ヨーロッパ:サーモセンサーを診る | 分け入っても青い山

分け入っても青い山

バイクメイン、4輪サブのブログです

こないだ川根に行った時に、ラジエターファンが自動で回らなかった件。

 

高速道路走らない限り問題無いとは思いますが、まあまた走るかもしれないし(^^;

で、一応診てみました。

 

まずは配線理解するところから始め・・・(これが文系脳には時間がかかる・・・)

電気がどう流れるのか理解するのに容易じゃないんです。

で、配線辿って、抜き差ししたりしてなんとか理解しようと・・・

 

私のヨーロッパは前オーナーによってラジエターファンの手動スイッチ(照明付)が増設されており、

端子が3つ出てるスイッチ。

手動スイッチは緑と水色が通電、電動ファン動いてLED点灯。その際灰色の線外しても電動ファンは動いてますがLEDは消えました。

で、スイッチを自動側にすると、自動でファンが回るとLEDが点灯します。

これが電気の流れを理解するのに紆余曲折ありまして・・・(双投単極と勘違いしてました)

 

で、色々テスターあてたりして、サーモセンサーまでは導通あること確認。

サーモセンサーの配線もショートさせて電動ファン動きました。

こうなるとサーモセンサー故障が濃厚・・・

 

サーモセンサー外してネジ部測ると、M16ピッチ1.5。これなら汎用品が1,000円ぐらいで流通しています。

 

で、生きているのか調べる為、センサーと温度計を鍋で煮沸しながらテスターあてます。

すると85℃で導通することを確認、ちゃんと生きてました・・・

こうなるとシステムの導通は全部生きてる事が確認できましたので、ちゃんと動くはずなんですけどねえ・・・

 

元に戻してエンジンかけてアイドリングさせ水温上げます。

果たして自動でファンが回るか・・・

前回高速道路では、針がこの辺りで気がついたんですよね・・・(;´・ω・)

しかし、回らんな?

 

ここまで上げても回らない・・・

何故なんだあ!

 

配線再度見たら、ヒューズボックスの端子が外れてました(^^;

さっき弄った時に外れちゃったみたいで、繋いだらファンが回り始めました。

 

一旦水温下げてから再度エンジンかけて水温上げていくと・・・

この針の位置でファンが回り始め。

この時点でラジエターでの水温が85℃ということになりますね。

メーター指示水温と随分違うな・・・

 

で、回り続けて水温下がっていき・・・

ここでファンは止まりました。

 

これで一応、サーモスイッチシステムは正常であることを確認できました。

結局高速道路で回らなかったのは、サーモスイッチ系配線が"たまたま"接触不良起こしていた・・・って事でしょうか?

まあそう思う事にします。

 

で、思ったのは、

①あの時もし正常に電動ファンが回っていたら水温は120℃(メーター上)まで行かずに済んだのか?

②そもそも本当の水温は何度なのか?

です。

①を解明するには、また同じ場所を同じ条件で走るしかありません。

②は別途水温計付けるしかないでしょうか。

ヨーロッパはラジエターとエンジンがかなり離れています。

だからエンジン側の水温を測る水温計と、ラジエターのサーモスイッチではラグがあるのでしょうか?

一度、正確な水温を測ってみたいですね。

 

ヨーロッパはフロントグリルから導風して・・・

(英国ナンバーも邪魔と言えば邪魔・・・)

 

ホイールアーチ前にあるラジエターに流します。

この空間はラジエター箇所以外は密閉されてますので、風をラジエターに流すようにはなってるようですが・・・

ただセンターラジエターに比べたら、やっぱ厳しいような。

 

前オーナーが、少しでも風が上から抜けないように貼ったであろうスポンジ。

やっぱ苦労してたんだなー。

 

同じく前オーナーがラジエターコアは現代のモノに作り変えてます。(オリジナルはラジエター屋さんが驚く程ショボイ)

電動ファンも強化型に替えてくれてあります。クーラントパイプもステンレス製に。

ホント、前オーナーに感謝ですね(´∀`*)ウフフ

 

さて、どうしよう。