に抑えたいところ。
来季はその辺りに期待したいですね。

<続く>



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※画像は「Heart Beat」を管理している曾良さん(2011年ファイターズマガジン年間チャンピオン)から頂いております
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時間が無いためコメントの返信が少し遅れます。
選手似顔絵に関しては、現在曾良さんが作成してくれているので後から追加させて頂きます。
関連記事に関しても、時間がある時ブログ右側にリンクを貼る様に整理する予定です。


今シーズン、大注目となったルーキーの斎藤佑樹です。
シーズン序盤で故障がありましたが、復帰後はローテーション5番手として活躍。
特に終盤の投球は目を見張るものがありました。
来季は「3番手」あたりで「10勝~13勝」くらいの活躍を期待したいものです。

2011年のシーズンで確認できた球種は以下の通りです。

1.直球
2.ツーシーム
3.スライダー
4.カットボール
5.カーブ
6.フォーク
7.チェンジアップ

下表は球種の内訳となります。

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シーズン中は色々と試しながら・・・という部分はありましたが、
その辺りは追々細かく見ていきたいと思います。

ざっと見て・・・傾向としては、右打者に対しての変化球の中心はスライダーです。
この球で空振りを取ることを目標に、シーズン終盤は投球しておりました。
スライダーで空振りを取れるか否か・・・
というのが「今後、斎藤佑はどこまで成長できるのか」という1つのポイントとなりそうです。

左打者に対しては「カット」と「フォーク」が変化球の中心にきます
特に「フォーク」は追い込んでからの決め球として使用する傾向が高いようです。
シーズン序盤は「フォーク」が非常に有効で、対左打者を得意としておりましたが、
終盤は「フォーク」も打ち込まれてしまったため、
終わってみれば「対右打者の被打率」「対左打者の被打率」共に悪い数値となってしまいました。
ちなみに、被打率は100回以上対象者の中では最下位となっています。

【2011年 パリーグ 被打率ランキング】※100回以上対象対象
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与四死球率も下から3番目と、非常に悪い数値となりました。

【2011年 パリーグ 四死球率ランキング】※100回以上対象対象
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ただし、これだけ走者を出しながらも防御率2.69で凌ぎきったのですから、
「粘り強い投球だった」と言えるでしょう。
ピンチでも気持ちを切らさずに、集中力を上げることができるのは「さすが」といったところです。
※もちろん改善してもらわないと困りますが(苦笑)

「粘り強い投球」として数値に表れているのが、「得点圏での被打率」です。

<続く>



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※画像は「Heart Beat」を管理している曾良さん(2011年ファイターズマガジン年間チャンピオン)から頂いております

ダルビッシュの時と同様に、曾良さんに武田勝の似顔絵を書いて頂きました。
曾良さん(2011年ファイターズマガジン年間チャンピオン)のブログはこちらです→「Heart Beat」

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・武田勝を徹底分析.1「2011年全球種の内訳。大きな特徴は対右打者への圧倒的な強さ!」
にて使わせて頂きます。素晴らしい絵をありがとうございました!

こんな感じになります。

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ちなみにダルビッシュの似顔絵と並べるとなかなか良い雰囲気です(笑)

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ダルビッシュは目に力強さがあるように感じます。
武田勝は、本人が持っている優しさのようなモノが滲み出ているように感じます。

ちなみに・・・武田勝に関しての記事は一通り書いたので、次回は「斎藤佑樹」です。
ちょっと仕事が押しているので更新が遅くなるかもしれませんが・・・



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