『マレーシアの彼女』の彼女に電話をして、
彼女が電話に出たとき、
開口一番「もしもし・・・?」と言ったのを聞いたことがない。
いつも「ばるさん?こんにちは~」だ。
ワタシはこれを毎回実に感心して聞いていた
携帯だから、アドレス帳に登録していれば、
出る前に誰から電話が掛かってきているか、
絶対にわかっている。
でもそれでも「もしもし・・・?」と電話に出るのが一般的じゃない
そこで電話に出た瞬間に相手の名前を呼ぶって、
やっぱり電話の相手の気持ちを掴んで離さない。
彼女のコミュニケーション能力の高さを窺い知る。
だって絶対彼女、
ワタシだけじゃなくてみんなにそうしているはずだもん
先日約8年ぶりくらいに、
チビ猿の友達のお父さんに偶然会った。
お母さんの方は飲み友達だから、
ひんぱんに会っているけれど、
お父さんの方となるとなかなか会うチャンスがない。
8年前に子どもを交えてBBQをして以来だ。
「どうも~ばるさんひさしぶり」って・・・。
驚いた
こちらは「あれ?知った顔だと思うけど、誰だっけ?」と言う位の、
再会の第一印象だったからだ。
(もちろんそばに彼の奥さん、つまりワタシの飲み友達はいない。)
昨今、「○○くんのママ」なんて呼び方は、
親同士でほとんどしない。
よっぽど親しくない場合は別だけども
(ワタシの周りだけ?そんなことないよね)
親しくおつきあいしてれば、大抵ファーストネームで呼び合う。
もしくはちょっと距離があれば、名字だね
だから子どもの友達のお父さんに、
ファーストネームを呼ばれたことに驚いたんじゃない。
8年も前に会ったきりなのに、
突然会って瞬時に名前と顔が一致して、
それをすぐに口に出せることに驚いた
これもコミュニケーション能力。
だってやっぱり名前を呼ばれてうれしくないわけない。
ヒラリと一足飛びに8年のブランクを飛び超えて、
彼がワタシの気持ちに飛び込んできた
後日たまたまダーとワタシとで歩いていたら、
またこのチビ猿の友達のお父さん
(もうめんどくさいから『たっちゃん』とする)に偶然会った。
たっちゃんはまたまたダーに、
「ひさしぶりですね~ダーさん
ちょっと老けたんじゃないですか~」と
一っ飛びにダーの気持ちに飛び込んできてた。
この距離感の縮め方と言ったら...。あっぱれ
ダーもびっくりしてたよ
だって再会したばかりのワタシがそばにいたとは言え、
今日そこで会うなんて知らない状態で、
ダーの顔を見つけ、
即ダーのファーストネームに結びついてるんだから。
たっちゃんの奥さんの方もそうなんだけど、
ホントにこのご夫婦、人懐っこくてイイヒト達なんだよね~
営業職はコミュニケーション能力が命
もしたっちゃんが営業職なら、きっと成績優秀に違いない
一方ワタシはと言えば・・・
先日スーパーで、
チビ猿の幼稚園のときの同級生のママとばったり会った。
(2年ぶりくらい?)
あちらはキチンとした方で、
(いや、コミュニケーション能力これまた高しで)
チビ猿の近況やチビ猿の兄の方の近況まできちんと尋ねてくださった。
(兄がいることまで覚えててくれてるのね・・・)
と感激しつつ、
当時それなりに親しくしていたにも関わらず、
ワタシは最後までその方とその方のお子さんの名前が、
出てこなかった
「誰だっけ?何ていうんだっけ?」と、
心の中で反復しつつ・・・。
なんとか名前を呼ばずに済む会話方法で最後まで通す
別れてから1時間後に、
「そうだ●●さんだ!お子さんは○○ちゃんだ!」
って、あんた
遅すぎるよ
お粗末なコミュニケーション能力
おまけにかなり失礼だよ
営業職なら間違いなく即クビだね
こんなコミュニケーション能力の達人たちを見習いたいのと同時に、
それはこれから老い(記憶力)との戦いでもある