皇位継承について本音を書く⑥ | 沙貴 誉 のブログ 『答えは自分の中にある☆薔薇の館でスピリチュアルなお茶会を』

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歴史、皇室、スピリチュアル、都市伝説、タロット占い等を中心に話題にしています。答えは自分の中にあります。自分の頭で考え、心で感じ、魂の叫びを聞きましょう。

 皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) ですピンク薔薇

 

 

 

 

 歴史やその他専門用語などについては、調べてから記述していますが、間違いや勘違いなどがありましたら、申し訳ございません。

 

 気になる方や疑問をお持ちの方は、鵜吞みにせずに、ご自身でもお調べ下さいますよう、お願い申し上げます。

 

 歴史は諸説あります。

 

 

 

 

 まずは本題から逸れますが、以前アメブロの運営局さんがブログ画面の色々な設定を変更した際に、過去に投稿したブログ画面の文字がズレてしまう、というトラブルが起こりました。

 

 私にもそのトラブルが起こったので、時間のある時に、編集し直して文字のズレを修正しています。

 

 まだ少ししか修正出来てないので、長い道のりとなりそうですえーんあせる

 

 そして、過去のタロット占いの記事を修正している時に、英国王室に関する占いを読み返し、懐かしく感じました。

 

 英国王室関連では、今までは、エリザベス女王、ウィリアム王子、ヘンリー王子、メーガン夫人について占いましたが、実はキャサリン妃も占う予定でした。

 

 しかし、いざカードをシャッフルしてみたら、全然シャッフルが上手く出来ないのです。

 

 なので、キャサリン妃については無理に占うのをやめた、という事情がありました。

 

 キャサリン妃の潜在意識(もしくは守護霊様?)から「待った」を掛けられたのかな?、と、勝手に思っていますが、どうなのでしょうね。

 

 プロの占い師の方の見解が聞いてみたいです。

 

 そんな感じで、そろそろ、タロット占いもやりたくなってきました。

 

 特に歴史シリーズでは、百年戦争関連でジャンヌ・ダルクを占ったので、ジャンヌ・ダルクの盟友ジル・ド・レ(知る人ぞ知る・恐怖)や、または薔薇戦争のリチャード3世、ヘンリー6世と王妃マーガレットなど、占いたい歴史上の人物が、沢山います。

 

 あとは三国志では劉協と司馬懿、清朝からはやはり乾隆帝でしょうか(笑)。

 

 そんな感じで、占いと歴史の魅力を皆様にお伝え出来たらいいな、と思っていますラブラブキラキラ

 

 

 それでは、本編に入ります。

 

 

 

 

  男系男子のみでは、限界がある

 

 これまでの長い歴史の中で、男系天皇が存続出来た大きな理由のひとつに、側室の存在があります。

 

 例えば、明治天皇と大正天皇の生母は、側室です。

 

 大正天皇以降は、側室の存在はありません。

 

 まず、一組の夫婦がいたとして、その夫婦に男児が生まれるかどうかの保証はありません。

 

 もちろん、女児が生まれるかどうかの保証もありません。

 

 そして、その夫婦が子供に恵まれるかどうかの、保証もありません。

 

 今の皇室典範のままだと、皇室に男児が生まれなくなったら、もうそこで皇室は終了してしまいます。

 

 これは決して楽観視出来ません。

 

 今後も皇室が末永く続くには、男系男子のみに限定してしまえば、遠くない未来に限界が来てしまう可能性が、非常に高いのです。

 

 皇位継承者と宮家の継承者が、男女に関わらず直系長子優先になれば、自然に継承者が増えます。

 

 もしそうなれば、根本的な解決にもならない‟女性宮家”なども必要なくなります。

 

 旧皇族の男系男子が皇室の養子になる等で皇族復帰する、という案もありますが、それが現実的なのかどうかの疑問があります。

 

 終戦から今年で77年、旧皇族の皇籍離脱から75年も経っています。

 

 旧皇族は民間人として、75年もの間、世俗の荒波に揉まれて来ている訳です。

 

 果たして皇族復帰が出来たとしても、本人や実家にスキャンダラスな問題が隠されていないか、それが皇室の禍根とならないか、非常に難しい問題点を抱えている訳です。

 

 それと、例えば敬宮愛子内親王殿下が旧皇族の男系男子の方と結婚されて、敬宮様が女性天皇として即位する、もしくは敬宮様の夫またはお二人のご子息が即位する、という案はどうだろうか?、とのコメントや意見を、どこかで見たり聞いたりした事があります。

 

 私は、敬宮様か敬宮様の夫かご子息が即位するために、敬宮様に旧皇族の男系男子の男性と、強制的に結婚させるのは大反対です。

 

 敬宮様の人権を踏みにじっています。

 

 敬宮様が自然にお慕いした男性が、旧皇族の男系男子の方だったら何の問題もありませんが、即位のために我慢して結婚などという道を歩ませるのは、いくら何でも非道だと思います。

 

 大昔の絶対君主制なり封建制社会なりでの上流階級の政略結婚ならば、結婚の強要も現実としてあるのかもしれませんが、現代では強要は良くないと思います。

 

 まあ、ただ、結婚となれば、お相手の身の上などの調査は必要かもしれませんが。

 

 皇室を穢す恐れのある人物を、皇室に関わらせてはいけないので。

 

 それと、これもどこかのコメントで見たのですが、もし皇室に男児が生まれなかったら、「男児を作ればいい」というコメントがありました。

 

 要は、「産み分け」をすればいい、という考えなのだと思うのですが…。

 

 女性差別もここに極まれり。

 

 という感じですね。

 

 何故、そこまで頑なに、‟女”を全否定するのだろうか。

 

 いえ、拒否・拒絶するのだろうか。

 

 私は医学には全くの無知なので、実際に産み分けが可能なのかどうか、どの様な方法があるのか、全く分かりません。

 

 しかし、「男児を作ればいい」という、極めて物質的な考え方には、疑問を感じます。

 

 “女”は無価値。

 

 “女”は無意味。

 

 “男”だけに価値があり、意味がある。

 

 「国民の象徴」たる天皇に、そのような差別を認めて良いのか。

 

 では、その“男”に焦点を当ててみます。

 

 

 

  Y染色体には、正直限界がある

 

 (注意):

 私は医学的な知識が無いので、間違いがあるかもしれません。以下、疑問のある方は、ご自身でもお調べ下さいますよう、お願い申し上げます。

 

 

 天皇の継承者を、男系男子のみにしか認めないとしている方々の主張のひとつに、

 

 「初代天皇である神武天皇のY染色体は、現代の天皇まで受け継がれている。これを後世も途絶えさせてはならない。」

 

 というものがあります。

 

 Y染色体というのは、男性しか持っていない遺伝子です。

 

 女性は持っていません。

 

 Y染色体は、父親から息子(父系)に受け継がれます。

 

 で、男系男子が継承すればその分、Y染色体が子孫に継続される。という理屈になります。

 

 現在、男系男子継承を主張する方々の言い分をまとめると、

 

 「昔の人は、遺伝子などは知らなかった。知らなかったけれども、男系男子で繋いで行く大切さを知っていた。これは昔の人の知恵なんだ。神秘なんだ。」

 

 …という感じです。

 

 一言一句は違うかもしれませんが、私はそんな感じで聞いた事があります。

 

 で。

 

 私は疑問に思います。

 

 昔の人の知恵とか神秘などと主張する、客観的な根拠は何なのだろうか?、と。

 

 思い付きで述べているのでなければ、そう考えるに至った経緯があるはずです。

 

 根拠は無くて、実はただの想像でしょうか?。

 

 単なるこじつけでしょうか?。

 

 それとも、皆が納得出来るような根拠があるのでしょうか?。

 

 私は、失礼ながら、こじつけだと思います。

 

 何故ならば男系継承は、遺伝子の存在を知らない昔の人の知恵や神秘などというフワフワしたものではなく、儒教や易姓革命からの影響であると思うからです。

 

 それに、Y染色体が初代天皇である神武天皇から現代まで継承されている、その証拠はあるのでしょうか?。

 

 家系図では、証拠にはなりません。

 

 家系図は書き換える事が可能です。

 

 それに、実は誰も知らないだけで不義の子が生まれていたのに、実子として育てられた可能性があるという事も、決して完全否定できないはずです。

 

 そう。

 

 もしも天皇の正妃や側室が不倫していたら、「Y染色体」など、一発でアウトになります。

 

 しかも日本には“宦官”の存在はありませんでしたし、不倫しようと思えば不可能だったとは言えないでしょう。

 

(ここでは不倫をピックアップしていますが、無理矢理他の男性から乱暴されて誰にも言えなかった、等の事情もあるかもしれません。)

 

 もちろん、これらは想像でしかありません。

 

 しかし例えば、物語の中とは言え、『源氏物語』では、貴族社会での恋愛が描かれていました。

 

 主人公の光源氏は、父親(桐壺帝)の妻である藤壺と不倫をします。※藤壺は、光源氏の生母ではありません。

 

 その時に藤壺は懐妊しますが、桐壺帝の子として出産します。

 

 で、その子が後に、冷泉帝として即位します。

 

 光源氏がいわゆる男系男子の血筋なので、不義の子である冷泉帝が即位してもOKという事なのでしょう。

 

 『源氏物語』は、平安時代に成立した物語です。

 

 貴族社会での華やかな恋愛や、皇室での不倫が描かれているこの物語が、どこかからのクレームを受けて発禁や焚書になった事実は、私の知る範囲ではありません。

 

 帝の息子が帝の妻と不倫をし、その不義の子が後に即位するという物語は、当時の人々から受け入れられていたという証拠です。

 

 つまり、少なくともこの時代には、宮中でさえ不倫は行なわれていた可能性があると考えても、不思議ではないと言えます。

 

 果たして、神武天皇のY染色体は、現代まで継承されているのでしょうか。

 

 神武天皇のY染色体が現代まで継承されている証拠が示されなければ、「継承されている」との断言は出来ないのです。

 

 それに何故、Y染色体だけが、文字通り神格化されなければならないのでしょうか?。

 

 “ミトコンドリアDNA”の存在は、無視ですか?。

 

 ミトコンドリアDNAは、母系(女系)でしか継承されません。

 

 ミトコンドリアDNAは母親から息子にも娘にもに伝わりますが、ミトコンドリアDNAを子孫に継承出来るのは、娘のみです。

 

 つまり、ミトコンドリアDNAは女性しか子孫に伝える事が出来ないのです。

 

 それと、女性は自分が産んだ子は必ず自分の子ですが、男性が女性に産ませた子は必ずしも自分の子とは限りません。

 

 確実に、血筋や遺伝子を伝えて行こうとするならば、継承に不安定な要素を持つY染色体よりも、安定性抜群のミトコンドリアDNAの方が、理にかなっていると言えます。

 

 さあ、これで、何故Y染色体だけが神格化されねばならないのか?、の疑問が、更に強くなりましたね。

 

 とは言え、先程も書きましたが、一組の夫婦に、必ずしも女児が生まれるとは限らないのです。

 

 なので、「女系女子」のみで家系を継承したとしても、結局はいつかは行き詰まるのです。

 

 仮に、ミトコンドリアDNAを神格化したとしても、全く意味が無いのです。

 

 安定的な皇位継承を考えるならば、男女関係なく、という継承が、やはり安定していると思います。

 

 Y染色体が如何に継承するのに不安定なのか、の実例があります。

 

 興味のある方は、「リチャード3世 Y染色体(もしくは遺伝子か遺骨でも大丈夫かも)」で、検索してみて下さい。

 

 現実って、厳しいですよね。

 

 それと仮に、神武天皇のY染色体が現代まで継承されていたとしても、それを後世まで継承しないといけない理由って、何なのでしょうか?。

 

 いえ、実は、どうしても、

 

 「必ず男系男子の継承でなくてはならない。それも絶対に神武天皇のY染色体が必要なんだ!」

 

 という、誰もが心底納得の出来る客観的な根拠があるのならば、私も男系男子に賛同しないまでも理解を示す可能性はあるのですよ。

 

 でも、そんなのあるのかな???。

 

 それで自分なりに考えてみたのですが…。

 

 でも、その見解をここで書くのは、ちょっとどうかな?…。

 

 賛否両論かな?。不快に思う人もいるかな?。

 

 と悩んでいるので、書くのをやめました。

 

 ま、賛否両論なのはいいとしても、不快に思う人が多かったらいけないかな?と思うので、悩んでいるうちはやめる事にします。

 

 何だか中途半端になって、申し訳ございませんぐすんあせる

 

 

 今回はここまでにします。

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました虹クローバー

 

 

 

 乙女のトキメキ愛と平和と喜びが皆様と共にありますように乙女のトキメキ

 

 

 

 

参考資料

 

ウィキペディア