皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) です。
占いはあくまでも占いです。
お気軽にお楽しみ下さい。
信じるか信じないかは、
あなた次第です。
突然ですが、私のブログを読んで下さっている皆様方の多くは、占いが大好きでスピリチュアルに興味のある方だと思います。
私も、占い大好きで楽しくてワクワクしますし、スピリチュアルな世界を大切にして生活しています。
私のブログに、いいねやフォローをして下さる方の中には占い師の方も多く、占い師として活躍されている皆様にあこがれを抱いてしまいます。
占いそのものに関しては、自分や相手が良い方向へ向かうための人生相談という意味合いが大きいと思いますし、貴重なアドバイスであり大切な一つの意見として参考にしています。
私自身は、占いを私の支配者にしないよう、「呑んでも呑まれるな」の精神でいます。
何かの悩み事を占い師に相談したとても、貴重な意見・参考として大切に心に留め、そして最終的には自分自身で判断します。
何故ならば、人生というものは、占いによって支配されるものではないからです。
占いは、独裁者ではないからです。
占いという貴重なアドバイスを胸に抱きつつ、人生は自ら切り拓いて行くものだと思っているからです。
例えばタロット占い。
あくまで私が個人的に感じている事ですが、タロット占いは、「今の時点ではこうですよ」という、現時点での状態を教えてくれているものであり、パラレルワールドの一つの可能性を表現しているに過ぎないと思っています。
占いの結果により、自分がどう行動するかで、未来は変わると思っています。
たとえ占いの結果が良くても、傲慢で怠惰な態度でいれば悪い未来を招いてしまうし、占いの結果が悪くても、前向きな気持ちで努力を重ねた結果、最高の未来に辿り着けるかもしれません。
もしかしたら、プロのタロット占い師さんには、私とは異なる見解があるかもしれません。
あくまで、誉の見解という事でご了承下さい。
どうしてこの様な事をこの場で書いているかと言うと、占いとは直接的には関係ありませんが、例の旧T教会を調べているうちに、霊感商法の危険性を、非常に感じたからです。
旧T教会だけではなく、一般論として、世の中には悪質な霊感商法がまかり通っているのだろうな、と思ったのです。
もしかしたら、占いをきっかけにしてスピリチュアルな世界にハマり、悪質な霊感商法に騙される人も出てくるかもしれません。
「占いの結果が最悪でした。魔除けのためにこのパワーストーンを、開運のためにこの絵画を、先祖供養のためにこの壺を買って下さい。さもないと、あなたやあなたの家族の人生は破滅します。」
などと、相談者を恐怖に陥れ、脅して、不安を煽り、高額な商品を買わせようとする悪徳な者たちも、存在するかもしれません。
多くの占い師や霊能者や宗教家は、良識を持つ善良な方々であると思います。
しかし、一部とはいえ、悪徳なスピリチュアル関係者も存在すると思います。
なので、ここで語るのは、良識を持つ善良なスピリチュアル関係者の話ではなく、一部とはいえ悪徳な偽物スピリチュアル関係者は存在するので、油断せずに気を付けようという呼び掛けです。
そして、私が個人的に思う、スピリチュアル的にどう責任主体で生きるかという考え方の一部を紹介します。
あくまで私の考え方なので、ご了承下さい。
私はパワーストーン大好きで、ブレスレットも原石も幾つか持っていますが、パワーストーンが人間一人の人生を激変させるような強大なパワーを持っているとは、全く思っていません。
パワーストーンは、私にとっては、心を前向きにしてくれる大切な友達であり、大地の恵みを宿した大切な御守りでもあります。
石の持つ波動が持ち主に良い影響を与えてくれる、と私はそう考えています。
しかし、パワーストーンそのものが、魔法を使える訳ではないのです。
パワーストーンを持っただけで、大金が手に入ったり、突然運が良くなったり、病気が完治したり、なんて事はありません。
「このパワーストーンを買えば、癌が治りますよ」
などと言って、高額のパワーストーンを買わせるような人がいたならば、それは詐欺であり、悪徳な霊感商法であると思います。
パワーストーンや、他には壺や絵画など自体が、それを持っているだけで、悪霊を浄霊してくれたり、運を良くしてくれたり、結婚相手を見付けてくれたり、病気を治してくれたり、先祖を供養してくれたり、なんて事は出来ないと思います。
もしも、パワーストーンや壺や絵画に依存して、自分は何も努力せずに怠惰に楽ちんに生きようとするならば。
そんな依存的で怠惰な心を持つからこそ、運が悪くなったり、詐欺師に引っ掛かったり、同じ様なネガティブな心の要素を持つ霊に憑依されたりするのです。
私は、「魔除け、邪気・邪念を払う」効果のあるオニキスのブレスレットを所持しています。
外部からの「魔、邪」を防ぐという意味と、自分の心の中に持つ悪しき念に打ち克つ意味の、両方があります。
しかし、もしも私が、オニキスのブレスレットのお陰でネガティブな念を防いでくれるからとタカをくくり、正義面して自分は正しいと思って、気に入らない誰かの悪口を周囲に吹聴したり貶めたり恥をかかせたりして、誰かの恨みを買うような事ばかりしていたら、オニキスのブレスレットの効果なんてあると思いますか?。
ブレスレットの効果に頼らずに、己の持つ邪念をまずは己自身が内観して無くせよ、と誰もが思うでしょう。
その恨みを買った誰かの邪気や邪念を己が受ける事があっても、それは自業自得なのでは?、と皆が思うでしょう。
パワーストーンに依存して、自分が傲慢になったり怠惰に生きれば、パワーストーンの効果なんて意味が無いと思います。
同様に、自分の人生を、占い師や霊能者や宗教家に依存して委ねても、決して良い結果にはなりません。
これは、悪徳な人たちに依存して言いなりになるのは以ての外ですが、善良なスピリチュアル関係者が相手であっても、相手に依存して自分の人生を委ねるのは、良くないと思います。
スピリチュアル関係者に何かを相談する事自体は、相談者の自己責任にて構わないと思います。
ただし、相手が悪徳ではないか、善良で良識のある者か、見極めるようにして下さい。
その上で、占い師や霊能者や宗教家の意見を鵜吞みにして全許容するのは、とても危険であると思います。
相談した相手が、信用出来る人なのかどうかの問題もあります。
それに、自分の人生は、自分のものです。
自分の人生は、占い師や霊能者や宗教家のものではありません。
自分の人生は、自分でしか責任を負えません。
占い師や霊能者や宗教家が、自分の代わりに自分の人生の責任を負ってくれる訳ではないのです。
占い師や霊能者や宗教家の話は、参考にすべき貴重な意見の一つです。
貴重な意見を参考にしながらも、最終的には自分の人生は、自分の責任で判断するしかないのです。
自分に自信がないからと言って、誰かの言いなりになったり、精神的・肉体的な奴隷になってはいけません。
もしも占い師や霊能者や宗教家の意見が間違っていたら、どうしますか?。
たとえ善良で良識のある人でも、人間、誰しも完璧ではありませんし、悪気が無くとも間違った意見を述べる事もあります。
占い師などの意見を、自分で熟考・検討した結果、参考にして積極的に取り組むのは良い事です。
しかし、やはり納得がいかないのならば、参考にするのは辞めにするのも自由です。
そして、不安に思う事があるならば、まずは周囲に相談したり、不安に思う事柄を調べてからゆっくり考えるなど、即断即決せずに、安全に判断する事が大切だと思います。
実際に私は、スピリチュアル関係者にアドバイスを頂いて、とても良い事だと思い、取り組んでいる事があります。
逆に、ちょっと心の中で引っ掛かっているので、ノーリアクションのものもあります。
それはどちらも、きちんと自分で熟考し、自分で決意し判断しました。
心配に思う事は、身近な人に相談したりもします。
しかしこれがもしも、
「占い師や霊能者や宗教家の言う事を聞いてさえいれば、私の人生安泰だわ」
などという思考停止に陥ると、
“他人の話を鵜吞みにした”、“自分の人生を他人に委ねた”
などというカルマになってしまいます。
責任主体に生きなければ、自分の人生を存分に生き、本当の幸せに到達するのは、難しいのではないかと思います。
これ以上は長くなるので、この話はここまでにします。
それでは、前回の占いの続きを書いていこうと思います。
前回からの続き
※あくまでカードの解釈です※
隠れた影響:魔術師〔逆〕
NY夫妻がNYに住むに当たっての、隠れた影響です。
私がこのカードを見て思ったのは、NY夫妻がNYに住むようになったのは、誰か背後に黒幕がいるのかな?。
という事です。
奇術師やトリックスターのような存在の黒幕が、錬金術を悪用して、夫妻がNYに住むのに成功したのかな、と。
まあ、あの黒幕さんが、皇室特権という錬金術を使って、初孫の願いを叶えてあげたのかな、というのが一番ストレートな読み方になると思います。
もしくは、末弟の存在が、NY夫婦…特に妻が日本を脱出したいと思う要因の一つとなったかな?、とも読めます。
年の離れた末弟の存在が、妻の人生を変えた要因の一つなのかもしれません。
別の解釈としては、NYに住む隠れた影響として、ペテン師や結婚詐欺が関わっていた、との解釈も出来ます。
あくまでカードの解釈です。
他には、NY夫妻をカモにして、錬金術のように利益を生み出している誰かが、裏で関わっているのかもしれません。
アドバイス:女教皇
NY夫妻がこのままNYに住むためのアドバイスです。
もっと内面的なもの、精神的な充足や、スピリチュアルな生き方を大切にしましょう。
NYで、どう物質的に豊かに暮らすか、自由に奔放的に楽に暮らせるかの追及には、限度があります。
そのような物質的な価値観が、NYにこのまま住める根拠を与えてくれる訳ではありません。
そうではなく、内面の充実、知性や理性、精神性の重要さを学ぶ事が、暮らしを続ける懸け橋になるかもしれません。
奇術師が錬金術を悪用して支援してくれる事を期待しないで、もっと自分で気高く生きる事が大切になってきます。
何故NYに住みたいかの、内面的な動機も重要です。
幼い頃の記憶が、現在に影響を与えているかもしれません。
そういった内面的な部分を見落とさない事が、何かのヒントになるかもしれません。
また、もしも誰かのアドバイスが欲しいと思ったら、精神性の高い霊的な才能と理解力のある女性に相談するのが、良いかもしれません。
予想される結果:棒(ワンド)の7〔逆〕
不利な状況にいます。
厳しい局面におり、苦戦を強いられるかもしれません。
と言う事は、NYにこのまま住み続けるのは、難しい状況であると考えられます。
この夫婦には、夫の試験や夫婦のビザなど、幾つかの問題を抱えています。
今のところ、奇術師が錬金術を使ってこの夫妻を支えていますが、肝心の夫の試験は未だに合格かどうかは不明ですし、海外に住んでいるのに自立出来ていないという部分が、砂上の楼閣です。
と、まあ、夫妻に関しては不利な厳しい状況ではあるのですが、やはり奇術師が錬金術を悪用している辺りで、苦戦を強いられていながらも何とか持ちこたえている、という感じなのではないかと思います。
カードの絵を見てみると、逆位置になっています。
絵柄の下方は、空間が広がっています。
カードのリーディングとして、どうせNY生活に苦戦を強いられて辛い思いをするのならば。
いっそそのまま絵柄のように、空間のある下方にスッポンと抜け落ちて、「いち抜けた」とばかりに自由の身になって、NY生活を放棄してしまえば精神的に楽なのでは?。
…なんて、思ってしまいました。
勝手ながら、そんな感想を抱いてしまいました。
まあ、ただ、カード的には勝ち目のない戦いという意味がありますので、このままNYに住むのは、ますます状況が不利になる一方であると思います。
占いは以上となります。
出たカードをトータルで見てみると、ネガティブなカードが多かったですね。
ま、この夫妻の場合、カードで見るまでもなく、夫妻の行動の一つ一つの事実を見ていくだけで、海外の大都会で暮らすにはかなり難しいだろうな、という部分が、推測しやすいと思います。
奇術師が錬金術を悪用して夫妻を支える事は、いずれ限界が来るでしょうから、そのようなものに頼るのではなく、夫妻で力を合わせて自立する方向に、つまり身の丈に合った生活に早めに切り替えた方が良いのではないかと、いつもながらに私はそう思います。
それでは、今回はここまでにしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように
参考資料
『タロット基本のリーディング大全』
アンソニー・ルイス 著
島津公美 訳
『78枚のカードで占う、
いちばんていねいなタロット』
LUA 著
『基本とリーディングが身につく
タロット LESSON BOOK』
藤森緑 著