3月に入り、春の青春18きっぷ使用期間に入りましたので、毎年恒例になった下呂温泉一泊旅行に行きました。



雪の伊吹山
東海道本線の名所の一つですが、伊吹山は富士山よりも自己主張していますね。



12時22分岐阜駅に到着、高山本線の普通が13時15分発車なので、列車待ちの間に駅前にある昨年紹介した「カフェ・ド・ぐうて」さんで昼食。
今回は「スープカレーハンバーグ」を注文しました。



スープカレーですが、あっさりした味であまり辛くありませんでした。
昨年4月から消費税率が引き上げられましたが、お値段は500円のままでした。
ぐうてさん、頑張るな~音譜




食後のコーヒーセットも据え置きの200円

もう少しゆっくりしたかったのですが、予想以上に時間の経つのが早く、さっさとコーヒーを飲んで岐阜駅に。
ホームに着いたのは発車3分前でした。



往年の国鉄型の車内の様子。
乗車率は90%程でした。



下呂駅に着いたキハ40系
この車両には長年お世話になりましたが、どうやらこの乗車が最後の様です。



年始は珍しく雪が積もった下呂温泉ですが、もう雪はありませんでした。



常宿になった「さくらや」さんにチェックイン
外はかなり寒かったのですが、日差しのおかげで窓側は暑いぐらいでした。



温泉を楽しんだ後、お楽しみの夕食
3月なので、大広間にはお雛飾りが飾っていました。



夕食は昨年同様ぼたん鍋



昨年のブログでは見せられなかった大皿の具材。
猪肉は少ないですが、野菜が三人前はありました。



ぼたん鍋を炊くコツは、まず野菜を下に敷いてから肉を入れます。
そうすれば肉が焦げ付きません。
お肉はすぐに無くなりましたが、野菜が多すぎるので、少し残しました。



朝食はいつも通りでした。
ただ、宿泊料金が4850円から5900円とupしていました。
まぁ今までが安すぎたので、この値段なら普通にリーズナブルな料金でしょうか。
+150円入湯税がかかります。
料金を上げたせいなのか、昨年まではセルフサービスだった布団敷きをしてくれました。



下呂駅10時05分発の普通は、今後高山本線の主力車両になるキハ25系1000番台でした。



しかし、車内はオールロングシートでした。
JR東海は他社と競合する区間以外は、露骨に低サービス車両を押し付けますが、ここもそうなってしまうのでしょうか。
岐阜から乗ったキハ40の車内では、お弁当を食べる方が結構いましたが、ロングシートでは食べづらいですね。
JR東海は、車内で食事をするならば、今後は特急「ワイドビューひだ」に乗って下さいビックリマークと言いたげです。
これから武豊線で使っていた、転換式クロスシートのキハ75系も高山本線に配備されると思いますが、JR東海のことだから、ロングシートに改造しかねないですね。



沿線屈指の景勝地「飛水峡」



キハ25系やキハ75系は3ドアなので、外を撮影するのには向いています。
ただし、景勝地も徐行運転はしませんので撮影はしづらいですよ。
前日のキハ40系で向い合せになった方と色々話をしたのですが、特急「ワイドビューひだ」は飛水峡を通過する時には、車掌さんの説明と共に徐行して「撮影タイム」を取るそうです。

車掌さんの説明は要らないけど、徐行してもいいと思うのに。



岐阜駅で降りて、早速昨年紹介した「サカエパン」さんへ行き、昨年と全く同じパンを購入。
ネジリちゃん(5本で240円) あんぱんちゃん120円 シチューくん140円
何れも昨年よりも10円up
あんぱんちゃんと シチューくんは伊吹山を観ながら食べました(笑)



米原駅で近江鉄道の「パトカー電車」が停車していました。



青春18きっぷは元町の金券ショップ「だるまや」さんで購入
11500円で買い、二日分使って7100円で引き取ってもらいました。
一昨年の費用は4211円でしたので、今回4400円で若干高く付きました。

下呂温泉には来年以降も青春18きっぷを使って行くつもりですが、高山本線の普通が全車ロングシートにならない事を祈ります。





今回紹介する作品は
1958年(昭和33年)新東宝
「白線秘密地帯」
石井輝男監督



あらすじ
歓楽街のトルコ風呂で従業員のみどり(吉田昌代)が絞殺される。
そして容疑者の松崎(九重京司)も何者かに銃殺された遺体が発見された。
売春防止法発効後、地下に潜った業者たちの実態を、セミ・ドキュメンタリー・タッチで描いた「地帯」シリーズの第一弾です。



主人公の警視庁・田代刑事(宇津井健)
宇津井さんらしい正義感なキャラで、石井輝男監督の初期作品では、ほぼ主役で登場しますが、別に石井監督の好みで宇津井さんを使っていたのではありません。



トルコ嬢のお時(筑紫あけみ)
筑紫さんは「女体桟橋」に続いて石井作品に登場。
これまでで最も大胆な格好です。
しかし、彼女にとって、こういう役は大変不満だった様です。
筑紫さんは間もなくして新東宝を去っていきました。



トルコ嬢のトミ(三原葉子)
三原さんは筑紫さんとは正反対に、こういうエログロ路線で「水を得た魚」の様に大活躍します。
地帯シリーズも全5作皆勤しました。



トルコ嬢のみどり(吉田昌代)
冒頭で客の九重さんに絞殺されてしまいます。
石井輝男監督作品といえば三原葉子さんですが、実は彼女こそ新東宝での石井輝男作品に最も多く出演しています。



犯罪組織幹部の久保木(天知茂)と和美(瀬戸麗子)
この頃から覚醒した天知さんは、早速瀬戸さんを強姦してしまいます。
新東宝での天知さんは、そういう役が多いのです。



瀬戸さんは石井輝男監督の「スーパージャイアンツ」で清純な女子高生役でデビューしたのに、早速、天知さんに強姦された上に下着姿に。
その後も石井監督の「黒線地帯」「黄線地帯」では娼婦役で出演。
他の監督作品では清純派なのにね。



志津恵(葉山由紀子)と買春組織スカウトの政子(荒川さつき)
石井監督は葉山さんが好みだったのか、結構重要な役で葉山さんを起用していました。
しかし、葉山さんも早々に新東宝を去ってしまいます。



犯罪組織のボス・須藤(近衛敏明)
石井監督はベテラン俳優を重用するのが好みで、近衛さんもよく出演しました。
今回はそうでは無かったのですが、近衛さんは石井監督によって「ある才能」を発揮します。
それは後ほどのブログで紹介します。

そして、この作品最大の見所は!


殺し屋の一味(大友純)と(菅原文太)

文太さんは以前に東宝でチョイ役がある様ですが、これが本格的なデビュー作です。
役名もありませんが、かなり重要な役でした。



九重さんを拳銃で射殺しようとする文太さん。
台詞回しはイマイチでしたが、仕草は様になっていました。

注目して欲しいのは文太さんの額にある大きなほくろ。
しかし1960年頃には、ほくろは消えています。
ほくろを取った理由ですが、最近になって大蔵貢社長の奥さんに「運気が下がるから」と言われたからだそうです。(星輝美さんの証言)


あとがき
「白線秘密地帯」は約15分程フィルムが消失してしまい、少しまとまりのない作品になってしまったのが残念です。

トルコ風呂や秘密買春組織等「いかがわしさ満載」ですが、石井監督特有なスタイリッシュさと、テンポの良さで、「地帯」シリーズは新東宝の代表的な作品になりました。





今回紹介する作品は
1957年(昭和32年)日活
「月下の若武者」
冬島泰三監督



あらすじ
平安の藤原氏時代、若狭の国小浜庄の小太郎(長門裕之)千寿丸(津川雅彦)の兄弟が、京へ上った留守中、かねて小浜庄を狙っていた高浜の豪族海老名法心(安部徹)が夜討ちをかけ、父や一族はことごとく討たれてしまった。

日活初のワイドスクリーン・シネマスコープ作品ですが、当時日活で一番話題性のあった長門・津川兄弟を起用して盛り上げようとしました。
そして個人的にも関心のある作品なんです。



長門裕之と津川雅彦の兄弟が並んでいますが、二人の表情が当時の二人の関係を暗示しています。
兄弟二人で父母の仇を討つ話なんですが、リアルでは兄弟同士のライバル対決の様相です。



兄・小太郎(長門裕之)
この作品の主人公で、台本も長門さん中心に書かれていますが、当時の人気者・津川さんに存在感で負けていますね。



弟・千寿丸(津川雅彦)
津川さんは前年の「狂った果実」で人気が沸騰して、最もホットな頃。
演技力は長門さんの方が数段上手いですが、華は津川さんですね。
観客も津川さん目当ての方が多かったのでしょうね。



父親の若狭の国小浜庄領主役に四代目澤村國太郎
長門兄弟の実の父親です。



ヒロインの千加(浅丘ルリ子)
長門さんの婚約者役ですが、関白の藤原頼通や野盗・人買い等からも狙われます。
「月下の若武者」は日活のカラー第二作ですが、ルリ子さんのデビュー作「緑はるかに」が日活初のカラー作品ですので、今回のシネスコの目玉だったのでしょう。
確かにカラーシネスコ作品に相応しいお方です。



猟師の娘・アケミ(香月美奈子) 津川さんの相手役の一人
香月さんは上演時間1時間以内の短編映画シスターピクチャー。略称SP映画でよく主演しましたので
香月さんを「SP映画の女王」と勝手に名付けていました(笑)
香月さんは野生的な出で立ちで津川さんを助けますが、最後は非業の死を遂げます。



地方豪族の娘・桔梗(稲垣美穂子)
津川さんが助けた事から婚約者になりました。
稲垣さんは前年にデビューしましたが、まだ新人表記がありました。



今作品の悪役・海老名老法心(安部徹)
安倍さんは悪役の大御所ですが、本格的な悪役になったのは、この頃からです。
そして、安倍さんの横に居る二人の娘は!



若狭から連れてこられた遊女。清水マリ子と鎌倉はるみ
後に「清水まゆみ」と「星輝美」になる二人です。

日活初のシネマスコープ作品と言うこともあって、日活は津川雅彦さんの相手役を募集しまして、この二人が合格したわけです。

しかし、何故か津川さんの相手役にはならずに、ワンシーンだけの出演でした。
台詞は「不束者にございます」 たったこれだけです汗

本来ならば、香月さんや稲垣さんの役をやっていたはずですが、何故こんな事になってしまったのですかね。

輝美さんについては「リングの王者 栄光の世界」ハプニング出演のあと新東宝と契約する予定だったのに、輝美さんの友人が無断で津川さんの相手役に募集して合格してしまいました。

輝美さんが佐川プロデューサーに相談すると、「日活で1年武者修行していらっしゃい」とOKが出ました。

当時の映画業界で他社に武者修行が出来るなんて、極めて異例だと思います。
もし、その期間に輝美さんが売れたら、日活はすんなりと新東宝に帰したのでしょうか?

しかし、日活時代はチョイ役ばかりで、約束通りの?武者修行で1年後に新東宝に帰ります。

津川さんの相手役に共に合格した清水まゆみさんとは親友になり、輝美さんが映画界とは縁が無くなった後も付き合う数少ない映画関係者でした。

チョイ役になってしまったのが、非常に残念ですが
ともあれ、これが輝美さんの公式なデビュー作であります。





今回紹介する作品は
1969年(昭和44年)ピロ企画製作 日活配給
「涙でいいの」
丹野雄二監督



あらすじ
女子大生の杉谷千春(松原智恵子)は実家に帰って家業の牧場の手伝いをしていた。
馬車を引いて牧場に帰る時に、姉の恋人だった曽根伴雄(御木本伸介)と出会う。

松原さん主演映画ですが、意外なことに3月公開の初主演「恋のつむじ風」に続いて、これがまだ2作目の主演なんですよね。

もちろんテレビドラマでは主演をバンバンやっていましたけど、映画ではようやくでした。
何で主役になるのがこんなに遅かったのですかね。

それから製作の「ピロ企画」ですが、乳酸飲料の「ピロビタン」の子会社で、これが初作品。
エキストラとしてピロビタンの社員が駆り出されたそうです。

「ピロ企画」製作で有名なのは「ハレンチ学園」第一作ですが、劇中で「ピロビタン」の宣伝をしつこい程やっていましたが、ここでは申し訳程度に「ピロビタン」を見せただけでした(笑)



主人公・杉谷千春(松原智恵子)
いきなり馬車を引くシーンで登場した松原さん。
テンガロンハットも決まって我ながらベストショットだと思うのですが、いかがでしょうか。



馬車を引いて東北本線の黒田原駅にやってきた松原さん。
日活無国籍映画の様なシーンですが、ちょっと陳腐でした。
でも、ちゃんと松原さんが運転していますね。



姉の杉谷千秋(稲垣美穂子)
稲垣さんは1961年に日活を辞めて、俳優座養成所に入りました。
普通は劇団養成所から映画界入りしますが、逆パターンは珍しいのではないでしょうか。

久しぶりに里帰りした稲垣さんですが、その訳は丹野雄二監督が旦那さんだからです。



写真家の曽根伴雄(御木本伸介) これは意外な人選ビックリマーク
御木本さんは新東宝で準主役級でしたが、新東宝倒産後はフリーとして主にテレビドラマで活躍しました。
今まで日活には縁が無かったと思いますし、美人姉妹に惚れられる役なんて初めてだと思います。



姉へのライバル心から、積極的に御木本さんにアタックする松原さん。
こんな積極的な松原さんを観たのは初めてかな



松原さんと東京で同居している前田愛子(黛 ジュン)
実は歌謡映画でもあるのです。
重要なキャラではありませんでしたが、劇中で映画タイトルの「涙でいいの」と「雲にのりたい」を歌いました。


他に浜田光夫・山本陽子。友情出演で内田良平・和田浩二等も出演していますが、今回はチョイ役の方を紹介します。


映子(西恵子) 松原さんの友人役で出演
西さんは前年「BG・ある19才の日記 あげてよかった!」でいきなり主演デビューしましたが、その後は小さな役ばかりで早々に日活を退社。
今回も牧場で松原さんの友人達と一緒に歌を歌っているだけでした。

退社後は「ウルトラマンA」等に出ていましたね。



フーテンのお雅(明星雅子)
明星さんは大映出身、「勝負犬」で鴨井大介と同じアパートの住人役(ちょっと色っぽい女子大生)が印象的でした。
劇中では、喫茶店で客と諍いを起こしたあと、ダンスシーンでダンサーチームのリーダーとして踊りました。
明星さんにこんな特技があったのか。



松原さんの友人役(つかせのり子)赤い帽子の人
西さんと同じ役でしたが、台詞は少しありました。

この方は「つかせのりこ」でスパンクの声等を担当した有名な声優さんです。
凄いお宝映像だと思いますが、つかせさんは若くして亡くなったのが惜しまれます。



鉄道シーンは小田急3100形NSE車



御木本さんを廻って姉妹の葛藤がありましたが、結局仲直りして稲垣さんが御木本さんの元へ。
丹野監督はやっぱり奥さんを優遇していました(笑)

厳しい批評のブログもありましたが、そんなに酷い作品ではないと思いますがね。

松原さんはこの後も日活で主演を続けましたが、浅丘ルリ子さんが日活を去ったり、吉永小百合さんが他社へ「外貨稼ぎ」に出た後なので、何だか敗戦処理投手の様で可哀想ビックリマーク


ピロ企画は落日の日活にとって救いの神の様な存在でしたが、ピロビタン詐欺訴訟が敗訴になり会社は倒産しました。
日活は最後まで運に見放されましたね。


※最後に黛 ジュンさんの「涙でいいの」動画はYouTubeにあったのですが、貼り付け出来ない仕様になっていました(泣)








今回紹介する作品は
1962年(昭和37年)東映
「カレーライス」
渡辺裕介監督



あらすじ
赤字会社百合書房編集員の桜田六助(江原真二郎)と鶴見千鶴子(大空真弓)は会社を建て直す為に、インチキ紛いの事までして奮戦したが、遂に会社は倒産!
失業した千鶴子は、カレーライス屋が割の良い商売と確信して、再スタートしようとするが…

阿川弘之著「カレーライス」を東映の舟橋和郎さんと渡辺監督の協同で脚色、東映と新東宝の匂いがブレンドした、少しブラックコメディな現代劇です。

新東宝倒産後、所属監督の道は大変厳しく、殆どのベテラン監督は引退し、中堅以下の監督もテレビドラマかピンク映画の道しかなく、大手会社に入れたのは石井輝男監督らごく僅かでした。

渡辺裕介さんは監督デビューが遅く、作品も3本しか撮っていませんので明らかに不利な立場です。
しかし、助監督時代から脚本に携わっていて、そういった才能も評価されて東映に入社出来たのでしょう。



主人公・桜田六助(江原真二郎)
途中までは大空真弓さんに振り回されっぱなしでたが、カレー屋で邁進しよう決意します。
江原さんは当時の東映現代劇の中心人物でしたね。



ヒロイン・鶴見千鶴子(大空真弓)
大空さんの起用がこの作品最大のキモビックリマーク

普通なら佐久間良子さん辺りを起用したと思いますが、新東宝倒産後、東京映画に移籍した大空さんをわざわざ呼んだのは、新東宝後期のブラックな作風を理解している彼女に演じて欲しかったのだと思います。

大空さんは新東宝で渡辺監督作品のヒロインでした。



百合書房社長(上田吉三郎)
会社倒産後は雀荘で麻雀三昧なお気楽者です。



作家・大森貞一郎(西村晃)
原稿料が貰えず怒り狂っていましたが、写真の様なコミカルなシーンもありました。



江原さんの下宿先の同居人よし子(若水ヤエ子)
この作品の批評ブログで「おそらく場内全員が凍りついたであろう(笑)若水ヤエ子の発言」
と書かれていました。
発言内容は書かれていませんが、「女が男に勝っているのは子供を生むことだけ」と思われます。
やっぱり凍りつきますかビックリマーク



江原さんの故郷(広島)の幼馴染み・ゆみ子(筑波久子)
筑波さんは日活から東映に移籍、日活時代はセクシー派でしたが、この作品では「広島のモモンガゆみ子」としてコミカルな役に挑戦。
こんな筑波さん初めて観ました(笑)



新東宝的な奇妙な踊り
タイトルのカレーライスらしくインド風ですね。



大金持ちの御曹司・辛子小路塩麿(世志凡太)が大空さんにカレー屋の開店費用200万円を貸した後で、大空さんに言い寄るが拒絶され、腹いせに開店したばかりのカレー屋を滅茶苦茶にします。
よくあるストーリーですが、私には「ある映画会社」の批判の様な気がします。



二人が打ちひしがれている所に左卜全さんがお客として登場します。
何ともほっこりするシーンでした。
こういう役は卜全さんしかいないですね。