本日、紹介するのは
■2人と一匹で創業
学生時代の友人であるジェームズ・ワット（法律・経済の学位取得・漁師・経営戦略とマーケティング担当）とマーティン・ディッキー（醸造・蒸留の学位取得・レシピ考案と醸造担当）がシムコーという名前の犬1匹と2人で、スコットランド北東部に位置する小さな港町フレイザーバラに2007年4月に開業。
※SIMCOE（シムコー）：苦味のためのホップとして人気。苦味だけではなく、オレンジやグレープフルーツ、パイン、ハーブなどの良質な香りを備えているので、IPAによく使われる
長々と説明するより、ふたり（と一匹）の語録と過激なプロモーションで理解してください
●語録
「無秩序へ駆け出そう！」
「（我々は）ポストパンクで天変地異のような、下劣なクラフトビールメーカー」
「我らはホップを信ずる」（スターウォーズの熱狂的ファン）
「これは革命だ、馬鹿なことをさせてくれ」
「世界を変えよう、まずはグラス1杯から」
「クラフトビールの血を流せ」（ブリュードック憲章）
「くだらないものを吹き飛ばせ」（ブリュードッグ憲章）
「我らがなければ何もない、我らはブリュードッグ」（ブリュードッグ憲章）
「人の話は聞くな、アドバイスは無視しろ」（著書BUSINESS FOR PUNKS）
「嫌われ者になれ、永遠に青二才でいろ」（著書BUSINESS FOR PUNKS）
「（我々のビールは）奇抜さと芸術、そして反乱を大胆に混ぜ合わせたものだ」
「英国のビール産業に革命を起こし、この国のビール文化を再定義することこそ、僕らに課された使命」
「80年代の米国のビールの広告を見るだけで、世界のビール会社が何を間違えたかがわかる。『クアーズ・ライト：ビールに求めるものすべてをライトに』だぜ」
●プロモーション
（ロンドンパンクの聖地）カムデン・ハイストリートを戦車で駆け抜ける
俳優リバー・フェニックスらを死に追いやった ドラッグカクテルの名を冠したビールを販売
英国議会議事堂に創業者2人の裸体を映し出す
アルコール度数55％（世界一のアルコール度数）のベルギーエールの販売
（パッケージ含め様々な団体から抗議を受けた商品）
大西洋の海底でビールを醸造
ヘリコプターでロンドン上空から猫のぬいぐるみを落下
3分の2パイントグラスの導入を議会に訴えるために小人症の人を雇ってマーケティング
ロイヤル・ウェディング記念と称して、特殊なハーブのバイアグラが入ったビールを発売
等々・・・動画や画像検索すれば、沢山でてきます
※ネット検索すれば、ブリュードックの＜悪口＞は沢山ヒットします
■急成長を続ける快進撃
英国において、ここ数年で最も成長した食品・飲料メーカーであることは、間違いなく、その営業利益の半分以上を海外で上げている国際企業に急成長。
PUNK株という特殊なクラウドファンディングで3万人以上の参加と、20億円以上を調達し、米国でもPUNK株を開始。
醸造販売量は毎年倍々で増え、従業員も2人（と一匹）から600人以上となり、地域の雇用を創出。
製造販売だけでなく、世界各国に直販店（PUB）を開業し、現在は米国オハイオ州コロンバスに世界初となるクラフト・ビールホテル（醸造所が併設）がオープン。
■代表銘柄＜PUNK IPA＞
当店で取り扱い開始以来、リピーター続出の人気銘柄。
当店では、PUNK IPA以外にもBREW DOGの銘柄を不定期に数量限定で取り扱っています。
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