皆様こんにちは。沙貴 誉 （さき ほまれ） です
。
皆様の中には、スピリチュアルに興味のある方もいらっしゃると思います。
私もスピリチュアルに興味があるので、スピリチュアルに関する本を読んだり、YouTube動画を観たりしています。
その時に疑問に思った事が幾つかあって、その一つが【先祖供養】についてです。
自分の人生が幸せになるための、願望実現、引き寄せの法則、奇跡を起こすためには、【先祖供養】をするべきだ、【先祖への感謝】が効果的だ、という事について目にする事があります。
確かに、【先祖供養】や【先祖への感謝】は大切なのかもしれません。
ですが、何だか自分の人生の幸福のために先祖を利用しているような気がしてしまい、私は躊躇ってしまうのですよね。
誤解しないで頂きたいのは、私は決して【先祖供養】は意味が無いと言いたいのではありません。
しかし、普段仏壇に手を合わせたり、墓参りしたり、時々ふと先祖を思い出しその想いを胸に馳せてそっと祈りを捧げたりしないのに、「自分の人生に奇跡を起こしたい、願望を実現させたい」、だから【先祖供養】をしよう、というのは何か違うのではないかと思うのですよね。
自分の利益のために【先祖供養】【先祖への感謝】をするのは、先祖を利用しているだけだと思うのです。
そのような動機で【先祖供養】をしても、波長の法則やカルマの法則で【先祖供養】に関する詐欺に引っかかりやすくなるだけなんじゃないかな？、とも思えたり。
【先祖供養】をするならば、願望実現、引き寄せの法則、奇跡を起こす、等々の効果を期待するのではなく、ただ純粋に【先祖供養】したり【先祖への感謝】をしたりすればいいのではないか？、と思うのですが、皆様はどう思われますか？。
私はスピリチュアルな世界を信じているので、ご先祖様の魂はあの世からこの世の私たちを見守って下さっているのは確かだと思います。
なので、私たちは懸命にこの世の人生を生きていれば、見守って下さるご先祖様が応援してくれて、手を差し伸べて下さる場合も出てくるのではとも思うのですよね。
とは言え、ご先祖様のご加護を期待すると言うよりも、あの世で見守って下さるご先祖様方が安心出来るように、私たちが自分の人生を前向きに生きる姿を見せる。それが一番の先祖供養になるのではないでしょうか。
私たちの命は、ご先祖様が脈々と命を繋いできて下さったから、私たちが今ここに生きています。
そう考えると、令和を遡ると、平成、昭和、大正、明治、江戸、安土桃山、戦国、室町…平安、奈良、飛鳥、古墳、弥生、縄文…人類の誕生、と、人類の誕生から一つも途切れる事の無い命のリレーを今ここに繋いできているのですよね。
これこそが奇跡だと思います。
人類が誕生してから、一つも途切れる事の無い命のリレーで、今私たちがここに生きているのです。
この奇跡に気付いた時に、自然とご先祖様に対して感謝の念が湧きます。
それと世の中には先祖とあまり縁の無い、縁の薄い人も少なくないと思います。
そのような人は【先祖供養】や【先祖への感謝】という感覚が分かりにくい場合もあるかと思います。
その場合には、この人類の誕生からの命のリレーという奇跡を想う事で、奇跡に対しての感謝の念が湧いてくるかもしれません。
命のリレーの奇跡の感覚も良く分からない方は、無理に感謝する必要は無いと思います。
無理に感謝を理解しようとしても、心の中がモヤモヤするだけかもしれませんし、感謝は強要するものではありませんし、自分の心を誤魔化してまで感謝する事は無いと思います。
先祖への感謝はいったん横に置いて、もっと自然体の自分で、今自分がここに生きている事、精一杯生きていこうという想いを大切にすればいいと思います。
【先祖供養】【先祖への感謝】という事に関しては、人それぞれで様々な考え方があり、何が正解かはないのかもしれません。
しかし供養や感謝をするならば、何かの効果を期待するよりも、純粋な気持ちで供養や感謝をした方が良いのではないかと、私は思います。
それでは皆様、素敵な一日をお過ごし下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました
。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように