皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) です。
歴史やその他専門用語などについては、調べてから記述していますが、間違いや勘違いなどがありましたら、申し訳ございません。
気になる方や疑問をお持ちの方は、鵜吞みにせずに、ご自身でもお調べ下さいますよう、お願い申し上げます。
歴史は諸説あります。
今回も本題に入る前に、少し別件を書かせて頂きます。
故安倍元首相の件です。
日に日に故安倍氏&複数の政治家たちと、旧T教会の癒着が明らかになってきました。
暴力によって命を奪われた故安倍氏には心からのお悔やみを申し上げます。そしてこのような事件はもう二度と起こって欲しくありません。
今回の事件は、感情的にならずに、冷静に考えてみる必要があります。
長くなるので簡単に述べますが、今回の事件が起きた背景には、故安倍氏と教会との癒着が原因の一つとなっています。
もちろん、だからと言って、犯人の銃撃を擁護する事は出来ません。暴力では何も解決出来ません。
故安倍氏には、日本の総理大臣として、政治家として、重責を担って下さった事に、心よりの感謝を申し上げます。
しかし、銃撃と言う悲劇はありましたが、故安倍氏の功績は功績として評価せねばなりませんが、功罪の“罪”の部分をうやむやにしたり、無かった事にするのは、非常に危険です。
しかも今回の場合、故安倍氏は愛国者という姿を国民に見せながら、実は裏では反日思想を持つ人間と癒着し、お互いに利益を貪り合っていたという事実が明らかになったのです。
日本は、政治の中枢から、反日勢力に侵食されていたのです。
故安倍氏に対する誹謗中傷はいけません。
同時に、故安倍氏や教会に対する真っ当な批判が、封じられるような事があってもならないのです。
今回の故安倍氏の事件だけではなく、全ての事について言えますが、一番大切なのは、自分なりの意見を持つ事です。
自分の住んでいる国の事なのですから、無関心でいる事は良くないので、自分なりの見解を持つことが大事です。
色んな意見があって当たり前なのです。
故安倍氏を擁護したいがために批判を封じるとか、逆に悪人に仕立てたいあまりに誹謗中傷する、などは控えて、皆がそれぞれの意見を忌憚なく述べるべきだと思います。
故安倍氏関連については、いずれブログに書こうと思います。
それでは、本題です。
国民が天皇に敬愛の念を抱くのは、天皇が“男”だからではない
日本国民が、天皇を敬愛したり尊敬したりするのは、決して天皇が“男”だからという理由からではありません。
例えば今上陛下は、幼い頃より、皇族としてまた将来天皇になる者としての自覚を持って、己を律して自己研鑽を積み、勉学に励み、“水”の研究をされたり、登山を通じて身体を鍛えたり、楽器を演奏し音楽を楽しんだりと、様々な分野を経験されました。
そして何より、今上陛下は国民の安寧を常に祈り、国民の心に寄り添って下さいます。
そのような御姿に、国民は心を打たれて、有難く思い、敬愛の念を抱くのです。
天皇の“大御心”に、国民は感動を覚えるのです。
それは、天皇が“男”だからではありません。
“心”に、男女の差はありません。
もしも次のようなお二方の天皇がいらっしゃったと仮定して、国民が敬愛の念を抱くのはどちらの天皇でしょうか。
※あくまでフィクションです※
男性天皇A
●皇族・天皇の自覚がない。
●己を律する事は無い。欲望のまま。
●いつも自分の生まれ育った境遇に不平不満ばかり言う。なのに皇室特権や恩恵をフル活用している。
●勉強嫌いで遊んでばかり。
●努力が嫌い。なのに、優秀な人物を見ると嫉妬する。
●相手に対して敬意がない。気に入らない相手にはお辞儀すらしない。
●プライドばかり高くて、導火線が短い。
●国税を湯水の如く使い、贅沢三昧な生活を送る。
●国民に寄り添わず、“公”より“私”を優先する。
●皇室を私物化する。
●積極的に不正行為をする。
●たとえ政治的な発言になろうと、言いたい事を言う
女性天皇B
●皇族・天皇の自覚を持っている。
●己を律し、常に自己研鑽に励む。
●いつも感謝を抱いている。皇族としての義務を負うべく、謙虚に生きる。
●仮に勉強が苦手だったとしても、自分なりに向き合う。
勉強が得意だったとしても、傲慢にならずに自分なりに向き合う。
遊ぶ時は、心から楽しんで遊ぶ。
●努力する事は厭わない。優秀な人物を公平に評価する。
●相手に対して敬意がある。
●本当の意味での誇りを持つ。器が大きく穏やかで優しくて視野が広い。
●国税を大切に使い、使うべき部分にはお金を使う。基本的に倹約。
●国民の心に寄り添う。国民の生活が苦しい時は、皇室でのセレモニーに必須の装いでも、新調せずに借りたものを使う。
●皇室を自分たちの私物とは考えず、国民とともにあると捉えている。
●不正行為には手を染めない。
●政治的な発言にならないように、常に思慮深い。
もし上記のような、男性天皇Aと女性天皇Bがいらっしゃったとしたら、国民の支持を集めるのは、果たしてどちらの天皇でしょうか。
国民は決して、天皇が“男”だから尊ぶのではありません。
性別は関係ありません。
かつてこのブログで、仁徳天皇の『民の竃』のエピソードを紹介しましたが、もし仁徳天皇が女帝だったとしたら、『民の竃』のエピソードを、今までとは違う感情で捉える方はいらっしゃいますか?。
仁徳天皇が、たとえ男性でも女性でも、『民の竃』のエピソードには、多くの人が心を打たれるのではないでしょうか。
それとも、仁徳天皇が男性だから感動するけれど、もしも女性だったら、
「ケッ!」
とでも思うのでしょうか?。
まあ…仮にそう思う方がいらっしゃっても、それはもう個人の自由ですが。
大切なのは、“心”です。
“性別”に優劣はありません。貴賤もありません。
私はそう思います。
まとめ
皇位継承についての私の本音は、以上のようになります。
もし書き忘れている事があったら、思い出した時にまた書こうと思います。
皇室に対しては、人それぞれ、様々な意見があると思います。
私は皇室のある日本が好きなので、皇室は無くなって欲しくありません。
しかし現状ですと、いつかは皇室が行き詰る可能性は高いと思います。
また、国民からの批判の多い天皇が誕生したら、国民と天皇・皇室との信頼関係は崩れて、今までのような関係性は保てないと思います。
「令和の次に皇統が移ったら、令和で終わりでいい」とまで主張する意見も増えています。
どうしても男系男子のみで皇統を繋いで行くつもりならば、批判の多い皇位継承者ご自身が襟を正して、国民の信頼を得られるように、今からでも心を入れ替えて己を律し自己研鑽に励むしか道はないと思います。
そして、男系男子が途絶えたら、そこで天皇の歴史は終わります。
旧皇族の男系男子の皇族復帰が上手く行くかどうかは、私には分かりません。
生まれながらの女性皇族を差し置いて、男だからを理由に民間人から皇族に復帰した男性が、国民に受け入れられるには相当の努力が必要なはず。
まあ、それに耐えられないような人は、とても天皇の重責にも耐えられないかもしれませんが。
私個人の理想としては、皇室に生まれ育ち、幼い頃から皇太子殿下の背を見て育ち、皇太子・天皇として歩まれているお父様の姿を間近に感じていらっしゃる、天照大神の化身のように光り輝いている敬宮様に将来皇太子殿下となって頂き、天皇として即位され、太陽のように世の中をあまねく照らして頂けたらな、と思います。
それでは、ここまでにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように