皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) です。
皆様は『銀河英雄伝説 わが征くは星の大海&新たなる戦いの序曲 4Kリマスター』を、楽しまれましたか?。
私は実は、『新たなる戦いの序曲』は映画館へ行けるか分からなかったので、予定は組みませんでした。
当時は予定を組もうにも先が見通せない状況で、しかも想像してなかった出来事が急に起こった事で疲れてしまい、『新たなる戦いの序曲』を観るのは無理かな~と、諦めていました。
そんなある日、私はある用事を済まそうと思って、外出しました。
そこは映画館に近い場所だったので、用事を済ます前に映画館に立ち寄ってグッズ売り場へ向かいました。『銀河英雄伝説』のグッズがまだあるかなと気になったので。
そしてグッズ売り場を回りつつも、ふと映画の上映時間の予定表が目に入ったのです。
すると、『銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲』の開演時間が数分後のタイミングだったのですよ。
えええっ、とビックリしました。
今チケット買えば間に合うじゃん、と。
しばらくオロオロしていました(笑)。
私は上映時間など一切調べていませんでした。
それが、たまたま映画館の近くに来たからとグッズ売り場を徘徊していたら、数分後に開演するというグッドタイミングなのですよ。
これは神様のお導き(?)だと思い、済ませたい用事は後日でも間に合うので、急遽予定を変更して『新たなる戦いの序曲』を観る事にしました。
良い事ってとんとん拍子に決まってしまうのですね(笑)。
しかももっと運が良かったのは、映画の内容が面白くて大満足だったのは勿論ですが、その後の事です。
映画を観終わった後、グッズ売り場に行って『新たなる戦いの序曲 デジタルリマスター 劇場限定版Blu-ray』を買いました。
その時、会計の横に張り紙がありました。
『わが征くは星の大海 デジタルリマスター 劇場限定版Blu-ray』に、不備があるとのお知らせでした。
その商品は『わが征くは星の大海』を観た時に買っていました。しかしまだ開封していなかったので、不備がある事は全く知りませんでした。
どうやら商品を問合せ窓口の住所に送付すれば交換してくれるらしいのですが、それは受付期間が設けられていました。
この日に『新たなる戦いの序曲』を観てそのブルーレイを買わなかったら、『わが征くは星の大海』のブルーレイに不備がある事は全く知らなかった訳です。
しかも、交換のための受付期間が設けられている。
家でブルーレイの不備に気付いた時には、受付期間が過ぎていた可能性もあったのです。
何て運が良いのだろうと思いました。
たまたま映画館の近くへ行く用事があって、ふらりと映画館のグッズ売り場に立ち寄ったら『新たなる戦いの序曲』が数分後に上映というグッドなタイミング。
そして映画を観終わった後、商品を買おうと会計に向かったら、前回買った商品についての不備に関する貼り紙。
こちらからは何もしていないのに、良い事が向こうからやって来たという感覚です。
今回のこれらの経験も引き寄せの法則の範疇だと思いますが、いつも自分の波動を気に掛けていて良かったなと思いました。
波動って大事なんだな、と改めて思いました。
さて、それでは映画を観た感想を、少し書いてみようと思います。
ネタバレがありますので、注意して下さい。
ヤンとラップとジェシカ
ヤンとラップとジェシカについては、映画を観た人それぞれの感想があると思います。
ここでは、私の感想を素直に書いてみます。
ヤンとラップとジェシカは、学生時代からの親友です。
ただ、ジェシカは士官学校の学生ではなかったと思います。ジェシカの詳しい設定は忘れてしまいました、すみません。
ま、そんな、学生時代からの親友たちが、社会人になってからも変わらずに親友同士でした。
ヤンとラップは、ジェシカに憧れていました。
ラップはヤンに、ジェシカにプロポーズしようかどうかを相談します。
ヤンはラップを応援しました。自分の気持ちを封じ込めて。
そして、ヤンの目の前でラップはジェシカにプロポーズします。
実はジェシカの好きな人は、ヤンでした。
ジェシカは戸惑うものの、ヤンの反応が自分とラップを応援するものだったので、ジェシカはラップのプロポーズを受け入れます。
そして私は思いました。
「ヤンもジェシカも自分の気持ちから逃げるなよ~~ッッ!!」
2人からこんな事されて、ラップはうれしいのだろうか?、と思ってしまいました。
ヤンとジェシカが自分の気持ちをハッキリさせたら、ラップはきちんとそれを受け入れる男だろうに、と思いました。
ラップはヤンがジェシカを慕っている、という事は気付いていたのです。
だからこそ、ラップがジェシカにプロポーズしようか悩んでいるとヤンに相談した時に、少しくどい口調でヤンに相談していたのではないかと、私は感じました。
親友としてヤンの気持ちを無視したくないから、ヤンの気持ちをはっきりさせた上でジェシカにプロポーズしたかったのだろうな、と。
そしてプロポーズは成功したので、お祝いのお酒をダンスホール?(ナイトクラブ?。よく分からないので、ここではダンスホールで統一します)で飲んだ後、酔ってジェシカに付き添われた帰りのタクシーの中で、ラップは「すまないヤン、ありがとう」と呟きました。
やはり、ラップはヤンの気持ちを知っていたのです。
でもね~~~、ヤンとジェシカ。
どうなんでしょう。
まあ、ヤンは恋愛には消極的で奥手、自分がジェシカと結ばれるよりは、ラップを応援する気持ちの方が強かったのかもしれません。
ジェシカにしてみたら、ヤンの事は好きだけど自分には脈が無いみたいだし、積極的に情熱的に好意を寄せてくれるラップの方に心を動かされた、という事なのかもしれません。
前述しましたが、ダンスホールでヤンとラップとジェシカは、ラップとジェシカの結婚が決まったので祝杯を挙げるのですが、ジェシカの願いでジェシカとヤンはダンスする事になります。
ダンスの最中に、ジェシカは涙を流すのですよね。
ホールの照明が暗く、ラップが酔いつぶれて寝ていたという事もあって、泣いているジェシカをヤンはそっと抱きしめます。
この涙と抱擁で、ヤンとジェシカはお互いを想う気持ちにけじめをつけた、という事なのでしょう。
まあ…ね。
単純に縁の無かった2人なのでしょう、ヤンとジェシカは。
ヤンが本当にジェシカと結婚したかったら、ちゃんと意思表示をしたと思うのですよ。
原作や長編アニメ版を観た方ならばご存じの事ですが、ヤンはフレデリカにはちゃんとプロポーズして結婚しているからです。
そういった意味では、ヤンはジェシカには好意はあるけれど、結婚しようと思うまでの気持ちは無かったのかもしれません。
もしくは、ヤンはジェシカの事を心底後悔しているからこそ、フレデリカの時は自分の気持ちを偽らないで素直に心を伝えた、という解釈も出来るかもしれません。
いずれにしても、ジェシカが選んだのはラップなので、そこはもうジェシカとラップに縁があったという事なのでしょう。
ジェシカとラップは婚約します。
しかし、結婚式を前にしてラップは戦地に派遣され、そして戦死してしまいます。
その事で、ジェシカの人生も大きく変わります。
自由惑星同盟に旋風を巻き起こす事になります。
その後のジェシカの人生が気になる方は、是非原作か長編アニメをご覧になって下さい。
あ、それと、ダンスホールでの演出が秀逸だった事を、ここに明記します。
私の記憶に間違いが無ければ(間違っていたら本当にすみません)ダンスホールでの祝杯とダンスシーンは、実は周囲の音だけが響いていて、ヤンとラップとジェシカの台詞が一切無かったと思います。
3人の心情を台詞で説明するのではなく、台詞無しで視聴者の想像に委ねるという演出は、非常に素晴らしいものでした。
『銀河英雄伝説』の映画は、どれもレベルが高くて素晴らしいです。
長くなってしまったので、次回へ続きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように