皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) です。
占いはあくまでも占いです。
お気軽にお楽しみ下さい。
信じるか信じないかは、
あなた次第です。
今回は、ヘンリー王子夫妻とチャールズ国王の関係性についてです。
この文章を書いている時点では、ヘンリー王子夫妻がチャールズ国王の戴冠式に出席するかは不明です。
ヘンリー王子の回顧録『スペア』により、ヘンリー王子夫妻と英王室との確執は更に深まったとも言われています。
『スペア』については、いつかブログにまとめようと思っていたのですが、時間ばかりが過ぎてしまいました。
『スペア』に関するネット記事で、ヘンリー王子が明かした自身のエピソードとして、“凍傷エピソード”なるものがあると知ったのですが、いかりやチョーさんじゃないですが「だめだこりゃ」と心の中で呟いてしまいました。
チャールズ国王がヘンリー王子夫妻にどう接するかで、英国民からの英王室への支持が上がるか下がるかに影響するとも言われています。
そこで今現在の、ヘンリー王子夫妻とチャールズ国王の関係性はどうなのかを、占ってみました。
どうぞご覧下さい。
ヘンリー王子夫妻とチャールズ国王の関係性は?
※占った日:2023年03月13日(月))※
※あくまでカードの解釈です※
①過去(上のカード):
皇帝
②現在(右下):
恋人
③近未来(左下):
女教皇
④アドバイス(下):
正義〔逆〕
⑤チャールズ国王の気持ち(左上):
杯(カップ)のクィーン
⑥ヘンリー王子夫妻の気持ち(右上):
杯(カップ)のエース
⑦最終予想(中央):
女帝
過去:皇帝
ヘンリー王子夫妻とチャールズ国王は、父親と息子夫婦として、また国王(王太子)と国王(王太子)を支える身近な王族としての、秩序を守った関係性でした。
一見、ヘンリー王子夫妻が随分と身勝手な行動に出ている部分が目立ちますが、そんな中でも最低限の秩序は守っていたと思われます。
それもそのはず、現在はどうなのかは分かりませんが、ヘンリー王子夫妻が王室を離脱した時点では、チャールズ王太子(当時)の私費から年間約3億円ものお小遣いを夫妻は貰っていました。
夫妻が好き勝手な行動に出たとしても、お小遣い目当てで…おっとっと、チャールズ国王への親子関係や王族としての社会性そのものは保たれていたのかもしれません。
そしてチャールズ国王は父親として国王(王太子)としての責任を持って、この次男夫妻と相対していたと思われます。
とは言え、『皇帝』のカードは、穏やかな優しいカードではありません。
野心バリバリの勇ましいカードです。
何かを犠牲にしても自分の望む成功を手に入れよう、というような思惑が、両者の間には存在していたと読めます。
緊張感のある関係性だったと思います。
現在:恋人
両者の現在の状況です。
両者は協力関係にあり、良いパートナーシップを結んでいます。
…というように、ポジティブで良好な人間関係ともリーディング出来ますが、同時に私はもう少し別角度からの解釈も可能だと思います。
たとえ良好であるように見えている部分があったとしても、今こそ、試練の真っただ中である、とも解釈出来ます。
ヘンリー王子夫妻とチャールズ国王は、岐路に立たされています。
ヘンリー王子夫妻の場合だと、英王室と調和して前向きな協力関係を築くのか、それとも王室批判をして敵対し己の感情のままに生きるのか。
チャールズ国王の場合は、ヘンリー王子夫妻が王室批判しようとも父親として国王として夫妻に情をかけるのか、それとも父親としても国王としても毅然とした態度で接するのか。
それぞれがどちらの道を選ぶのか、その分かれ道であるとも解釈出来ます。
近未来:女教皇
ヘンリー王子夫妻とチャールズ国王は、何か白黒はっきりさせる事が出てくるかもしれません。
例えば、ヘンリー王子夫妻を王族としてどの様な立ち位置にするのかを今まで以上にはっきりさせる線引きがなされるなど、想像ですがそういった可能性はあります。
ただしそれは、何かズルくて誤魔化されたような方法ではなく、繊細で高潔な方法が取られるはずです。
また、両者の関係性で、今まで隠されていた側面が明らかになってくる可能性はあります。
それが何なのかは特定は出来ませんが、ただ『女教皇』の絵柄には“月”が描かれていますので、もしかしたらダイアナ元妃関連の可能性はあるかな?、と思います。
チャールズ国王の気持ち:杯(カップ)のクィーン
チャールズ国王は、ヘンリー王子夫妻に対して深い愛情を抱いています。
特にヘンリー王子に対する家族愛は、無償の愛を抱いているのではないでしょうか。
そうでなかったら、オプラのインタビューといいネットフリックスのドキュメンタリー番組といいヘンリー王子の回顧録『スペア』といい、寛容な態度は持てないはずです。
まあ、もしかしたら、ヘンリー王子夫妻には好き勝手にさせて、墓穴を掘るまで静観している部分もあるかもしれませんが…。←これは占いではなく、私の感想です
ま、それはともかく、ダイアナ元妃とは夫婦としては全く上手く行かなかったチャールズ国王ですが、息子ヘンリー王子に対しては、チャールズ国王なりの深い愛情を注いでいるのかもしれません。
ヘンリー王子夫妻の気持ち:杯(カップ)のエース
ヘンリー王子夫妻の、チャールズ国王への気持ちです。
あー、このカード、確か過去にエリザベス女王とヘンリー王子夫妻の関係性を占った時に、ヘンリー王子夫妻のエリザベス女王への気持ちの部分に出たカードと、全く同じカードです。
全くの私の主観的な感じ方だったのですが、エリザベス女王の時は、ヘンリー王子夫妻は、
「女王の持つ溢れんばかりの愛と平和と慈しみを、自分たちに頂戴、頂戴、頂戴」
と、「クレクレ」なのでは、という感じのリーディングをしましたが、今回も同じ臭いを感じてしまいました。
後はうーん、チャールズ国王が自分たちに優しいので、愛と希望と喜びを感じているとも読めます。
最終予想:女帝
ヘンリー王子夫妻とチャールズ国王は、家族としては上手くいくかもしれませんね。
これは、今まで見てきたカードが示すように、チャールズ国王がヘンリー王子夫妻に深い愛情を注いでいるので、その恩恵に夫妻はあやかれるのだと思います。
円満で豊かな家族関係を築けるかもしれません。
ここまで紹介したカードが良い意味を持つカードばかりで、しかも正位置だったので、ヘンリー王子夫妻とチャールズ国王はこれまでもこれからも家族としては上手く付き合えるのではないか?。
という雰囲気なのですが、次に紹介する【アドバイス】が、結構重要になるのではないかと感じています。
アドバイス:正義〔逆〕
ヘンリー王子夫妻がチャールズ国王と、【最終予想】のように円満で豊かな家族関係が築けるために、注意すべき事です。
虚偽に満ちた王室批判は止めましょう。
オプラのインタビューや回顧録では、幾つかの噓がバレています。
批判したいならばすればいいとは思いますが、噓はいけません。
噓を吐いてまで相手を貶める材料にしてしまうと相手を酷く傷つけますし、自分が相手や世間から信用されなくなります。
チャールズ国王に対する怒りや憎しみがあるのは分かります。
でもだとしたら、家族の間の事は家族の中で話し合って解決すれば良い事で、一方的に世界に向けて発表する必要はないのです。
自分たちにとって都合の良い方向に持って行こうとするのは止めましょう。
独りよがりの正義も厳禁です。
それらに気を付けて、感情ではなく事実に基づいた客観的な判断で、バランス感覚を大切にして、チャールズ国王との関係性を見つめて行きましょう。
占いは以上となりますが、如何でしたでしょうか。
チャールズ国王は、多分優しいのでしょうね。
しかし、チャールズ国王は父親であると同時に国王でもありますから、父親としても国王としても、優しさと厳格さの両方がバランス良く求められている状態なのだと思います。
チャールズ国王の戴冠式、ヘンリー王子夫妻が出席するのかどうかはまだ分かりませんが、出席してもしなくても、夫妻は自分たちが主役とばかりに、何か大きな話題をぶっこんで来るかもしれないなぁ、と想像してしまいます。
占いの結果のように、前向きで素敵な関係性に進めばいいと思いますが、現状は難しいのかな…って感じですけどね。
次回の占いも英王室関係です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように
参考資料
『78枚のカードで占う、
いちばんていねいなタロット』
LUA 著
『タロット基本のリーディング大全』
アンソニー・ルイス 著
島津公美 訳
『占いの世界』
hachette