本日、紹介するのは
「グレンダロウ アイリッシュ ポチ―ン マウンテンストレングス」
-Glendalough Poitin（potcheen） Mountain Strength-
原産国 アイルランド
度数 60%
スピリッツ（ポチ―ン/ウォッカ）
お薦め度★★★☆☆
■色・香り・味わい（テイスティングノート）
色：無色透明
香り：新樽由来のナッツ、はちみつなど豊かな香り
味わい：度数は高いが、まろやかでスムース、クリーミーな味わい。喉ごしのキレがある。
■アイルランドの密造酒「ポチ―ン」については こちら
■グレンダロウ蒸留所
2000年代に入ってから、世界中で大小数多くの蒸留所が再稼働や新しく建設されています。
その中でも、ウイスキーの起源の歴史を持つアイルランドは、建設ラッシュで盛り上がっています。
アイリッシュウイスキーの逆襲などとも言われるくらいです。
そんな流れの中で、2013年にグレンダロウ蒸留所は創業されました。
創業し、すぐに発売されたのがこのポチ―ンです。そのクオリティーの高さに世界中が驚きました。
その後には、世界的な流行となっているクラフトジン。
このジンのコンセプトが、大変ユニークなのですが、その話は また今度。
現在はウイスキーも発売し、高い評価を得ています。
１８世紀から１９世紀にかけて、アイルランドには２００を超える認可を受けた蒸溜所。
数えきれないくらいの未認可の蒸溜所が稼働していました。
CRAFTというよりHANDMADEな蒸留所
そこでは様々なスタイルのポチーン（ジャガイモなどの雑穀を材料とした密造酒、正式に解禁になったのは１９９７年）、ウイスキーやジン、アブサンなどが造られていました。
ここまで来ると、もう・・・（笑）
グレンダロウ蒸溜所はその古き良き時代の再来を目指し、熱い情熱を持った５名のスタッフで立ち上げたクラフト・ディスティラリー（手造り（小規模）蒸留所）です。
ラベルにも描かれている、グレンダロウ（グレンダロッホ）で120歳まで修道院長として務めたアイルランドの聖人 St Kevin （聖ケビン/498-618）の伝説がオープニングを飾り、アイルランドの蒸留酒の歴史が描かれています。
■ポチ―ン マウンテン ストレングス
グレンダロウ蒸留所のポチ―ンは、様々な穀物で造られている既存のポチ―ンとは違い、昔のレシピ通りの大麦麦芽と（現在では市場にほとんど出回らなくなった）砂糖大根で造ることに こだわっています。
72時間発酵の後、蒸留、そしてアイルランド産オークの新樽で6か月以上熟成されます。
マウンテンストレングス（山のような力強さ）は少量の加水のみで仕上げた、原酒の力強さが伝わってくる商品となっています。
アイルランド産の材料にこだわり、6か月以上熟成されたグレンダロウのポチ―ンは、度数が高いにも関わらず、香り豊かでスムース。
クリーミーな口当たりに驚くことでしょう。
アイルランド人の力強さを感じられるスピリッツです。
ご注文お待ちしております。
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