皆様こんにちは。沙貴 誉(さき ほまれ)です。
今まではポジティブについて中心に書いてきたので、今回はネガティブについて書こうと思います。
ネガティブだけでは無く、マイナスについても少し含めて書いてみます。ネガティブとマイナスって、厳密には意味が違うのですが、
『ネガティブ=否定的、消極的』
『マイナス=良く無い事、悪い面』
それを言うなら、ポジティブとプラス、そして波動と波長も、国語として厳密には意味が違うはずなのですが…多分。
ゆるゆるな感じですみません。
ネガティブはネガティブを引き寄せてしまいますので、やはり早目にポジティブに切り替えた方が良いと思います。
汚い言葉、乱暴な行為、暴力的な思考…相手を傷付けるだけではなく、相手から嫌われたり憎まれたりして、結局は自分の事を傷付ける事になります。
それらを目撃した人や事情を知っている周囲からも、不審の眼差しで見られたり疑問に思われたりして、信用を失ってしまうでしょう。
また、何に対しても否定的であるというのは生産性が無いし、相手に不快感を与えてしまいます。
物事の悪い面に注目してしまうと、悪い面にエネルギーを注いで(与えて)しまう事になるので、悪い方向に進む事になってしまいます。
その結果、悪い事が起こってしまいます。
こうなると、精神的な疲れやストレスにもなります。
怒りに満ちたり落ち込んだりと、嫌な感情で満ちてしまう訳です。
波動(波長)が悪いまま物事に取り組んでも、結局は悪い方向にしか行かないので、悪循環に陥ってしまいます。
だけれど、失敗や自己嫌悪を繰り返すと、人はある思いに達するのではないかと思います。
『こんな自分はもう嫌だ。自分を変えたい』
…と。魂が叫び声をあげるのではないでしょうか。
嫌な経験をし、辛く苦しい人生を歩み、散々辛酸を舐め味わって、どん底になり、そこでやっと初めて人間は、
『本気で変わろう』
とするのだと思います。
もしこれが、最初から何でも上手くいって苦労の無いイージーな人生だったら、人の心の痛みも解らない、自己中心的で我儘な、成長の無い人間になってしまうかもしれませんね。
なので、ネガティブであろうと、決して人生に無駄はありません。
ネガティブの全てが糧となり、自分の人間としての成長や、心の奥の部分の味わいになっているのではないかと思います。
過去のネガティブな出来事は、思い出したく無いくらいに、辛かったり恥ずかしかったりするかもしれません。
でもだからこそ、学べた事も沢山あると思います。
闇を経験したからこそ、見える光があると思います。
それと、ネガティブな思考・マイナスな感情等は、ある意味チャンスです。
『では、何が本当に望む状態なんだ?』
と、自分に向き合うチャンスなのです。
『もっと幸せになりたい』
『ポジティブな性格になりたい』
『静かな(又は活動的な)環境で働きたい』
等々…。自分が心から望む本音に気付くチャンスです。
これも、ネガティブ・マイナスな状態になったからこそ、そこまでに至る事が出来たのです。
以上、逆説的な部分もあるかもしれませんが、ネガティブについて思っている事を書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。