皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) です
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高市首相が国連での演説で、「敵国条項」は削除されるべきとイキって演説しましたが、アメリカから梯子を外されるわ中国からはファシスト呼ばわりされるわで、散々な結果となってしまいました。
記事を一つ紹介させていただきます。
2026年10月05日(月) NEWSポストセブン
記事の一部を引用させていただきます。引用部分を青色にしてあります。
国際政治の大きな変化のなかで、高市首相は言葉通り国連憲章の「敵国条項削除」を実現できるのだろうか。
日本の歴代政権は敵国条項削除に向けて何もしなかったわけではない。
最初は東西冷戦後の1995年、時の村山富市・首相(社会党委員長)が8月15日に「植民地支配と侵略によってアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えました」という村山談話(戦後50年談話)を発表し、同年12月の国連総会で日本やドイツなどが提出した「敵国条項が時代遅れ」となったことを認識するという決議が中国、ロシアも賛成して採択された。日本政府はこの決議で敵国条項は「死文化」したとの立場を取っている。
さらに小泉首相時代の2005年9月の国連首脳会合(世界サミット)では、「国連憲章から敵国への言及を削除することを決意する」という成果文書が中ロを含む全加盟国の同意で採択された。それでも、国連憲章改正の手続きには加盟国の3分の2の賛成と、安保理常任理事国が拒否権を発動しないことが必要で、改正手続きに進んでいない。
引用は以上です。
上の記事によると、敵国条項は死文化してはいるが、削除のための改正手続きまでは進んでいない、との事です。
という事は、死文化なんぞはただの口約束のようなもので、日本の立場としては正式な改正手続きが必要だったという訳です。
しかし私は、高市首相は、本気で敵国条項を削除したいという気持ちはなかったのでは、と考えます。
自分の支持者に向けてのサービスと、トランプ大統領への忠誠を見せるために、一人でイキって演説しただけだと思います。
もしくは、実は本気で敵国条項削除に向けて進めると思っていて、日本で通用している万能感をそのままの勢いで、国連という世界の舞台で自信満々に演説を披露してしまった…のか?。
まあ、それはともかく、です。
高市首相がもし本当に、真剣な気持ちで敵国条項を削除したいと考えているならば、上の引用部分の
国連総会で日本やドイツなどが提出した「敵国条項が時代遅れ」となったことを認識するという決議が中国、ロシアも賛成して採択された
という経緯が過去にあったように、今回も日本一国だけではなく、ドイツなど他の敵国条項に敵国と指定されている国々と密に連絡を取り連携して、国連での演説に臨んだはずだと思います。
そして同時に、国連の常連理事国の全てと、この敵国条項に指定されている国々の全てとで、敵国条項削除について水面下で色々と調整したり根回しもするはずです。
しかし今回の高市首相の演説では、それらの要因が一つもなく、全くの独りよがりな演説でした。
もしかして、国連で世界に向けて自己アピールをする絶好の場だと思って、あんな演説をしたのでしょうか?。
高市首相は台湾有事発言で中国と摩擦を起こしましたが、そのような状態で敵国条項削除の演説をしてしまえば、中国が日本に対してまた更に反発してくるかもしれないといった想像が、高市首相や側近もしくは自民党内には全くなかったのでしょうか?。
ただでさえ日本は、台湾有事発言だけでなく改憲の準備や武器輸出などで、軍備強化まっしぐらです。
それだけの事をしているのですから、中国としては日本に対して厳しい態度を取るのは目に見えてます。
「台湾有事は存立危機事態」であると高市首相が公言してしまった経緯がありますので、中国としては高市首相の「敵国条項削除演説」に、警戒せずにはいられないのでしょう。
そしてここにきて、トランプ大統領が「中国はアメリカの同盟国」発言ですからね。
「日本はファシストで、中国とアメリカはそのファシストと戦った同盟国」
と、世界に向けて、中国とアメリカとで公言してしまったのですから、高市首相の「敵国条項削除」演説は、大失敗どころか大失態と言えるでしょう。
これで、「敵国条項は死文化」は、脆くも崩れ去ってしまいました。
しっかりと、「敵国条項は現在進行形で脈々と生きている」という事が、世界に向けて強く印象付けされてしまいました。
だから、こんな軽々しく、国連で「敵国条項削除」を演説すべきではないのです。
本気で削除したいのならば、自分一人ではなく、敵国とされている国々と共に足並みそろえて慎重に行動しないと、今回のように裏目に出てしまう羽目になってしまうのです。
そして日頃から、常任理事国の全てとは水面下で話し合いを続けて、根回ししておかないと、「敵国条項削除」はなかなか実現しないと思います。
日本だけがイキって演説しても、意味が無いのです。
意味が無いだけならばまだマシだったけど、「日本はファシスト・軍国主義」というレッテルを、この現代で世界に向けて貼られてしまいました。
80年前の敗戦以来、日本は戦争放棄を憲法で掲げ、天皇・皇室と国民が一丸となって平和を願い、戦争で荒廃した国を復活させて人々の暮らしは豊かになりました。
しかし現在は、先人たちの苦労を水の泡にして、国民を苦しめる政策しか実施しない政治家たちばかりです。
でもそんな政治家しかいないのは、政治に無関心な国民も多いからというのも、一面の事実だと思います。
この平和を、壊されてからでは遅いのです。
一人ひとりの力は弱くても、多くの人々が集まれば、それは大きな力となります。
多くの人々の意識が平和と安全に向けば、世界は意識が向けられた方向に進んでいきます。
ですので、「平和」への意識が重要です。
敬宮殿下が、「世界平和」を掲げて下さいました。
天皇皇后両陛下が、日本の安寧と世界の平和を願って、日々お役目をはたして下さっています。
私たちも、まずは自分の心の平和からスタートです。
小さな平和の光を灯していく事が、やがて世界の平和に繋がっていくと思います。




