皆様こんにちは。沙貴 誉(さき ほまれ)です。
①ドラマはサラリとしか観ておりませんので、間違いや勘違い、思い込み等がありましたら、申し訳ございません。
②主人公の助左衛門は、最初は助左と呼ばれていましたが、ここでは助左衛門で統一させて頂きます。
今回も、登場人物紹介です。
今回はドンドンいきます。
お仙
お仙は、助左衛門の親友の一人です。
多分、架空の人物です。
そして『黄金の日日』の女性の登場人物の中では、私にとっては一番大好きな人物でもあります。
お仙は、堺の町の堀に舟を浮かべて暮らしています。
そしてお仙は、占いも出来るみたいですね。
灯台に灯りを点す役割も担っているようです。
お仙は物語の中では、庶民として堺を見守った一人であり、また、親友の杉谷善住坊と石川五右衛門の死を見守るという重要な役割を果たしています。
善住坊が織田信長の暗殺に失敗して隠れて暮らしている時、一時的にお仙の舟の中に匿って貰っていた事がありました。
善住坊が別の場所に移動しようとした時、善住坊はお仙にも一緒に行こうと誘います。
しかしお仙は断ります。
と言うのも、お仙の占いでは、ある生まれ年の女が善住坊を死に至らしめるという結果が出ていたからです。
その生まれ年は、お仙の生まれ年でもありました。
断られたので仕方なく、善住坊はお仙を堺に残して、自分は堺から出ていきます。
やがて、善住坊は堺に戻って来た際に、織田信長側に捕らえられてしまいます。
善住坊が処刑されていると知ったお仙と助左衛門は、直ぐに刑場に向かいます。
そして刑場で残酷な刑を受けている善住坊。
善住坊を苦しみから解き放つために、お仙は一思いに最後の一撃を加えました。
こうして善住坊は天に召されると共に、図らずもお仙の占いが成就してしまう事となったのです。
そしてまた、石川五右衛門が釜茹での刑に処せられる時も、お仙は現場に向かって五右衛門が天に召される瞬間を見守ってます。
親友たちが権力者によって命を断たれる姿を見るのは、お仙にとってもどれだけ辛かったろうかと思います。
そのお仙自身は、最期は助左衛門に看取られます。
お仙が助左衛門から看取られて、私は本気で安堵してしまいました。
助左衛門、ありがとう。
モニカと同様に、お仙もドラマの中には無くてはならない存在であり、物語に深みを与えています。
お仙を演じた李麗仙さんは、今回の『黄金の日日』の再放送の最中に、天国に旅立たれました。
李麗仙さん、素晴らしい演技をありがとうございました。
お仙という登場人物は、いつまでも私の心の中に残ると思います。
石田三成と明智たま(細川ガラシャ)
石田三成は、助左衛門の良き理解者であり、そして親友です。
三成の主君の羽柴(豊臣)秀吉は、最初は助左衛門とは仲が良かったのですが、段々と距離が離れて行き、最終的には敵対関係となります。
三成は主君と親友との狭間で、辛く悩ましい立場に立たされます。
しかしこの三成の素晴らしいところは、決して主君に闇雲に絶対服従している訳ではなく、自分の頭で考え、自分の心で感じ、自分の魂を信じて、諸問題を決断しているところです。
自分の判断で、助左衛門に救いの手を差し伸べます。
そして助左衛門を信じます。
それがたとえ、主君の意に沿わないだろう事であっても。
自分の矜持を胸に抱きながら。
ま、この辺は史実とはまた違う、『黄金の日日』独自の三成像なのでしょうね。
史実では、三成はおそらく、秀吉第一だったでしょうから。
あくまで私個人の印象ですが。
しかし、ドラマでしたら、多様な脚色はアリです。
そのひとつとして、石田三成と、明智光秀の娘たまとの秘めたる恋心なども、ドラマの脚色としては大アリです。
例えば、大河ドラマ『秀吉』では、明智光秀の母と竹中半兵衛の淡い(?)恋物語がありました。
これだって史実では絶対に有り得ませんが、ドラマとしては面白かったですし、こういった恋物語も脚色としてはアリでしょう。
あれ?、ここでも明智家絡みですね(笑)。
三成とたまとの恋は、もちろん成就などしません。
どちらかと言えば、三成の方がたまに想いが強い感じでしたね。
こういった、史実では有り得ないからこそ、ひとつの物語としての秘めたる恋心などは、物語に彩りを添えてくれます。
たまが天に召された事を知った時の三成の悲しみは如何ばかりかと、今日も私は密かに胸を痛めるのです。
高山右近様
はい、もう、何なんだこのハートマークは、という感じですが(笑)。
高山右近も、助左衛門にとっての良き理解者の一人です。
右近はキリシタン大名で、歴史的には『利休七哲』のメンバーの一人でもあります。
ま、ただ、『利休七哲』のメンバーには、諸説あるみたいですが。
『利休七哲』と言えば、「たぶん利休七哲」を歌いたくなるのは、私だけではないはず(笑)。
そう言えば、「エブリデイ、儲かんでい!」では、堺衆として助左衛門と今井宗久の名前がありましたね。
『戦国鍋』を知っている方、いらっしゃるかな?(笑)。
ご存じない方には、意味不明ですみません。
さてさて。
『黄金の日日』での高山右近は、前述の通り助左衛門の良き理解者であり、最終的には助左衛門と共に呂宋へ渡ってくれる仲間の一人となります。
右近はキリシタンであり、性格は高潔で善良な人格者です。
そしてドラマの中での高山右近は、見事に私の好みのタイプでした。
高山右近を演じたのは、鹿賀丈史さんです。
鹿賀丈史さんと言えば、私の中では、大河ドラマ『翔ぶが如く』や民放での『料理の鉄人』のイメージが強いのですが、『黄金の日日』の時代の鹿賀丈史さんを拝見して、
ハートを撃ち抜かれました
(笑)。
高山右近を演じた頃の鹿賀丈史さん、私のタイプです。
目がハートになります。
高山右近は大阪の高槻という場所の大名だったそうなので、いつか高槻に旅行に行こうかなと思っています。
こんな個人的な内容になってしまい、どうもすみません(笑)。
今回はここまでにしようと思います。
次回でなるべくまとめて、最終回にしたいなと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように