仕事帰りに、ディスクユニオンでアフリカ音楽を物色。 Le Grand Kalle(ル・グラン・カレ)の日本盤コンピ『コンゴ音楽の父』(ライス・レコード)、 フランコ&TPOKジャズ『Legend』、 ハイライフのCardinal Rex Jim Lawsonのナイジェリア盤『The Classics Vol.1』。
クラーベというのはラテン音楽の楽曲が持つ「リズム上の遺伝子」みたいなもので、 クラベス(拍子木みたいの)で明示的に演奏されることもあるけど、 たとえ実際に鳴らされていなくても、歌と全ての楽器はこのリズムパターンに結びつけられている。 クラーベには、3-2クラーベ、2-3クラーベなどがあって。 たとえばリッキー・マーティンの『Livin' the Vida Loca』は2-3クラーベ。
参考にしたサイト ☆naija lingo http://naijalingo.com/searchresults.php ☆Babawilly's Dictionary of Pidgin English Words and Phrases http://www.ngex.com/personalities/babawilly/dictionary/default.htm ☆Language Varieties/Naija http://www.hawaii.edu/satocenter/langnet/definitions/naija.html
最初の例は『Zombie ゾンビ』の歌詞から。 Zombie no go go , unless you tell am to go 「ゾンビは行かない、お前が彼に行くように言わなければ」 動詞に人称と数の一致がない。 動詞の活用はなく、時制の表現は、時制マーカー(dey, donなど)を動詞に前置するようです。 否定の助動詞はスペイン語みたいに"no"だけ。 go goと繰り返しているのはリズムに乗せるためだと思う。 ☆am himまたはherの意味
Na him dey bring the matter he dey ☆dey be動詞/be in,at/to be alive/現在進行形を作る など。
It is him (who) is bring(ing) the matter he is inと置き換えられるので、 「それは彼の自業自得だ」というような感じかと思います。
『Yellow Fever』から Yeye thing ・yeye useless 肌を脱色するのは「無駄なことだ」
Underground systemから。 I don sing song for great African men 「俺は偉大なアフリカの男たちについて歌った」 ・don 過去、完了。英語のdon'tと紛らわしい。
Yeye president no fit dey ☆fit 能力がある、できる yeyeは既出、useless。 「役立たずの大統領にはできやしない/ふさわしくない」だと思う。
You no see Nkurmah dem finish am O ☆dem them, they ☆O! 文の終わりに置かれる感嘆詞。よくコーラスに出てきます。 ☆Kwame Nkurmah クワメ・エンクルマ。米CIAに支援された軍によって失脚させられたガーナ初代大統領。。 You don't see that Nkurmah they finish him Oとなるから、 「お前はわかってない、奴らがンクルマを終わらせたことを」でしょうか。
He's di only leader wene dey ☆di the ☆e it's/he/she ☆wen when He is the only leader when he isとなり、 「彼が(リーダーになった)とき、彼こそが唯一の(アフリカ全体を導く)リーダーとなるだろう」だと思います。
そういう状況に置かれた労働者がカラ元気を出すためにiPodに充填すべきもの... それは「The Star of the Show! Mr.Dynamite! The Hard-Workin' 」ファンキー大統領、ミソッパおじさん、ミスター・ジェイイイイムス・ブラウン!これしかない。 アルバムはどれでもいいが、もう通勤時に聴くだけで脳がシャキーン!となって一日hard-workin'が可能。ヤバいです。
それでジェイムス・ブラウン1968年ダラスでのライヴ盤"Say It Live And Loud: Live In Dallas 08.26.68"。親密な、割とほのぼのした印象のライヴ。
「俺はスターになったかもしれないが、それでもまだソウル・ブラザーのままなんだ」 てなMCがあり、"If I Ruled the World"では得意のスクリームやシャウトを抑えて、端正にバラードを歌いあげる。
続いて黒人としての誇りを歌ったファンクチューン、"Say it loud-I'm Black and Proud"、たしか、これが観客の前での初披露だったと読んだ記憶がある。 「人は自分がどこから来たのか、わかっているべきだ。会場にいる白人のお客さんにも"I'm Proud!"の部分を歌ってほしい」というようなスピーチ。 ブラック・パワーの象徴的な曲といっても、どこか暖かい雰囲気のファンク。でもJBのシャウトは紳士的なスピーチと打って変わってすさまじい迫力です。
JB作のバラードの佳曲" I Guess I'll Have To Cry, Cry, Cry"などはストリング入りで。この曲好きなのでうれしい。アーチー・ベル&ザ・ドレルズの"Tighten' Up"、YMOのバージョンもそうだったけどこの曲のカバーは、MCを完コピするお約束が楽しい神ドラマー、クライド・スタブルフィールド先生が暴れまくり。クライド先生を聴くべきです。
■1973年発表、"Afrodisiac"。 1曲目の"Alu Jon Jonki Jon"、ブラック・プレジデント、またのっけから超かっこいい曲をぶちかましてくれます。一種ロック的なスピード感と攻撃性が魅力の曲ですが、ヨルバ人の民話をモチーフにしているそうです。 民話☆アグレッシブ。 むかしむかし、怖ろしい飢饉が世界を襲い、食べるもののなくなった動物たちは生き延びるために相談して、それぞれの母親を大鍋に入れることになった。しかしイヌだけは自分の母親を空に隠してしまい、動物たちはイヌに向かって口々に"Alu Jon Jonki Jon"と囃し立てた。生あるもの、利己的になったらアカン、というメッセージとして歌っている訳ですね。政治的な含みもあるのでしょう。
冒頭キレキレのエレピソロからいきなりフェラの"Alu Jon Jonki Jon"というシャウトが出て来る瞬間が最高すぎる。
2曲目"Jeun Ko Ku(Chop'n Quench)"、食べ過ぎて死んでしまう大食漢の歌だそうです。政治的な隠喩でしょうね。『ゾンビ』もいいけど、1972年のフェラのバンドはトニー・アレンのドラムやパーカッションなんかが、もっと自由に遊んでる感じで好きだ。バンド一丸となってうねるような曲展開が魅力。ギターの音がマイルス・出ヴィス1972年の"On the Corner"と似てる。
ライヴ最初の"Everyday I got the blues"では、なんとフェラがブルース・シンガーになりきってる。ブルースからソウルに移行する展開を試みていて創造性は感じるけれど、でもなんだかぎこちない。歌詞が『アイガッザブルース、ウォウウォウ』だけだし。2曲目以降のハイライフ調のナンバーでは一気にバンドのノリが良くなるのがほほえましい。 音楽はまだハイライフとアメリカ音楽のマーブルだけれど、すでに自分達の音楽を「アフロ・ビート」と呼んでいて、"Ako"などは完全に後のアフロビートの原型といえるクールなファンクになってる。"Ololufe"とこの"Ako"は後に再録されている。
コンピの最後は後期シングル集で締めくくられるが、このあたりでも試行錯誤のごたまぜ路線は続く。 伝統的なハイライフに戻った"Onidodo(焼きバナナ売り)"は超キャッチーなメロディをもつ名曲。 "Se E Tun De"ではフェラはJBになりきってる。 "My Baby don love me"も「スタックスっぽいが、何かぜんぜん違う」的な曲だが、なぜか、一抹の悲しさが。だって、またしても歌ってる内容がほぼ『マイベイビー・ドン・ラブ・ミー!オーイェー!』だけだから。なにがオーイェーなのかわからん。
A.S.B.O.P.(Akunakuna Senior Brother Of Parabulator) http://www.youtube.com/watch?v=NagpKz16f98 M.A.S.S. (Movement Against Second Slavery) http://www.youtube.com/watch?v=o_Ms1QVg_f4 G.O.C.(Goverment of Crooks) http://www.youtube.com/watch?v=oQgXr7Fv5dI C.S.A.S.(Condom Stalawagy And Scatter) http://www.youtube.com/watch?v=4D_IgN_yd5Q Chop And Clean Mouth Like Nothing Happen http://www.youtube.com/watch?v=kZR5byINhSI