ようやく為替も落ち着いてきたようなので、基軸通貨シリーズ続けます


次なる本命基軸通貨、それは


 米ドル: 意外に思われる方もおらるかとは思いますが、まだまだ基軸通貨

 としての米ドルは続くのではないでしょうか。

     根拠として弱いかもしれませんが、日経新聞朝刊にモンゴル帝国の

     創始者、チンギス・ハンの伝記が掲載されていましたが、その作者で

     あられる堺屋太一氏はこんなことを書かれていました。

     以下、引用します。
   
   モンゴルは建国以来、財政と国際収支の「双子の赤字」構造だった。
  それを補ったのが国際機軸通貨としての不換紙幣の発行運用だ。

  大モンゴル帝国は「交鈔」や「塩引」といわれる紙幣を発行。公務員の

給与などは主としてこれで支払った。
  一方で通商産業を振興、「オルトク」という名の投資組合を奨励、高級

  公務員が紙幣を投資するよう仕向けた。


 「通貨も財産の一つ、需給が均衡していれば価値を保つ。」


  財務官マフムド・ヤラワチはそう主張した。モンゴルの不換紙幣は約八十

  年間価値は百分の一に下がりつつも国際基準通貨を保った。二十世紀の

  米ドルとほぼ同じ下落率である。不換紙幣が国際基準通貨として通用した

  のは大モンゴル帝国の盛時と今、1972年以降の米国ドルだけだ。二十一

  世紀の米国人が、十三世紀のモンゴルの財政官僚ほど優秀なら、米ドル

  もあと四十五年は国際基準通貨であり続けるだろう。


 引用終わり


 いかがでしょうか、いままでのFRBのメンバーを振り返ってみると、どこかの

 国と違って伝統的になかなか優秀なメンバーだったのではないでしょうか。

 とすれば、意外とドルは基軸通貨として長続きするのかもしれません。

 金利が高ければ持ちつづけてもいいかも。


 暑さのあまり今日は早くおきてしまいました。
そんなわけで思わず日経朝刊をゆっくり読んでしまったのですが
このような下げ相場の中、個人的に嬉しい記事が一つありました


それは、あのさわかみファンドのさわかみ社長の記事です。

なんでもさわかみファンドは銀行、小売りなど内需セクターには
投資対象にしていないとのこと。
世界的な競争力がないからだそうです。


わたしも全面的ではないにせよ同感で(特に銀行セクターは売り)
内需セクター銘柄はほとんど買ってなくて、ハイテクばかり
買ってます。(偏りすぎでよくないけどね)


他に私がハイテクに代表される外需ばかり買っている理由として
外需セクターが新興国を初めとする世界的な景気上昇に引っ張られ
ているからです。


とすれば、さわかみファンドとしては二重の意味で外需を買う
理由があると言うことになります。


いやー、さわかみ社長の記事を読んで自分のPFに安心感がなおさら
増しました。(過信かもしれないけど)


 昨夜のダウの下げはきつかったけど、少し特別な
意味合いを持っていたように思う。


下げの原因となったのはウォルマートやホームデポ
の小売り企業の決算が予想より思わしくなく、ウォルマート
に至っては業績予想を引き下げたことが大きいとのこと


ネガティブサプライズともいえる格好だが、よく考えてみれば
別にサプライズでもなく、FRBの高金利政策が効いてきた
ことを表しただけに過ぎないのだろう。


 それでは日本株はどうなるのか。


 よく「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪を引く」
といわれていたが、今はどうも違う。


 ご存知、新興国経済の勢いが良すぎてこのロジックが
効かないのではないか。つい数年前まで、新興国経済は
先進国経済の関数と言われていたが、資源高の恩恵を
受けてこのロジックまでも効かなくなりつつあるようだ


となると日本株は意外と大丈夫なのかもしれない。


とりあえず今はこう考えて、含み損があっても今は耐えて
みようか。


今売ってしまうと、「アンタが売ったそこが底!」になり
かねないから。




 日米欧の中央銀行が緊急の資金供給を発表し、株式市場が
暴落したのは皆さんご存知の通りです。
相場の格言に

「中央銀行には逆らうな」

というのがあります
何回か前 のブログでアメリカの中央銀行であるFRBの
金融政策はサブプライムローン問題の対策はなさそうだと
お伝えしたのですが、今回見事に裏切られる格好となりました

今回ポジションを投げた参加者の中には結果的に中央銀行の
金融政策を信じていた故にあわてて投げざるを得なかったの
でしょう。

「中央銀行には逆らうな」

この格言に裏切られてしまいました。

では今回の流動性供給はどうでしょう。
多分イケるんではないでしょうか。

かのLTCMショックの時もFEBの対策が効いたのでこれを
機会に一段落するでしょう。

だからと言って安心は出来なさそうです
それについては次回に

 先日クロージングベルだったか、外資系金融機関の社員が
正確さには欠けるかもしれないが、こんなことをコメントしていた


「サブプライムローン問題は金融機関以外のセクター以外には
波及しない。だから日本株は大丈夫」


この発言、かなり不見識だと思う。


サブ~が金融機関に損失を与えればその分貸出を手控えざるを得ない
そうなれば日本経済にダメージを与える。

あの不良債権問題再来の可能性が出てくる。


その証拠に数ヶ月前から貸し出し金額の伸び率が下がってきている
サブ~の影響かどうかは分からないが、もしそうだったらまさに
「風が吹けば桶屋が儲かる」の理論で日本株市場もやられることになる


私の考えが杞憂であればいいですけどね。

 米国市場はどうなるんでしょうか。

サブプライム云々が焦点となっているようですが、

これに関して面白いブログを見つけましたので

紹介します。


弱気派?無名だけど米国金融に詳しい方だそうです

http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55


強気派ご存知堀古さん

https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/wallstreet/in05_report_wallstreet_20070724.html


見方が全く正反対なのが面白いです。


皆さんの参考になれば幸いです。


 前回ダメだめ通貨(?)を紹介しましたが、早速、私の独断と偏見と中途

半端な知識で選んだ本命通貨を紹介しましょう。


 ポンド:これだ!といいたいのですがこれはダメでしょう。確かにイギリス

経済はこの15年間(だったかな)好調ではあり、ポンドが基軸通貨

であったことも確かにありました。でも一度転落した通貨が復権

するというのは無理と考えたほうが無難ではないでしょうか。


 ユーロ:これでしょう!次なる基軸通貨になる可能性が高いのは!
     ヨーロッパは昔からいろいろな通貨が混在してきた地域です。
     それゆえ通貨変動に対して敏感となり、そのセンスも自然と
     磨かれてきました。そして極度のインフレを経験してきたこともあり
     通貨の価値に対して日本人には想像もつかないほどのある種の

執着があります。だから今ユーロが高くてもECBは安易に売り

介入をしないのでしょう。
     最近世界の外貨準備高の内、ユーロのシェアが高くなりつつあり

ますがその理由はここらへんにあるのかもしれません。
     ユーロ圏の経済規模はひょっとしたらアメリカ、日本と比べて見劣り

するのかもしれませんが、それでも通貨を持ちつづける価値はある

のかもしれません。


 ああ、ユーロ買いたいなあ。今安くなっているんだよなあ。

いい買い場だとありがたいんだけど。


追伸
 しかーし!まださらなる本命通貨があります。それは次のブログで。

 同社坂本社長の決算でのコメントに興味深い一言があった
要約すると

「メモリ価格が下がり続けるなら減産する」

というものだった。この一言はやはりハイテクセクタ―は本質的

に素材セクタ―と変わらないことを示したと思う。

もし減産を実施すれば製品の需給が引き締まってり価格が上がり、

逆に原料価格は需給が緩んでコストは下がる。
(かならずそうなるとは限らないが)

一見、減産は後ろ向きの行為と思えるが、外部の経済環境いかん

によってはなかなか有効な手段となりえる。
最近では素材セクタの一つである、電炉セクタ―が原材料のスクラップ

価格上昇を嫌気して減産に踏みきっている。

エルピ―ダもメモリを減産すれば原材料の一つであるシリコンウェハ

価格が下がる可能性があるので、同社の株価だけでなく他の半導体

部品メーカの株価もひょっとしたら騰がるかもしれない。


追伸

 サブプライムローン問題がまた再燃しましたね

損失がどれくらいなのかはっきりとしないのが嫌なところ。

一説によると債券市場が崩壊するレベルとも言われています

これも本当かどうか分からない。

だからこんな爆下げが起きるんでしょうね。

逆張り派には絶好のチャンス!!かな。


 われらが円は世界最安の通過になってしまいましたが
ドルも世界的に安いそうです。

数十年前から、ドル札を刷り続けたことと多大な米国の債務に
よりドルは暴落するといわれてきました。それ故ドルは基軸通貨
としての地位も危ういといわれています。

※基軸通貨:貿易等の決済をするのに用いる通貨。信用力と流動性で
      現在米ドルがその地位にある。


 では仮に米ドルが機軸通貨の地位を追われるとしたらどの通貨が
その地位につくのでしょうか。


私の独断と偏見と中途半端な知識で考えてみました。


候補となる通貨とその判断

 円:世界第二位の一人当りのGDPを誇るがゆえに可能性あり
   と言う方もおられるようですが、論外だと私は思います。
   まず外貨準備高が圧倒的に米ドルに依存しています。
   ほぼ完全に米ドルリンクしている通貨といえるでしょう。 
   さらに輸出企業の声に迎合して円売り介入を安易に行う
   ところあたり、政府に通貨コントロールできる能力はないの
   でしょうか。


 元:中国の経済発展ゆえに通貨が影響力をもつと考える方も多いようです
   私の見方は否定的です。地方から搾取して都市のみを発展させる今の
   経済政策は持続可能なものはないでしょう。ゆえに経済発展は意外と
   長くは続かないでしょう。
   よって元は基軸通貨にはなりえないのではないでしょうか。


 その他資源国通貨:資源国も資源価格高騰のおかげで経済発展を
          遂げているようですが所詮資源価格頼みで
          今ひとつ安定感がない。
          商品先物のヴァリエーションにはなりえるかもしれない
          けど。

 よく分散投資は「無知のポートフォリオ」と蔑まれ、集中
投資を薦める議論がある。

 皆さんご存知の通り、よく知っているものに集中投資すれば
より多く儲かる確率が高まるという議論である。


一見もっともらしく見えるこの議論、重大な欠点があるようで
ならない。


 かのソクラテスが語った言葉に「無知の知」という言葉が
ある。要約すると


「人間誰しも知っているようで本当は何も知らない。そこから
物事を考えることを始めなければ本当の答えには行き着かない」


確かそんなような意味だったと思う。


 自分は良く知っているつもりで集中投資をしてもいまだ自分
の知らない何かによって損失をこうむってしまう。
こんな危うさが集中投資にはあるのではないでしょうか。

特に株価の動きは真偽はともかく、約1000のパラメータに
よって動くといわれています。


 これを考えるととても集中投資は無敵の投資法とは思えない。
だったら自分は無知だと開き直って分散投資を心がけたほうが
良いのではないか。むしろ生き残ることを考えたら分散投資の
ほうに軍配は上がるであろう。


自然界の生物を見ると何も人間のように脳を発達させた生物だけが
生き残っているわけではない。むしろ脳を発達させることをコスト
とみなして進化したとしか思えないような生物さえいる。


むしろこういった単純な構造の生物のほうが絶滅のリスクは低いの
かもしれない。単純なりにちゃんと生き残りの戦術はあるのだ。


私達も彼らを見習って無知は無知なりの戦い方をしてもいいのでは
ないだろうか。