ヌッチ、来日
…81歳、恐らく最後の来日である現代バリトン歌手の最高峰、レオ・ヌッチを聴きました。僕の人生でヌッチを聴ける最後の日が来た…
昔から映像音源でたくさん触れて、真似して、学んで。
2012年の東京、2013-2014年のウィーンで何度も聞く機会に恵まれましたが、コロナ禍を経てあれから10年経ったヌッチはどうなっているのか想像がつかず…
でもサプライズのフィガロに始まり、本プログラムからの「アンコールの部」を拝聴し、奇跡のような時間を過ごさせていただきました。
なんでこの人オペラから引退してるんだろう?
冗談ぽく「年金生活者のコンサートでした」と仰ってましたが、アフタートークのインタビューの中で
「大切なことはやりたいことを愛せるか、やりたいことを信じれるか」「努力しましょう、夢を見ましょう」という言葉には本当に深く心を打たれました。
この感動を胸にこれからも頑張ろう。
今日は人生の中でも特別な1日になりました。