日本時間の4月10日。
ダルビッシュのMLBデビュー戦。
テレビ中継を見ていた人も多かったのではないでしょうか?
結果としては「白星」を飾ったものの、苦いデビューとなってしまいました。
5回と2/3を投じて、被安打8。与四死球は4となりました。
とにかく苦しんだのが「制球」です。
まずはいつも通り、この日の球種内訳から見てみましょう。

ちなみに、2011年の球種内訳は下記の通りです。

今日はフォーク等の「落ちる系」の変化球は見せなかったようでしたが、
制球が定まらず、ボールが先攻し、投げる余裕が全くありませんでしたね。
そのくらい苦しい投球となりました。
メインとなる「直球」「ツーシーム」「スライダー系」の各種数値を少し詳しく見てみましょう。
<各種数値>
まずは「直球」の数値です。

この日の「直球のボール率」は約40%。
直球の「ボール率」が非常に高く、ストライクが取れなかったことがわかります。
投球の半分以上は「直球」で展開されており、
これでは投球が苦しくなるはずです。
次に「ツーシーム」の数値です。

「ツーシーム」も半分以上が「ボール」となる苦しい投球。
ハッキリと「ボール」とわかってしまう球も多かった様に感じました。
次に「スライダー系」の数値です。

スライダー系に関しても「ボール」が目立った結果となっています。
ただし、収穫としては「空振り」がかなり取れていることです。
<まともに勝負ができなかった>
2011年、ダルビッシュが「最終的にアウトを取った球種」を見てみますと・・・

直球とスライダー系が約35%程度づつとなり、あとは他の球種がパラパラと・・・
ちなみにこの日はどうなったかというと・・・

アウトのほとんどが「直球」という結果になりました。
これは「直球が良かった」というわけではありません。
本来であれば・・・
有利なカウントから、NPB時代と同じく「変化球」で勝負したいところですが、
制球に苦しみ、不利なカウントが続き「直球を投げるしかなくなった」結果だと思います。
本人としては不本意な結果だったことでしょう。
大事なのはこの日の経験を次に生かせるかどうか。
次回はどのように修正してくるのか楽しみなところです。
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