この間新しい年が来た、と思っていたら気がつけば2月。
あっという間に時間は過ぎていくんだろうな、と実感してます。色濃く生きていくためには何を選択すべきか?そんなことを考える日々です。
北九州でのイマジネーションオペラ「フィガロの結婚」終演いたしました。
モーツァルトの美しい音楽に身を委ね、これからも演じていきたいフィガロを経験させていただきました。
合唱活動も頑張ってます。
団長を務める鶏天POP☆STARは鶏天で乾杯!からスタート。
マトリカリアコールも新しい仲間を迎え、頑張っています。
先日のヴォーカルアンサンブルフェスティバルでは鶏天、マトリカリア共にフェスティバル賞を受賞しました。
そして、東京、福岡でそれぞれに声楽アンサンブル極-KIWAMI-がスタート。
バッハ、レーガー、武満徹などの作品でアンサンブル力を磨く合唱団です。
東京
福岡
珍しく1ヶ月本番がなかったのですが2月は歌います。
日曜の本番のリハーサルでした。
ピアニストの菅加奈子さんとの共演で、ベートーヴェン、ヴェルディの歌曲、アリアを中心にお届けします。
ふるさとコンサートシリーズ
2024年2月11日 (日)開演15:00
中津文化会館小ホール
ピアノ菅加奈子
バスバリトン新見準平
全席自由1,000円
研究生として在籍する東京芸大でもコープランドとクィルターの歌曲を歌います。
是非お越しください😊
皆様、2023年も大変お世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
北陸の皆様におかれましては、いち早く穏やかな日が戻ってきますよう、心よりお祈り申し上げます。
多くの方から優しく、ときに厳しく。受け入れてくださり、またアドバイスをいただきながら一歩ずつ進んでまいりました。
新型コロナウイルス感染症5類引き下げという判断があってから、コロナ禍以前のように世の音楽活動も積極的になった実感がありました。
久しぶりにお会いできる方、かねてからお会いしてみたかった方にお会いできたことも本当に嬉しいことでした。
多くの方との繋がりのおかげで私は生かされているのだ、と年々感じることばかりであります。
教員、声楽指導者として月あたり約30名もの方の声をお聞きし、指導的な立場で10もの合唱団や吹奏楽団と関わらせていただきました。その上学生をやりながらの演奏活動なので、困難はつきものでありました。
何足草鞋を履き、履き潰したことでしょうか😅
しっかり調べてみると
演奏の機会65回(歌った演奏機会55回、振った演奏機会20回)
共演ピアニストさん18名
共演指揮者さん10名
ちなみに
仕事のために宿に泊まった日数 122泊123日
移動した飛行機 72フライト
という、人生でもっとも演奏する機会に恵まれ、昨年はバタバタした1年だったことがわかります。
多ければ良いということは絶対にあり得ませんが、うまく行ったり、全然行かなかったり…今年は少しでもクオリティを上げていきたいと思っております。
大晦日〜お正月の年越しは4年ぶりの福岡ジルベスターコンサートに出演致しました。音楽のある場所で年越しを迎え、新しい年を祝うというのはこの上ない喜びでした。
大井駿マエストロの溌剌とした音楽、タクトの運びはこれから巨匠への道を直向きに走る大きさを感じ、たくさんの刺激をいただきました。個人的にもこれから追いかけ続けたいと思いました。
カウントダウンも大成功!
ソリストの皆さん、オーケストラの皆さん、スタッフの皆さん。素晴らしい空間、素晴らしい瞬間を共に過ごしてくださりありがとうございました。お疲れが出ませんように…!
それにしても…若手から中堅になってきている感あり。無理したら次の日少ししんどくなってきてるぞっ😤
今年も大分⇄福岡⇄東京という生活に変わりはありませんが、時々休みをとりつつ、人間的な生活を心がけたいと思います。(占い的には今年はは良い年になるらしい!)
【2024年ざっくり】
・年明けから東京、福岡それぞれで新しい合唱団始まります!
・3月30日に大分芸短大で教え子とコンサートやります!
・4月28日に芸大の同級生と入学20周年コンサートやります!
・5月19日に中津でデビュー15周年コンサートやります!
・5月25日に福岡でデビュー15周年リサイタルやります!
・6月29日にマトリカリアコールの定演あります!
・9月21日はシングインメサイアトウキョウ!
・9月29日のふるさと音楽祭2024は「魔笛」!
・10月に神奈川で面白いオペラに出演します!
・11月9日はシングインメサイアをなんと大分で開催します!
バタバタしそうな予感しかしませんが😅
来年もみなさま、リアルでもSNS上でもどうぞ宜しくお願い致します。
今年は例年よりアウトリーチ公演に赴きました。
大分二期会は前回の津久見に次いで、佐伯市の佐伯東小学校へ。
ピアノの髙橋依杏さん、ソプラノの原田千春さん、西谷英恵さんと。
冷えてきて、震えながらの演奏でしたが子どもたちの反応もよくとても嬉しかった!本番の後にいただいたお魚も美味しかったです😊
アウトリーチの醍醐味ですね…
翌日は東京の築地本願寺にて六本木男声合唱団ZIG-ZAGの公演に出演してきました。2005年あたりから時々歌わせていただいておりましたので18年もお世話になっていることになります。
しかも初のソロ、そして相手役が高校、大学の同級生河野くんということもあり、それはそれは嬉しい機会でありました。三枝先生もお元気そうで嬉しかった!
2年前は出場しましたが、昨年今年と日本の合唱の最前線で何が起きているのか知りたいと思い全日本合唱コンクールを聴きに行ってます。
今年は新潟でした。
コンクール以外の時間は九州の合唱団の大先輩MODOKIの皆様に大変お世話になりました。素晴らしい演奏で銀賞を受賞されました😊
たくさんの学びをいただいた2日間でした!
お酒も魚も美味かった😊
そして12月に入り、今年は3度歌わせていただく予定の「第九」
初めての福岡県宗像での第九でした。
マスクを外しての従来のスタイルの演奏、オーケストラも合唱も熱演で感動的な第九でありました。
アルトの橋本エリ子先生、指揮の毛利先生、ソプラノ林満理子先生、テノール行天祥晃先生。
翌週には長野県松本市のキッセイ文化ホールにて信濃楽友会「マタイ受難曲」公演でした。
なんとこの日は【世界合唱の日】
そんな日に世界遺産のような作品「マタイ受難曲」を演奏できたこととても嬉しく思っております。
コロナ禍に入る前にご依頼をいただき、公演延期を繰り返し4年…合唱団の皆様にとっても万感の思いでの本番だったと思います。
ソリストに日本の声楽界を代表するスペシャリストの先輩方、そして1オケに名コンサートマスター三浦さん、2オケにも上敷領さん、名手が各所に配置されたオルケストラクラシカさん。マエストロは個人的にファンな中田延亮さん。しかも演目は「マタイ」。こんな幸せなことがあるでしょうか?
私自身、まだ改善しなくてはならない点ばかりですが…8年ぶりに歌わせていただいて、前と変わらず音楽のベクトル、流れの中でたくさんのヒントと勇気をいただけましたし、やはりマタイは私にとってとてつもなく大きくて特別な作品であることに変わりはありませんでした。これからもずっとそうでしょう。
【バッハとわたし】
芸大に入学したらバッハカンタータクラブに入ってね!という最初に師事した宮本修先生の教えを守り、何もわからないままバッハカンタータクラブに入部。マニアック過ぎてしばらく口をぽかーんとさせていたように思う。初めての本番は日光での演奏会でカンタータ180番。そしてレチタティーヴォだった。
指揮は今をときめく4つ上の先輩、鈴木優人さんだった。文法的なことがよく分かってなくて、まずリハーサルでそこから教えていただいた。頭を使って歌わなくてはならないこと(笑)を実感…当時のカンタータクラブには今日本のバッハ歌いの先端を行く方ばかり。すごい場所で学ばせていただいた。
初めての定期演奏会が小林道夫先生指揮の最後の定期演奏会、演目は「マタイ受難曲」…この曲の凄さを知らないままにとにかく必死に歌った。でもこの時の経験でほぼ同じ2コアは暗譜している…Wahrlich, dieser ist Gottes Sohn gewesenで全身が震えるような感動、終曲の光景は今も目に焼きついている。
このバッハ経験の感動が今日も続いていることはこの飽き性な自分的にも驚きで…ふざけてばかりに見えるであろう新見の音楽の根源にはバッハのコラールがあります。翌年静岡で小林先生+バッハカンタータOBOGでマタイを演奏した時に今日も使っている楽譜にサインをいただいた。Ten.望月さんのサインも。
17年を経て。背中を眺めていた望月さんとソロでご一緒できるなんて当時の自分に教えてあげたいです…
…それ以来、マタイは10回、ソロと合唱と経験しました。
ソリストの先輩方の名演に心打たれるリハーサル、本番。そしてコンサートマスターの名手三浦さんのErbarmeはやはり国宝だと思いました。
コロナ禍前に依頼をいただき、先延ばしになってもこの舞台に向けて心を燃やし続けることができました。
小澤塾、セイジオザワもそうでした。
人生の転換期をこの街松本で体験させていただけたこと、不思議なご縁だな…と思ってます。
何があっても前を向いて頑張ろうと思います。
そして年末に向けて合唱指導、ソリストを務める第九の練習も佳境です。
12/31福岡ジルベスターコンサートの第九
次回は年末のオーケストラ合わせ〜本番となります。
大きな編成のオーケストラと共演することが前提の合唱団なのでただ歌うでは上手くいかないことばかりです。でも今日は良くなった!音色が良くなると何倍も説得力が出てきますね…さて、次はオーケストラとのリハーサルです。
みなさん、また年末に🥹
私は第九のソロ、愛の妙薬からアディーナとドゥルカマーラのデュエット、イーゴリ公のコンチャック汗を歌います。
2024年の訪れを共にキャナルシティ劇場で迎えませんか?!!
12/23佐伯市での第九。
バスパートのパート指導で携わっておりますが、この日は全体指導もさせていただきました。普段の菊村先生がとても優しく指導されるので僕は過激な練習をしました😂
僕は当日バリトンソロを歌わせていただきます。
20年ぶりに鳴り響く「第九」の一声目を担わせていただきます!ガクブルです!
みなさま、インフル、コロナ、風邪、食あたり、飲み過ぎに気をつけましょう😩
この1ヶ月あまり、とにかく歌うか振るか演じるか…目まぐるしく動いておりました。穴を開けずに完走できたことが信じられないほどです。
9月30日は千葉県・白井市にてシングインメサイアトウキョウ2023でした。
素晴らしい若手〜中堅ソリストの皆さん、経験豊かなオーケストラ奏者の皆様、そして意欲的なリードクワイア、客席の百戦錬磨のメサイアを愛する皆様のおかげさまでとても素晴らしい時間、空間であったことをここに記します。
年々、リードクワイアのレベルも向上しており、客席の皆様とエネルギーがぶつかり、助け合い、最後はヘンデルの音楽に昇華される…私は最も良い席で聞かせてもらえてるんだと思います(笑)
翌日は始発で羽田から福岡に飛びこうげふるさと合唱団を辻秀幸さんに指導していただくいうハードスケジュールでありました。
そして10月15日は地元中津文化会館での「ふるさと音楽祭2023」を開催しました。
日本の合唱界を盛り上げ、引っ張ってくださる辻秀幸さん、世界的なテノール歌手中島康晴さん、日本で第一線で活躍するテノール小野弘晴さん、バリトン又吉秀樹さん、共に地元での活動も頑張っているソプラノ井上美奈子さん、一緒に音楽を作ってくださる古賀美代子さん、後藤秀樹さん。素晴らしいメンバーに恵まれて、大変に充実し盛り上がった音楽祭。5年ぶりの音楽祭、大成功でありました。
こうげふるさと合唱団のみなさんの本番力、成功させようという想い、エネルギーが700名近くのお客様にも伝わったのではないかと思います。こうなると来年は向けてハードルが高くなってしまいます…
2日後には同じく中津文化会館でふるさとコンサートでした。ソプラノに嘉月沙英さん、ピアノに髙橋依杏さんを迎えました。新見は少し疲れ気味でしたが、日本歌曲、ドイツ歌曲を楽しんでいただきました。
そして大分県芸振文化キャラバンに大分二期会のメンバーとして参加して来ました。
津久見市の小学校で「魔笛」のハイライトを。
セリフ、歌唱共に日本語でパパゲーノは大人気でした…盛り上がりに盛り上がって恐ろしいほどでした😅
10月最後の週末には大分中央合唱団の定期演奏会。
今年は本番が多く、練習にコンスタントに出れないところもあったのですが、団員の皆さんの努力、結束力、そして副指揮者の三宮さん、ピアニストの徳久さんの素晴らしいサポートで充実した演奏会になりました。
4ステージすべてがメインプロのような演奏会で、特に3部の「嫁ぐ娘に」はチャレンジでした。
来年はフォーレ、ブルックナー、團伊玖磨、大中恩などメモリアルイヤーな作曲家の名作を取り上げます。
ピアニストの徳久さんと。
翌日は大分チェンバーオーケストラさんとの15周年を記念した定期演奏会でした。
ベートーヴェンのエグモント序曲、ピアノ協奏曲4番、ブラームスの交響曲3番というドイツ音楽王道プログラムでした。
昨年のブルックナー「ロマンティック」/ベートーヴェン「皇帝」でご一緒させていただきました大分チェンバーオーケストラの皆さまと今年もステージを共にさせていただきました。
限られたリハーサルのなかでどこまでできるか挑戦でしたが、本番になって見えたことたくさんありました。何かをやろうと思えば思うほどに、自分の力のなさを突きつけられるような想いでした。天才作曲家が命懸けで遺してくださった大きな音楽はなんと素晴らしく恐ろしいものか、と感じる日々でした。
今回のベートーヴェンのソリストは素晴らしきピアニスト、そして高校一年の時の担任でもあった宮添奈央子先生。
先生との共演は本当に緊張と学びと大きな喜びがありました。天国的な瞬間がたくさん。こんなに美しい音楽があるのだ…と、先生の音楽からたくさんのものをいただきました。大きな感謝を…!!
関わられた皆様、ありがとうございました!😊
11月5日
そしてこれらの本番と並行しながら少しずつ準備していたオペラの舞台。
できたこともできなかったこともたくさんでしたが、初役ドゥルカマーラを演じさせていただく機会を下さった大分二期会、ご一緒させていただいた皆さん、お客さまに心から感謝‼️
息をつく暇もなく先週末日曜はダブルヘッダー。
前勤務校の東九州短期大学での「はじめてのクラシックとどうよう」。ピアニストの前野涼子さんとクラシック、童謡を17曲 1〜5歳の子どもたち、おとうさんおかあさんに届けました。反応がストレートでこちらもたくさんのものをいただきました😊
喋ってるとわちゃわちゃしますが音楽になるとみんな静かに耳を傾ける…すごいなあと思うんです。
そして夜にはグリーンヒルコールの7年ぶりの演奏会。
福岡のなみきホールで「グリーンヒルコールAutumn concert」でした。
こうなるとどうしても薄まりやすいのですが、両方に全力を注げるよう心技体を調整しました。
どちらのステージもめちゃくちゃ緊張しました…が、多くの方の想いを胸にいいエネルギーで舞台に立って、思い切りよくパフォーマンス出来て良かったです。それにしてもグリーンヒルコールの皆さん、本当によく頑張りました…ピアニストの朝子さんも素晴らしかった!
3人分の音楽家の仕事を続けたような今年の芸術の秋でした。ここに来て急に寒くなりましたね。
風邪気味でしたが、いよいよ悪化する前に食い止めることができました。ふーっ!
年末年明けまで音楽の旅は続きます…。
11月21日 大分県芸振文化キャラバン 大分二期会公演(大分県佐伯市)
11月22日 六本木男声合唱団築地本願寺公演(東京都中央区)
12月3日 宗像第九 ソロ(福岡県宗像市)
12月10日 信濃楽友会「マタイ受難曲」バスソロ(長野県松本市)
12月23日 佐伯第九 ソロ(大分県佐伯市)
12月26日 ふるさとコンサートシリーズVol.11(大分県中津市)
12月31日 福岡ジルベスターコンサート 第九ソロほか(福岡県福岡市)
1月5日 フィガロの結婚ハイライト フィガロ役(福岡県北九州市)
コンクールシーズンが終わりました。
ジョリーカンパニーウインドアンサンブルは九州吹奏楽コンクールで銀賞。
県大会より前進した演奏が出来て良かった…!
しかし九州の吹奏楽のレベルは高いなあ。。
今の所、もうこれ以上はできない!という演奏だったかな…自由曲の「いつも夕焼けがある」は私たちにとってとても大切な一曲になりました。
佐伯の第九練習も指揮者の茂木大輔さんをお迎えしての練習を経て、充実。
福岡ジルベスターコンサートの合唱練習も大変な賑わい。ピアニストの松元さんと!
愛の妙薬もあと1ヶ月とすこし!
10月は指揮をする本番も立て続けに。
これは注目していただきたい公演!!
5年振りの音楽祭はスペシャルな内容ですよ😊
中央合唱団は三善晃、佐藤眞、モーツァルトと名田綾子編曲の日本の歌。
そして中央合唱団の翌日はブルックナーのロマンティックに次いでブラームスの3番、ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番を素晴らしい宮添奈央子先生と…!
今週末はシングインメサイアトウキョウ。
最終リハーサルにはテノールの濱松孝行さんにお越しいただきました。
明後日、千葉の白井にて!聴けて歌えるメサイア。
いかがですか?
今日は耳鼻科にメンテナンスに行き、その足で中田喜直展へ。
たくさんの大切なことを教えてくださる展示ばかりでした。こちらは10/1まで。皆様も是非に。
1月にはフィガロ演りますっっ!!