皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) です。
それでは早速、バッキンガム宮殿での晩餐会をご紹介します。
私が最初に見た晩餐会の様子は、上記のYouTube動画でした。
バッキンガム宮殿での晩餐会の会場は、息をのむほどに美しく、荘厳かつ華麗で、なのに繊細さも兼ね合わせていて、素晴らしい会場だと思いました。
白と赤そして黄金の色調のお部屋に、淡くて柔らかく優しい色の卓上花が調和していて、非常に美しかったです。
イギリスは現在、日本と同じように物価高など経済的に苦しい状態なので、王室の行事が華美に走り贅沢すぎてしまうと国民からの批判が寄せられてしまう可能性がある中、豪華になり過ぎないように、でも絢爛華麗で最上級のおもてなしをして下さったのだと、感動で胸が震えました。
というか実際、涙があふれてきました。
チャールズ国王とカミラ王妃が両陛下のために心を尽くして準備して下さったのだと思うと、自然に涙が出てしまいました。
さて、私は皇后陛下とカミラ王妃のティアラに注目しました。
ちょうどネット記事にも出ていましたので、ご紹介します。
実は私、第二ティアラを拝見したのは初めてでした。
晩餐会でこのティアラを見た時に、「菊の花がモチーフのティアラ、素敵すぎる」と、とても感動しました。
皇后の頭上に輝くティアラとして菊の花は相応しいですし、何よりティアラが生き生きとしていて、皇后陛下の内側からにじみ出る輝きと調和していて、皇后陛下に非常にお似合いでした。
皇后陛下のネックレス、本来は3本連なったネックレスらしいですね。
しかし、今回もこれまでも2本しかお付けしていません(多分)。
邪推ですが、あの人が「あなたは養生ばかりで(←誰のせいだ)未熟者だから3本は必要ないわ」とか何とか意地悪を言って、わざと1本隠しているんじゃ…などと思ってしまいました。
ついついそんな邪な想像してしまいますが、たとえ2本であってもネックレスの輝きは皇后陛下の美しさに光を添えてくれます。
そう言えば皇后陛下の白のローブデコルテも、非常に高貴で美しかったですね。
ローブデコルテの裾の後ろの方が長くなっていて、なんて優美なお衣裳なのだろうと、うっとりとしてしまいました。
あのようなお衣裳は歩きにくいはずですが、皇后陛下は姿勢よく優雅に優しく微笑みながら歩いておられました。
ああ、もう、皇后陛下はどのような所作でも美しすぎます。
それでは次に、カミラ王妃の記事はこちらです。
カミラ王妃のティアラは、亡きエリザベス女王から受け継いだ「バーミーズ・ルビー・ティアラ」というものだそうです。
そして、イギリス王室の紋章に描かれているチューダー・ローズにインスピレーションを得たローズをモチーフとして、ルビーとダイヤモンドをセットしているそうです。
チューダー・ローズ、あの『薔薇戦争』で有名な一族がチューダー家です。
『薔薇戦争』はイングランドの王位継承に関する内乱で、ヨーク家派は白薔薇を、ランカスター家派は赤薔薇を紋章として使用していました。
内乱に勝利したのは、赤薔薇紋章のランカスター家の一族・チューダー(テューダー)家です。
勝者のヘンリー・チューダーは、白薔薇紋章のヨーク家のエリザベス王女と結婚します。
この結婚により両家は融合し、ランカスター家の赤薔薇とヨーク家の白薔薇を重ねた紋章が作られます。それが「チューダー・ローズ」と呼ばれるものです。
私は『薔薇戦争』や『百年戦争』に興味があって、いつかタロット占いの歴史シリーズで占ってみたいのですが、なかなか手が回りません(;^_^A。
『百年戦争』『薔薇戦争』といえば、イギリスのテレビ映画『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』(日本では劇場版として映画館で上映されました)では、『薔薇戦争』の勝者となったリッチモンド伯ヘンリー・テューダーの出番はあまりありませんでしたが、敗者のリチャード3世を演じたベネディクト・カンバーバッチ氏の熱演が凄かった事を覚えています。
ちなみにベネディクト・カンバーバッチ氏は、実際にリチャード3世とは血縁関係があると判明しています。
リチャード3世の肖像画とベネディクト・カンバーバッチ氏の映像を検索してみて下さい。
結構顔が似ています。ビックリしました。
遺伝子の凄さを実感します。
だからやはり血縁関係が疑われているAN●AI氏もお顔が…おっとっと。
話が逸れすぎましたね、すみません(;^_^A。
元に戻します。
皇后陛下もカミラ王妃も、それぞれ国を象徴する花をモチーフにしたティアラを身につけていたのがとても印象的でした。
こういった場面を目の当たりにできるのも、皇室と王室の交流があってこそですね。
それでは次は、チャールズ国王と天皇陛下のスピーチについてです。
天皇陛下もチャールズ国王も、スピーチをなさっている相手を見つめていたり、時にはお互い顔を合わせて笑顔になったり、本当に仲がよろしくて見ている私も幸せな気分になりました。
というか、スピーチの場面が、私は一番感動して涙が溢れてしまいました。
両陛下もチャールズ国王・カミラ王妃も嬉しそうで、心が和みました。
チャールズ国王が日本語で「英国にお帰りなさい」と仰ったシーンは、涙なくしては見れません。
また、チャールズ国王の、50歳を迎えた方(笑)への誕生日のお祝いや、ポケモンの「全部ゲットだぜ!」には、笑わせて頂きました。
チャールズ国王、チャーミングな性格をなさっているんですね。
それとも、天皇陛下にお会いできたので、はしゃいでいらっしゃるのかな?。そうだとしても、そういったところもチャーミングです。
天皇陛下のスピーチでは、日英両国の友情と親善を大切にされているところがとても印象的でした。
陛下のお口から「grandfather」や「father」というお言葉が出た時には、陛下はいつでも昭和天皇や上皇様の事を想っていて、またご自身の天皇というお立場の重みをよく理解されていて、非常に真摯にお役目を務めていらっしゃるのだと、陛下の深い思いが伝わってきました。
晩餐会については、もっともっと書きたい事はあるのですが、キリが無いのでここまでにします。
チャールズ国王、カミラ王妃、英王室の皆様方、関係者の皆様方、このような心のこもった素敵な晩餐会をありがとうございました。
英国が今まで以上に好きになりました。
感謝いたします。
それでは皆様、素敵な一日をお過ごし下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように
参考資料
The Royal Family Channel
2024年06月26日(水)
AERAdot.
2024年06月26日(水)
Harper's BAZAAR
2024年06月27日(木)
日テレNES NNN
2024年06月26日(水)